「4K OLED(有機EL)テレビ」のおすすめを紹介!4メーカーの違いとは?
最近は、「OLED(有機EL)テレビ」というものが話題を呼んでいます。
そんなことから今回は、「4K OLED(有機EL)テレビのおすすめ」についてご紹介していきます。
2018年3月現在のところ、日本で有機ELテレビを販売するメーカーは、LG、ソニー、東芝、パナソニックの4社になります。
今回は、この4メーカーの違いと特徴についてフォーカスしていきます。
4K OLED(有機EL)テレビのおすすめと4メーカーの違い
1. 価格面で選ぶらなら「LG」
1社目の4K OLED(有機EL)テレビのメーカーは、「LG」です。
LGの有機EL(OLED)テレビの良い点は、なんと言っても価格の安さです。
LGからは、Wシリーズ、Eシリーズ、Bシリーズ、Cシリーズの4種類の有機ELテレビが発売されているのですが、特にCシリーズは、4K HDR対応のOLED(有機EL)でありながら、20万円を切る破格で販売されています。
このように、LGの有機ELテレビは、日本メーカーのものと比べると圧倒的に安いのです。
ただし、LGのテレビは、映像エンジンが日本メーカーのものに比べると劣るという欠点もあります。そのため、画質にこだわる方なら、LGは避けて日本メーカーのテレビを選んだ方が良いでしょう(パネル自体はどのメーカーもLGのものを使っています)。
▼LGの有機ELテレビはこちら。
2. 画質と音質で選ぶなら「ソニー」
2社目の4K OLED(有機EL)テレビのメーカーは、「ソニー」です。
ソニーの「BRAVIA A1シリーズ」の良い点は、なんと言っても画質と音質です。
まず、画質面では「X1 Extreme」という独自のプロセッサーを採用していることで、4K画質をより高画質に映し出すことができるようです(参考: A1シリーズ – SONY)。
そして、音質面では、画面自体を振動させる技術を採用したことで、画面から音が出ているというリアリティを体感することができるそうです。ソニーがこれまで培ってきたフラットスピーカーの技術や、有機ガラス管を振動板に採用した技術を採用することで、音の広がりが向上しているそうです。
そんな画質・音質で優れるソニーの有機ELテレビの悪い点としては、Android TV OSを採用しているためか、全体的にUIの動作やHDMI切り替えなどがモッサリしている印象なことです(参考: 一番“欲しい”有機ELテレビはこれ!! ソニーBRAVIA「KJ-55A1」)。
また、2チューナーしか搭載されていないため、録画機能はイマイチなのが欠点ですが、「録画は別途レコーダーを使うので問題ない」という方にはオススメできます。
ソニーの有機ELテレビは、とにかく画質や音質といった、品質にこだわるプロユーザーの方を納得させる製品だと思います。
▼ソニーの有機ELテレビはこちら。
3. 映像エンジンで選ぶなら「東芝」
3社目の4K OLED(有機EL)テレビのメーカーは、「東芝」です。
東芝のREGZA 「X910シリーズ」の良い点は、なんと言ってもHDの動画を4K HDRで美しく表示する映像エンジンの技術です。
具体的には、AIを駆使した「HDR復元」や、「ローカルコントラスト復元」、「地デジビューティーPRO」、「熟成超解像」、「高色域復元プロ」、「64色軸カラーイメージコントロール」、「美肌リアライザー」などのの機能によって、地デジなどのHDソースの動画を4K HDRで美しく表示することができます。
地デジなどのHDソースの動画を見ることが多いという方には、HDを美しく表示できる東芝の有機ELテレビがオススメです。
▼東芝の有機ELテレビはこちら。
4. 使い勝手の良さで選ぶなら「パナソニック」
4社目の4K OLED(有機EL)テレビのメーカーは、「パナソニック」です。
パナソニックのVIERA「EZシリーズ」の良い点は、なんと言っても使い勝手の良さにあると思います。
パナソニックのVIERAは、自動である程度最適化された映像がでるように、プリセットが調整されています。例えば、THXの認証を受けた映像モードなどがそうです。
そのため、専門的な知識がない、一般的な消費者の方でも、とても扱いやすい有機ELテレビであると思われます。
また、レコーダーのディーガとの連携も抜群ため、すでにディーガを愛用している方にとっては、パナソニックで揃えるのが良いかもしれません。
また、遅延も少ないためゲームにも向いていると言えます。
▼パナソニックの有機ELテレビはこちら。
最後に
今回は、「4K OLED(有機EL)テレビのおすすめを紹介!4メーカーの違いとは?」についてご紹介しました。
「OLED(有機EL)テレビ」の時代はまだまだ始まったばかりです。現在主流の液晶テレビと比べると、価格面ではかなり高額になってしまいますが、これから徐々に値下がりしていくのでしょうか。
それでも、有機ELテレビは液晶とは比べものにならない極めて高いコントラスト比を実現していて、まさに次世代のテレビといったところです。
現在のところ、有機ELのパネルを製造しているのはLG1社ですが、今後はJDIなどの他のメーカーも供給を始めると思います。
最近はスマホブームも一巡して真新しさに欠けていましたが、これから有機ELテレビの進歩が私たちを楽しませてくれそうですね。