スイッチに「クラウド版バイオハザード7」が登場!流行るのか?

2017年1月に、PS4、Xbox One、PC向けに発売された人気ゲームシリーズ最新作の「バイオハザード7」ですが、今度はNintendo Switch(ニンテンドー・スイッチ)向きに新たにリリースされるようです(参考: Nintendo Switchにクラウドゲームが登場。『バイオハザード7 レジデント イービル』で恐怖体験を持ち歩こう)。

今回のスイッチ版の注目すべき点は、なんとカートリッジ版でも、ダウンロード版でもない、「クラウド版」であるということです。

スイッチの「クラウド版バイオハザード7」は、2018年5月24日よりサービス開始で、価格は180日プレイし放題で¥2,000となっています。プレイする条件として5GHzの802.11ac Wi-Fiまたは有線LANアダプターに接続された安定したインターネット回線が必要となります。

果たして、この「クラウド版バイオハザード7」は、従来のディスク・カセットやダウンロード版と比べてどの程度のものになるのか注目です。

スイッチに「クラウド版バイオハザード7」が登場

そもそも「クラウドゲーム」とは、音楽や動画のストリーミングサービスと同じように、インターネットからリアルタイムにゲーム映像を受信しながら、プレイヤーのコマンド入力を送信することで、ダウンロード不要でプレイできるゲームシステムのことです。

この「クラウドゲーム」自体は以前から存在していて、2015年にはソニーの「PS Now」がサービスを開始している他、スマホ・タブレット向きにも、「FINAL FANTASY XIII」をはじめとしたいくつかのクラウドゲームがリリースされています。

しかしながら、現在のところ「クラウドゲーム」はあまり流行っていない印象です。

もちろん、「クラウドゲーム」の仕組み自体はよくできたものですし、将来は主流になっていくと思うのですが、現状では通信が安定せずにラグが発生したり画質が悪かったりと、ディスク・カセットやダウンロード版の快適さには及ばないようです。

すでに音楽や動画のストリーミングサービスは主流になりつつありますが、「クラウドゲーム」は音楽・動画と違って双方向に処理しないといけないため、より複雑で快適なプレイ環境を整えるのが難しいようです。

今回リリースされる「クラウド版バイオハザード7」が、PS4などのディスク・ダウンロード版と比べてどの程度快適にプレイできるのかに注目だと思います。

もしも、画質も遅延もPS4版と比べて遜色がないレベルであれば、クラウドゲームは新たな時代に突入するかもしれませんし、逆に画質も遅延もひどいものであれば、クラウドゲームの普及はまだまだ先になるでしょう。

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最後に

今回は、『スイッチに「クラウド版バイオハザード7」が登場!流行るのか?』についてご紹介しました。

また、「クラウド版バイオハザード7」は販売形態もおもしろいものです。180日プレイし放題で¥2,000という販売(というよりレンタル?)の仕方は、果たして高いのか安いのか微妙なところです。

180日といえば約半年なので、ほとんどのプレイヤーはその間にゲームをクリアするか飽きると思います。

およそ1年半前に発売ゲーム(追加コンテンツ付き)が、満足するまでプレイできて¥2,000と考えると、割と安いのかもしれませんね。

今回の「クラウド版バイオハザード7」が一定の成果をあげれば、今後もクラウドゲームが増えていくことになると思います。次は「モンスターハンターワールド」などがスイッチ向けにリリースされるかもしれません。

クラウドゲームが今後どうなっていくのか、目が離せませんね。