Amazonインターナショナルショッピングの送料がいくらか試してみた
2018年4月17日(米時間)より、Amazonのアプリが「インターナショナルショッピング」に対応したようです(参考:米Amazon.comの商品を日本円で購入・日本へ配送可能な新サービス)。
これはどのようなサービスかというと、例えばアメリカの「Amazon.com」で買い物をし、日本に届けてくれるといったことが、アプリからより簡単にできるようになったものです。
これまでも日本からAmazon.comでの買い物は可能でしたが、「インターナショナルショッピング」では輸入可能な物だけ表示したり、日本円での表示や、関税の計算などが容易になっているようです。また、Amazonがサービス展開していない国からも利用できるようです。
USの「Amazon.com」にしか売られていない物であったり、中には日本のストアで買うよりも個人輸入した方が安い物もあって、「インターナショナルショッピング」は日本住みのユーザーにとってもメリットが多いサービスなわけです。
ここで気になるのが、アメリカから日本へ個人輸入した場合、「送料がいくらかかるのか」ということだと思います。
そこで今回は、「Amazonインターナショナルショッピングの送料がいくらかかるのか」を実際に試してみました。
※検証は、iPadアプリから行なっていますが、他のiPhoneやAndroidアプリでも同様に利用できます。
Amazonインターナショナルショッピングの送料がいくらか試してみた
▲まずは、「Amazon」のアプリを開き、「メニューボタン」をタップします。
▲「メニューボタン」をタップしたら、「設定」をタップしましょう。
▲「設定」をタップしたら、「国と言語」をタップします。
▲「国と言語」をタップしたら、「国」をタップしましょう。
▲「国」をタップしたら、「インターナショナルショッピング」をタップします。
▲「インターナショナルショッピング」をタップすると、現時点では日本語で利用することができないようで、他の言語への切り替え選択の画面になります。
ここで、選択肢の中から「English」をタップしましょう(他の言語でもOKです)。
▲「International Shopping」に切り替わったら、「Done (完了)」をタップします。
▲うまくいくと、「Amazon」のアプリでインターナショナルのストアへアクセスできるようになります。
左上の①「メニューボタン」をタップし、②「Sign In」をタップしましょう。
▲「Sign In」をタップしたら、「USアカウントでサインイン」を行います。USアカウントをお持ちでない場合は、作成しましょう。
▲「USアカウントでサインイン」したら、あとは好きな商品を選んで「Add to Cart (カートに追加)」します。
今回は、試しにLPレコードを1枚カートに追加してみました。
カートに追加が終わったら、カートから「Proceed to checkout (レジに進む)」をタップします。
▲「Proceed to checkout」をタップすると、「Select a shipping address (住所を選択)」の画面になるので、日本の住所を選択するか入力して「Continue」をタップします。
▲次は「Select Shipping Option (配送オプションを選択)」の画面になります。
「Choose a delivery option」の項目では、3つの選択肢の中から配送オプションを選択します。
「AmazonGlobal Standard Shipping」は、最も遅く2週間以上かかりますが、送料が最も安いです。
「AmazonGlobal Expedited Shipping」は、1週間以上かかり、「Standard」よりも送料が高いです。
「AmazonGlobal Priority Shipping」は、最短5日ほどで届きますが、送料が最も高いです。
▲今回のLPレコード1枚の場合は、「AmazonGlobal Standard Shipping」で送料は$7.98でした。
▲今回のLPレコード1枚の場合は、「AmazonGlobal Expedited Shipping」で送料は$12.98でした。
▲今回のLPレコード1枚の場合は、「AmazonGlobal Priority Shipping」で送料は$17.98でした。
通貨の変更も可能?
▲USアカウントでサインインした後に「設定」にアクセスすると、「Currency」の項目が出現します。
通貨を日本円に変える場合は、「Currency」をタップします。
▲「Currency」をタップしたら、次は「¥ JPY」をタップします。
▲すると、商品の価格が日本円で表示されるようになります。
ちなみに、元々の価格を為替レートで換金したものより、若干値段が高くなっていました。おそらく関税などが追加されているためと思われます。
日本で買うより安い場合も?
▲今回のケースでは、日本の「Amazon.co.jp」で販売されている輸入業者の物を買うよりも、「インターナショナルショッピング」でUSの「Amazon.com」から個人輸入した方が安かったようです。
もちろん、個人輸入の場合は到着まで時間がかかったり、現在のところすべて英語で手続きしないといけないので面倒というデメリットもあります。
もちろん、「Amazon.co.jp」に出店している輸入業者から買った方が安いというケースもあると思います。
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最後に
今回は、『Amazonインターナショナルショッピングの送料がいくらか試してみた』についてご紹介しました。
これまでは、海外のストアから個人輸入をするのはハードルが高く、なかなか手を出しづらかったのですが、今後はより気軽に海外のAmazonで買い物ができるようになるかもしれませんね。
また、日本のオンラインストアでは、輸入品を元の価格よりもはるかに高く設定してぼったくっている業者もいるので、「Amazonインターナショナルショッピング」を利用することで被害を減らせるかもしれませんね。