GoProがドローン事業からスピード撤退へ!会社も売却か
アクションカメラを手がける「GoPro (ゴープロ)」は、自社のドローン事業を終了することを発表したそうです(参考: GoPro、ドローン事業から撤退)。
GoProは2016年10月頃にドローン市場に参入し、「Karma (カルマ)」を発売しました。
しかしながら、欧米での飛行規制が年々厳しくなっていることや、カルマもライバルであるDJIなどに対抗することができず、参入から2年経たずして撤退を決めたようです。
また、GoPro全体の業績も、2014年の上場以降不振が続いているため、すでに従業員の2割をレイオフすることに加えて、会社の売却を決めたそうです(参考: GoProが会社売却を決めたとの報道に株価やや戻す)。
今後GoProはどうなっていくのでしょうか。
GoProのカメラは依然として人気が高い
業績不振が続いているGoProですが、本業であるアクションカメラは相変わらず人気です。
2017年9月に発売された「GoPro Hero 6」は、新たに4K60fpsに対応し、手ぶれ補機能正も大幅に強化されました。
今でもアクションカメラと言えばGoProを指すように、GoProは一定の地位を築いています。
しかしながら、最近は中国メーカーの格安アクションカメラも増えてきているのも事実で、4K対応でありながら1万円未満という格安で売られているものもあります。
GoProが生き残るためには、今後は中国メーカーとの価格競争に左右されずに、iPhoneのように高くても売れる製品を目指していかなければいけません。
今後GoProを買ってくれる会社が、この辺りのブランド化をうまくやってくれることに期待がかかります(いっそアップルが買うのもアリかも)。
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最後に
今回は、「GoProがドローン事業からスピード撤退へ!会社も売却か」についてご紹介しました。
GoProは、「アクションカメラ」という新しい市場を生み出したパイオニアという点で賞賛に値すると思います。
また、次はどこがGoProを買うのかということが注目されますが、あながちアップルが買う可能性もゼロではありません。
すでにアップルストアではGoProの販売を行なっていることに加えて、アップルしてもカメラ事業を持っておいて損はないためです。
また、もしもGoProがアップルの傘下に入れば、動画データの同期やリモート撮影なども、よりiPhone向けに特化されることになるので、ユーザーにもメリットがあります。
実際のところ、どこがGoProを買うのかは不明ですが、2018年はGoProにとって重要な年となることは間違いなさそうですね。