テレビスタンド「WALL ウォール」にサウンドバーを取り付けてみた!DIY
今回は、「テレビスタンド「WALL ウォール」にサウンドバーを取り付けてみた」についてご紹介します。
最近はテレビを壁掛けのように設置できるテレビスタンドというのが流行りになってきています。そのテレビスタンドの中でも人気が高いのが、「壁よせTVスタンド[WALL ウォール]」ではないでしょうか。
しかしながら、この「壁よせTVスタンド[WALL ウォール]」は、テレビとスタンドを一体化してしまうため、外付けのサウンドバーのスピーカーをどこに置くべきかを悩んでいる方も多いと思います。
そこで今回は、「壁よせTVスタンド[WALL ウォール]」にサウンドバーを取り付けるというDIY(?)に挑戦してみました。
テレビスタンドにサウンドバーを取り付けたいと考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。
※公式の方法ではないので実行は自己責任でお願いします。
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壁よせTVスタンド[WALL ウォール]にサウンドバーを付けてみた
棚板にサウンドバーを置きたくない!
▲「壁よせTVスタンド[WALL ウォール]」には、オプションで専用の棚板が用意されています。そのため、わざわざDIYしなくてもこの棚板の上にサウンドバーを置くこともできます。
しかしながら、棚の上にサウンドバーを置くと横にはみ出してしまうので不格好ですし、奥行きが余るので、どうしてもチグハグな見た目になってしまいます。
そういう理由で、「棚板にサウンドバーは置きたくない」と思ってしまったのが今回のDIYに挑戦するきっかけとなりました。
「壁よせTVスタンド[WALL ウォール]」は、無駄のないスタイリッシュなデザインがウリなので、棚板の上にサウンドバーを置いてしまってはせっかくのデザインが台無しになってしまいます。
そのため、なんとかしてサウンドバーをテレビスタンドに直接取り付けられないか考えてみました。
※追記: サウンドバー専用棚板が登場したので、現在はこの問題は解消されています。
サウンドバーをスタンドに取り付けるには?
▲サウンドバーをテレビスタンドに取り付けるにはどうすればいいかを考えた結果、サウンドバーの壁掛け用の穴を活用するのが良さそうだと思いつきました。
この方法だと、壁掛け非対応のサウンドバーの場合設置が困難なのですが、最近のサウンドバーはたいてい壁掛けに対応しているようです。
今回私が取り付けてみたソニーのS100Fというサウンドバーでは、上の画像のように2本のネジ(ボルト)に引っ掛けることで壁掛けが可能なようでした。
そこで、テレビスタンドに壁掛け用のボルトを取り付けて、サウンドバーをテレビスタンドに取り付ける方法を考えました。
サウンドバーを引っ掛けるための金具を作る
▲「壁よせTVスタンド[WALL ウォール]」に壁掛け用のボルトを取り付けるために、ちょうどいい金具がないか探していると、エーモンさんの取付金具G244という製品を見つけました。
この金具は25 x 110 x 40mmの大きさで、直角に曲がっているのと、横に大きな穴が2つ、丸い穴が1つ空いているのが特徴です。
今回はこの金具を4つ使って、テレビスタンドにサウンドバーを取り付けることにしました。
▼金具はこちら
▲まずは、金具を2つくっつけて結束バンドなどでガチガチに固定します。絶対にほどけないようにしておきましょう。
この2つで1つの金具を、サウンドバーの片側を引っ掛ける部分に使います。なので、同じものをもう1セット作ります。
ちなみに、しっかり固定できればOKなので、結束バンドではない固定方法でも大丈夫です。
▲続いては、サウンドバーを引っ掛ける出っ張りの部分を作っていきます。
今回はボルトとナットとワッシャを使いました。お使いのサウンドバーによって最適なボルトの大きさが異なるので、適切なものを用意しましょう。
ちなみに、金具の穴の大きさは10mmなので、大きめのワッシャを用意するのが吉です。
▲続いては、ボルトを金具に固定します。とりあえず適当に仮止めしておいて、細かい位置は後で調整します。
ここがゆるゆるだとサウンドバーが落下してしまうので、最終的には道具を使ってしっかり固定しましょう。
ボルトの先端が出ている部分はなるべく短い方が安定します。上の画像では長すぎたので、サウンドバーがダラんとなってしまいました。サウンドバーに合わせながら、ボルトを回して最適な長さに調整しましょう。
※上の写真はボルトの向きが裏表逆になっていました。先端が出っ張っている方が外に出るようにしてください。
▲続いては、「壁よせTVスタンド[WALL ウォール]」の背面にある、高さ調整用の穴に金具を固定していきます。
この穴を使うためには、スタンドの高さを1段以上上げておかないと止めることができません。
右用と左用、それぞれ翼のように左右対称に取り付けていきましょう。
▲スタンドの高さ調節用の穴に、金具を固定します。サウンドバーに引っ掛ける用のボルトが正面側に来るように設置しましょう。
背面部分を固定するためのボルトとナットは、スタンドに付属していたものが余っていたので使いました。
まずは仮止めをしてどの辺りの位置に固定するか決めていきましょう。
金具の角度はお使いの環境に応じてうまく調整してください。
▲金具をスタンドの背面に取り付けると、正面からはこのようにボルトの出っ張り部分が見えると思います。
続いては、サウンドバー側のボルトの位置を、サウンドバーの説明書に付いている壁掛けテンプレートなどを使って、うまく幅を調整しましょう。
スタンド背面のボルトを先に固定して、サウンドバーを引っ掛ける側のボルトを後から調整した方がやりやすいかもしれません。
金具とボルトの位置が決まってきたら、ボルトを締めてしっかりときつく固定していきます。
スタンド背面側の金具・ボルトと、サウンドバー側の金具・ボルトがしっかり締まっていることが確認できたらサウンドバーを引っ掛けましょう。
▲うまく設置できると、このようにサウンドバーを「壁よせTVスタンド[WALL ウォール]」に取り付けることができます。
ちなみに、ここまでピッタリくっ付けるまでは割と時間がかかりました。サウンドバー側のボルトが長すぎるとサウンドバーの首が座らずにへにゃっとなってしまうので、ボルトを回して長さを調整する必要があったりと苦戦ポイントがあります。
公式なやり方ではないので取り付けは大変でしたが、棚板の上に乗せるよりもずっといい仕上がりになったと思います。
▼サウンドバー専用のオプションも登場したようです
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最後に
今回は、『テレビスタンド「WALL ウォール」にサウンドバーを取り付けてみた!DIY』についてご紹介しました。
このように、金具をテレビスタンドに取り付けることで、サウンドバーを設置することができました。
もちろん、推奨されているやり方ではないので、お使いの環境によってはうまく設置できないこともあるかもしれません。もしも実行されるときは、自己責任でお願いします。
やはり理想なのは、「壁よせTVスタンド[WALL ウォール]」が公式にサウンドバーの設置に対応してくれることですね。
皆さんもテレビスタンドにサウンドバーを設置してみてはいかがでしょうか。
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