日本語版アレクサはまだまだベータ版?エコーはいまだに招待制
2017年11月16日に、待望となる「Amazon Echo (アマゾン・エコー)」が日本で発売されました。
私も発売後すぐにエコードットをゲットしたのですが(参考: 「Amazon Echo Dot (アマゾンエコードット)」開封&使用レビュー!)、正直言うと、現状の「Alexa (アレクサ)」の音声認識機能は、ほとんど使い物にならず、まだまだ改善点が多いと思います。
日本における現状は、ライバルのグーグルホームの方が一歩進んでいる印象で、実際にエコーとグーグルホームの2台持ちの人たちには、「グーグルホームの方が優れている」という意見が多いようです。
もちろん、あのアマゾンのことなのでこのまま黙って引き下がることはないと思います。
現状では遅れをとっているものの、今後急ピッチで日本語版アレクサの改良を進め、グーグルホームを追随することに期待されます。
日本語版アレクサはまだまだベータ版?
実は、日本語版のアレクサはまだまだベータ版で、全然本気を出していないということも考えられます。
2017年11月から、日本のアマゾンでもエコーの販売が始まったものの、2018年1月現在においても、まだ招待制の販売形態が続けられていて、誰でもすぐに買える状態ではないのです。
アマゾンがエコーの招待制販売を続けている理由は、在庫不足のためとも考えられますが、エコーは世界共通でほぼ同じ仕様のため在庫が確保できないことは考えにくいです。
そうなると、やはり日本語版アレクサがまだ未完成のベータ版のため、しばらくは招待制で販売してデータを集め、ある程度改善されてアップデートした後に、正式に一般販売を始めるつもりなのでしょうか。
また、本当はまだ日本で発売する予定ではなかったものの、ライバルのグーグルホームが先に日本で発売してしまったため、焦って発売時期を前倒ししたというケースも考えられます。
いずれにしても、日本語版アレクサはまだまだ未完成なので、今後のアップデートに期待したいところです。
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最後に
今回は、「日本語版アレクサはまだまだベータ版?エコーはいまだに招待制」についてご紹介しました。
日本のアマゾンエコーは、まだ一般販売されてないばかりか、広告による宣伝も一切行われていません。
そのため、現在の世間一般的なスマートスピーカーとしてのエコーの認知度はとても低いと思います。
もちろん、アマゾンはあらゆる手を使って強引に目標を達成する会社なので、おそらく2018年の後半頃には、アマゾンエコーのTVCMがバンバン流れ、それに関連したキャンペーンも大々的に行うことが予想されます。
また、すでにアメリカで人気を博している「Echo Show (エコーショー)」や「Echo Spot (エコースポット)」なども日本市場に投下してくることが予想されるので、2018年はまさにエコーイヤーとなること間違いないでしょう。
2017年から日本でも幕を開けたスマートスピーカー競争ですが、18年はさらにヒートアップしそうです。今後も目が離せませんね。