Fire TVが遅い、落ちるならApple TVがオススメ!サクサク快適で高性能
最近はテレビに繋ぐだけでネット動画が楽しめるメディアストリーミング端末が流行りで、中でもAmazonの「Fire TV (ファイア・ティーヴィー)」のシリーズを使っている方も多いと思います。
「Fire TV」は何よりも値段の安さが魅力で、HD版のFire TV Stickであればたったの¥4,980、4K対応のFire TV Stick 4Kでも¥6,980で購入できるのが魅力です。
しかしながら、中には「Fire TVの動作が遅い」、「Fire TVのアプリが落ちる」とイライラを募らせている方も多いかもしれません。
そんな方にオススメしたいのが、アップルのメディアストリーミング端末である「Apple TV (アップル・ティーヴィー)」を使うことです。
Apple TVはFire TVに比べると高額ですが、その分iPad Proと同じプロセッサを搭載するなど高性能でサクサク快適に利用することができます。
そんなわけで今回は、「Fire TVが遅い、落ちるならApple TVがオススメ」について見ていきましょう。
Fire TVが遅い、落ちるならApple TVがオススメ
Fire TVはなぜ遅い、落ちるのか
そもそもFire TVはなぜ動作が遅かったり、アプリが落ちるのかという疑問ですが、これはやはり原価を極限まで抑えているからという理由が最たるものだと思います。
Fire TVに搭載されている「Fire OS」自体は割とよくできている(Androidを改造したもの)のですが、いかんせん、プロセッサ(CPU・GPU)とRAMをケチっているため、UIやアプリの動作が安定しないのです。
Fire TV Stick(日本2017年モデル)に搭載されているCPUは「MediaTek MT8127D 4X Cortex-A7 1.3 GHz」の32bitで、GPUは「Mali 450 MP4 OpenGL ES 2.0」です。そしてRAMはたったの1GBです。
定番のベンチマークアプリ「GeekBench 4」の計測によると、Fire TV Stickのマルチスコアはたったの398だったようです(参考: Fire TV StickでGoogle Play定番のベンチマークのスコアを計測してみた)。
これはスマホに例えると2013年のNexus 7とほぼ同等、2011年のiPhone 4Sより少し良い程度になります。
これだけスペックが低いと、動作が遅かったりアプリが落ちる理由にも納得がいくと思います。
ちなみに、同じHDモデルであるApple TV HD(第4世代 2015年発売)のプロセッサはA8で、RAMは2GB、ベンチマークスコアはおよそ2,350とFire TV Stickの約6倍となっています(iPhone 6とほぼ同等)。
Apple TVはなぜサクサク快適なのか
では次は、Apple TVはなぜサクサク快適なのかについて見ていきましょう。
先ほども触れた通り、HD版のApple TV HD(第4世代 2015)にはA8プロセッサと2GBのRAMが搭載され、GeekBenchのスコアはおよそ2,350、そして4K対応のApple TV 4KにはA10X Fusionプロセッサと3GBのRAMが搭載され、GeekBenchのスコアはおよそ9,337となっています。
このようにApple TVは処理能力がとても高くなっているのです。
ここまで処理能力が高ければ、動画再生のアプリも遅くなったり落ちたりせずに、余裕で動かせるというわけです。
もちろん、価格面を見るとHD版のApple TV HD(第4世代)は¥15,800(税別)〜、4K対応のApple TV 4Kは¥19,800(税別)〜とFire TVと比べて倍以上高くなっています。
しかしながら、性能面を見るとFire TVよりもはるかに高性能なので、安物を選んでイライラしながら使うか、それともApple TVで快適に使うかを自由に選択することができます。
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最後に
今回は、『Fire TVが遅い、落ちるならApple TVがオススメ!サクサク快適で高性能』についてご紹介しました。
このように、「Fire TVが遅い、落ちる」と困っている方は、Apple TVを利用することでサクサク快適に使えるようになります。
もちろん、Fire TVの動画が遅くても、アプリが落ちても問題ないという人はそのままFire TVを使うのも良いと思います。
メディアストリーミング端末は、今やほぼ毎日使うものになりつつあるので、ストレスなく快適に使える方を選択することをオススメします。
皆さんも、Fire TVが遅い、落ちると不満がある場合は、Apple TVを利用してみてはいかがでしょうか。