動画ストリーミング「HBO NOW」が人気!日本上陸はないの?
アメリカのケーブルテレビ局HBOが提供するビデオストリーミングサービス、「HBO NOW」のPlay Storeのダウンロード数が1,000万を達成したようです(参考: HBO NOW passes 10 million installs on the Play Store)。
HBO NOWは2015年にサービスを開始し、現在までに240万人以上の有料会員数を誇るようです。
HBOが制作するドラマは、「ゲーム・オブ・スローンズ」などの質の高いものが多く、世界中の多くのファンを魅了しています。そのため、今後ますます会員数を伸ばしていくことに期待がされています。
そんな大人気の「HBO NOW」なのですが、残念ながら現在のところ日本では利用できません。
今後日本でもHBO NOWが利用できる日はやってくるのでしょうか。
HBO NOWの日本上陸はないのか
HBO NOWは、現在のところアメリカでしか利用できず、アメリカ以外の国からは、HBO NOWへのアクセスが禁止されているようです。
このことから、現状ではHBO NOWの日本上陸の可能性はゼロと言えます。
その代わりに、HBOは他社のサービスとライセンス契約することでコンテンツを独占的に提供しています。
日本ではHuluが2016年12月にHBOと契約し、コンテンツの独占供給を決めています(参考: Hulu、米ケーブルテレビ「HBO」作品を独占配信)。
そのため、現状では日本からHBO作品をストリーミングで見るためには、Huluに加入するしか方法がありません(販売版はAmazonビデオでも行なっています)。
もちろん、Huluは改悪が多く、評判も悪いので、入りたくない方も多いと思います(参考: Huluがリニューアルで低評価の嵐!解約して乗り替えるの声も)。
そう考えると、HBOが方針を改めて、「HBO NOW」をネットフリックスやAmazonプライム・ビデオのようにグローバルに展開する方針に舵を切ってくれるのを待つしかなさそうです。
追記: 日本のAmazonプライム・ビデオで、ゲームオブスローンズなどのHBO作品の配信が決まりました(参考: Amazonプライム・ビデオにHOB作品登場!Huluは今後どうなる?)。
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最後に
今回は、「HBO NOWの日本上陸はないのか」についてご紹介しました。
ネットフリックスやアマゾンなどのグローバルにサービス展開をしている会社を見ていると、私たちはアメリカの会社は新しいことに対して寛容的だと思いがちですが、実はHBOなどの昔からある会社は、できるだけ今までのやり方を変えたくないという考えも持っているようです。
よく日本の会社は新しいことに否定的で アメリカは肯定的という話もされますが、実際のところは日本もアメリカも大差はないのでしょう。
違いがあるとすれば、アメリカの方は新しい会社がどんどん生まれて、市場をリードしているということかもしれません。
HBOもネットフリックスなどの若い企業に負けないように、世界に「HBO NOW」を提供するように考え直して欲しいですね。
追記: 日本のAmazonプライム・ビデオで、ゲームオブスローンズなどのHBO作品の配信が決まりました(参考: Amazonプライム・ビデオにHOB作品登場!Huluは今後どうなる?)。