パナソニックの宅配ボックスをレビュー評価!COMBOを1年以上使ってみて
今回は、「パナソニックの宅配ボックスCOMBO(コンボ)」を、1年以上使ってみて分かったレビュー評価(良い点と悪い点)をご紹介します。
昨今はネットショッピングの利用者が増え続け、それに比例するように宅配ドライバーの方の負担も増えていることが問題視されています。
そんな問題を少しでも緩和するために注目されているのが、不在時でも受け取れる「宅配ボックス」です。
この「宅配ボックス」は、今やさまざまなメーカーから発売されていますが、中でもパイオニア的な存在であるのが、パナソニックの「COMBO」です。
そこで今回は、私自身がパナソニックの「COMBO」を1年以上使ってみて気づいた良い点と悪い点についてごレビュー評価をしていきたいと思います(今回は戸建て用のものになります)。
「宅配ボックスはどこのメーカーにするか迷っている」、「パナソニックのCOMBOってどうなの?」と思っている方も、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介するのは、2018年製の初代COMBOになります。新型では改良されている点もあると思います。
パナソニックの宅配ボックスをレビュー評価
では、実際にパナソニックの宅配ボックスを1年以上使ってみてわかった良い点と悪い点について、レビュー評価していきます。
今回は、その「5つの良い点」と、「3つの悪い点」をそれぞれご紹介します。
※一戸建てにおける使用で、製品は戸建て用ミドルタイプになります。
パナソニック宅配ボックスの5つの良い点
- 品質が良い
- ロックしないとハンコが押せない仕様
- ミドルタイプは容量が大きい
- 受け取り可・使用中が表示される
- 確実に使ってくれる
1. 品質が良い
1つ目のパナソニック宅配ボックスの良い点は、「品質が良い」です。
「宅配ボックス」は外に置いている方がほとんどだと思いますが、外は雨風にさらされるので、宅配ボックスにもある程度の耐久性が求められます。
パナソニックの「COMBO」は、かの有名なパナソニック製ということもあって、商品自体の品質は良くできていると思います。
パナソニックの「COMBO」は素材がしっかりしている印象で、ある程度の衝撃にも耐えられると思います。また、私は雨がかかってしまう場所においていますが、今のところはノーダメージです。
Amazonなどのレビュー欄を見ていても、「すぐに壊れてしまった」というレビューは見当たらなかったので、品質が良いことは間違いなさそうです。
今後数年間の使用に耐えられるかどうかが見どころですね。
2. ロックしないとハンコを押せない仕様
2つ目のパナソニック宅配ボックスの良い点は、「ロックしないとハンコを押せない仕様」です。
パナソニックの「COMBO」の仕様として、ボックスの中に荷物を入れた際に、ロック用のレバーを下げてから閉めないと、ハンコが押せないようになっています。
これによって、宅配ドライバーの方がボックスのロックをし忘れることを防止してくれます。
3. ミドルタイプは容量が大きい
3つ目のパナソニック宅配ボックスの良い点は、「ミドルタイプは容量は大きい」です。
パナソニックの「COMBO」にはいくつかの大きさのものが販売されているのですが、中でも最も大きいモデルである「ミドルタイプ」は、幅34cm、奥行き36cm、高さ50cmまでのサイズに対応しています。
これは、家具などを除くほとんどのダンボールを収納することができますし、小さいものなら2つ入れることも可能です(同時間の配達の場合)。
4. 受け取り可・使用中が表示される
4つ目のパナソニック宅配ボックスの良い点は、「受け取り可・使用中が表示される」です。
パナソニックの「COMBO」は、中のロックがかかっていないときは「受け取りできます」、ロックがかかっているときは「使用中です」と外側に表示されるようになっています。
これによって、外側から「使用中」になっていることが確認することで、「荷物が届いてるんだな」と認識することができます。
5. 確実に使ってくれる
5つ目のパナソニック宅配ボックスの良い点は、「確実に使ってくれる」です。
「宅配ボックス」は、メーカーによっては宅配業者の方に使ってもらえないケースもあるようですが、パナソニックの「COMBO」であれば今のところ100%使ってもらうことができています(ヤマトさん、佐川さんで確認済み)。
一応パナソニックの「COMBO」を設置する際に、「不在時は宅配ボックスをご利用ください」といった旨のシールを玄関に貼っておく(ラミネートでもOK)ことと、玄関に表札を出しておくとより確実になります(名前の確認ができないとボックスに置いてはいけないルールになっているようです)。
また、これはよく使われている方法ですが、Amazonなどで注文する際に、住所欄に「(不在時宅配ボックス希望)」と付け足しておくことで、さらに宅配ボックスを使ってもらえる確率が上がります。
そして、宅配ボックスをブロックなどにしっかりと固定して、盗難されないようにしておきましょう。
このように、宅配業者さんに安心してボックスを使ってもらうための工夫も大切ですね。
パナソニック宅配ボックスの悪い点
- 価格が高い
- レバーに気づいてもらいにくい
- なつ印は高確率でミスる
1. 価格が高い
1つ目のパナソニック宅配ボックスの悪い点は、「価格が高い」です。
パナソニックの宅配ボックス、最も安価な「スリムタイプ」で定価¥59,500(税抜き)、最も高いミドルタイプは定価¥88,500(税抜き)となっています(参考: 戸建住宅用宅配ボックス コンボ)。
ネットの実売価格としては、およそ¥30,000〜となっています。ネットでは「スリム」も「ミドル」も価格差が小さいので、「ミドル」を買った方が得かもしれません。
これは、率直に「高いなぁ」と感じる方が多いと思います。他社製の宅配ボックスを見ていても、およそ¥10,000〜20,000程度が相場になっているので、やはりパナソニックの「COMBO」は高いといえます。
もう少し値下げして、せめて¥20,000程度で販売されるようになると良いですね。
2. レバーに気づいてもらいにくい
2つ目のパナソニック宅配ボックスの悪い点は、「レバーに気づいてもらいにくい」です。
どうしても初めて使用する宅配ドライバーの方の場合は、中のレバーに気づかずにそのままドアを閉めて、ロックがかかっていないのでなつ印が押せなくて困るといった事態が発生しやすいようです。
これはシンプルに、「レバーを下げる」の表記が分かりにくいことが原因なので、私は自作で「レバーを下げるとロックがかかります」といった旨の貼り紙を作ってボックスの中に貼りました。
レバーに限らずに、全体的にパナソニックのCOMBOのインターフェースは初見では分かりにくいという問題はあります。
3. なつ印は高確率でミスる
3つ目のパナソニック宅配ボックスの悪い点は、「なつ印は高確率でミスる」です。
ボックスのロックをかけた後、外側から1回だけハンコを押すことができるようになります。
しかしながら、伝票の「受領印」のスペースにうまいことハンコを押すのは、かなりコツがいります。
こればっかりは、宅配ドライバーの方に慣れてもらうしかないかもしれません。
あるいは、もっとハンコを押しやすいようにボックスの改良をしてもらう必要があるかもしれませんね。
追記: 新型では捺印の位置が変わっているので、改良されている可能性があります。
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最後に
今回は、『パナソニックの宅配ボックスをレビュー評価!COMBOを1年以上使ってみて』についてご紹介しました。
全体的な総評としては、私は「買ってよかった」と思っていて、これからも使い続けるつもりです。
やはり宅配ボックスを設置したことで、配達日時を気にしなくてよくなったことは、精神的なストレスが減って良いものです。
また、パナソニックのCOMBOは宅配ボックスの中でも最もポピュラーなので、宅配時のトラブルが起きにくいと思います。
価格が高いのがネックですが、これさえ買っておけばもう受け取りのことで悩まずに済むので、トータルで見れば得だと思います。
皆さんも、パナソニックの宅配ボックスCOMBOを使って、受け取り日時を気にせずにネットショッピングを楽しみましょう。