Apple TVのメリット21選!他社製品より優れている点は?
今回は、「Apple TVのメリット21選」についてご紹介します。
最近はテレビで動画配信サービス(ネット動画)を楽しめるメディアストリーミング端末やスマートテレビといった製品が人気を集めています。
このメディアストリーミング端末には、アップルの「Apple TV (アップル・ティーヴィー)」、アマゾンの「Fire TV (ファイア・ティーヴィー)」、グーグルの「Chromecast (クローム・キャスト)」、そしてスマートテレビはソニー、シャープなどが「Android TV (アンドロイド・ティーヴィー)」といった製品を発売しています。
そんな中、「Apple TVのメリットは?」、「Apple TVは他社製品と何が違うの?」と気になっている方も多いかもしれません。
そんなわけで今回は、Apple TVのメリット21選について見ていきましょう。
Apple TVのメリット21選
Apple TVのメリット1. iPhone、iPadで簡単セットアップできる
1つ目のApple TVのメリットは、「iPhone、iPadで簡単セットアップできる」です。
この手のメディアストリーミング端末やスマートテレビといったものは、初期設定が何かとめんどくさいものです。
特に、リモコン操作でIDやパスワードを入力する作業が苦痛に感じるという方も多いのではないでしょうか。
ところが、Apple TVではこの問題を見事に解決してくれます。
すでにiPhoneやiPadといったアップルの製品をお使いの方であれば、Apple TVの初期設定時にiPhoneやiPadから一発で初期設定を完了することが可能です。
やり方も超簡単で、Apple TVの初期設定時に「デバイスから設定」を選んであとはお使いのiPhoneやiPadをApple TVに近づけると、「新しいApple TVを設定」の画面が表示されます。
あとは「設定」のボタンを押すだけで、めんどうなIDやパスワードの初期設定を自動で行ってくれるのです。
Apple TVのメリット2. AirPlayとミラーリングに標準対応
2つ目のApple TVのメリットは、「AirPlayとミラーリングに標準対応」です。
Apple TVの魅力は、なんといってもiPhone、iPad、Macなどから写真や動画を飛ばして表示できる「AirPlay (エアプレイ)」と、画面をそのまま表示する「ミラーリング」の機能ではないでしょうか。
当然ながらApple TVではこの「AirPlay」と「ミラーリング」の機能に標準で対応しています。
そのため、アプリをインストールしたり、設定をオンにするといった面倒な作業は必要ありません。
Apple TVのメリット3. AirPlayとミラーリングの安定度が高い
3つ目のApple TVのメリットは、「AirPlayとミラーリングの安定度が高い」です。
実は「AirPlay」と「ミラーリング」の機能は、非公式なやり方を使えばAmazonの「Fire TV」でも利用可能になるのですが、動作や接続が安定しないためオススメしません。
実際に私もFire TVでAirPlayを使っていた時期があったのですが、接続の不安定さにイライラして使うのをやめてしまいました。
やはり、「AirPlay」と「ミラーリング」を使いたいのであれば、大人しくApple TVを選択するのが正解になります。
Apple TVのメリット4. iTunes Storeの映画が見れる
4つ目のApple TVのメリットは、「iTunes Storeの映画が見れる」です。
すでにiPhoneやiPad、あるいはMacやWindowsでiTunes Storeの映画をよく購入しているという方は、Apple TVを使うことでテレビの画面でiTunes Storeの映画を楽しむことができるようになります。
普段iPhoneやiPadで使っているものと同じApple IDでApple TVにサインインしていれば、あとは「映画」のアプリの購入済みのタブから簡単にiTunes Storeの映画を視聴できます。
Apple TVのメリット5. iTunes Storeの4K対応コンテンツが見れる
5つ目のApple TVのメリットは、「iTunes Storeの4K対応コンテンツが見れる」です。
iTunes Storeでは、映画の4K対応が続々と進んでいます。
新作はもちろん、過去にリリースされた旧作も4K対応のアップデートが進んでいるのです(購入済みの場合は対応次第無料で4K版へアップデート)。
そんなiTunes Storeの4K対応コンテンツを、「Apple TV 4K」を使えば4Kテレビで楽しむことができます。
2019年1月7日時点では、4K対応映画のレンタル・購入配信を行なっているサービスはiTunes Storeだけなので、4Kテレビで4Kコンテンツを楽しみたい方にも「Apple TV 4K」はオススメになります。
もちろん、NetflixやAmazon Prime Videoなどの他社サービスの4Kコンテンツの再生にも対応しています。
Apple TVのメリット6. iTunes StoreのDOLBY VISION、ATMOS対応コンテンツを視聴できる
6つ目のApple TVのメリットは、「iTunes StoreのDOLBY VISION、ATMOS対応コンテンツを視聴できる」です。
iTunes Storeでは、4K対応に加えて「DOLBY VISION (ドルビービジョン)」、「DOLBY ATMOS (ドルビーアトモス)」に対応したコンテンツも続々と登場しています。
すでにDOLBY VISIONやDOLBY ATMOSに対応したテレビをお使いの方は、Apple TV 4Kを使うことでiTunes StoreのDOLBY VISION、DOLBY ATMOS対応コンテンツを楽しむことができます。
もちろん、Netflixなどの他社サービスのDOLBY VISION、DOLBY ATMOSコンテンツの再生にも対応しています。
Apple TVのメリット7. 処理能力が高いので動作がサクサクで安定している
7つ目のApple TVのメリットは、「処理能力が高いので動作がサクサクで安定している」です。
Apple TV 4Kに搭載されている「A10X Fusion」というプロセッサは、iPad Pro 2017年モデルと同じものとなっています。
参考までに2017年モデルのiPad Pro 10.5インチのGeekbenchのCPUマルチスコアは「9305」となっていて、これはほとんどのノートPCを上回る性能となっています。
このように、Apple TV 4Kは処理能力がとても高いので、動画の再生はスムーズですし、アプリの操作中や動画の再生中にフリーズ、クラッシュ、処理落ちするといったことは一切なく、非常に動作が安定しています。
4K対応コンテンツの再生にはマシンパワーを必要としますが、高性能なApple TV 4Kであれば安心です。
Apple TVのメリット8. iPhone、iPadを簡単にリモコンにできる
8つ目のApple TVのメリットは、「iPhone、iPadを簡単にリモコンにできる」です。
すでにiPhone、iPadをお使いの方は、コントロールセンターから「Apple TV Remote」を起動して簡単にリモコン操作をすることができます。
やり方は、iPhone、iPadの「設定」→「コントロールセンター」に「Apple TV Remote」を追加するだけです。
あとはiPhone、iPadのコントロールセンターからApple TV Remoteのアイコンをタップしてお使いのApple TVに接続しましょう。
付属リモコンであるSiri Remoteと同様に、「スワイプ操作」、「NEMUボタン」、「再生/停止」、「ホームボタン」、「Siri」に対応しています。
Apple TVのメリット9. 付属リモコンはLightningで充電できる
9つ目のApple TVのメリットは、「付属リモコンはLightningで充電できる」です。
Apple TVの付属リモコンの「Siri Remote (シリリモート)」には、充電式のリチウムイオンバッテリーが内蔵されています。
Siri Remoteを充電する際は、iPhoneと同じ「Lightning(ライトニング)ケーブル」を使って充電を行います。
Siri Remoteは1回のフル充電で最大30日間利用可能とのことです。
このように、Apple TVの付属リモコンは充電式なので、乾電池を取り外してチマチマ交換するという作業は必要ありません。
Apple TVのメリット10. 付属リモコンでテレビの音量を調整できる (赤外線対応)
10個目のApple TVのメリットは、「付属リモコンでテレビの音量を調整できる (赤外線対応)」です。
Apple TV付属リモコンの「Siri Remote」は、赤外線を内蔵していて、音量ボタンでテレビの音量を調整することができます。
Apple TVは接続時にテレビのメーカーを自動的に判別して赤外線リモコンの設定を行います。
さらに、HDMIリンク(CEC)の機能を使って接続されているサウンドバーやホームシアターなどの音量をコントロールすることも可能です。
Apple TVのメリット11. 付属リモコンでテレビの電源をオンオフできる (リンク対応必須)
11個目のApple TVのメリットは、「付属リモコンでテレビの電源をオンオフできる (リンク対応必須)」です。
Apple TVの付属リモコンである「Siri Remote」では、お使いのテレビがHDMIリンク(CEC)に対応していれば、Siri Remoteを使ってテレビの電源のオンオフを行うことができます。
やり方は、電源をテレビの電源をオンにする際はSiri Remoteのどこかのボタンを押して、テレビの電源をオフにする際は、「ホームボタン」を長押しして「今すぐスリープ」を押すだけでOKです。
これによって、テレビの電源オンオフ、音量調節などをSiri Remote1つで行うことが可能です。
Apple TVのメリット12. テレビのリモコンでも操作できる (リンク対応必須)
12個目のApple TVのメリットは、「テレビのリモコンでも操作できる (リンク対応必須)」です。
Apple TVでは、お使いのテレビのリモコンを使ってApple TVを操作することも可能です(HDMI対応が必須)。
Apple TVの操作に使うボタンは、上下右左の方向キーと、決定ボタン、戻るボタンの3種類でほぼ全ての操作が可能です。
Apple TVのメリット13. 10秒進む・戻るが簡単にできる
13個目のApple TVのメリットは、「10秒進む・戻るが簡単にできる」です。
動画の再生中に特によく使うのが、「10秒進む」と「10秒戻る」の機能だと思います。
Apple TV付属リモコンの「Siri Remote」では、リモコンの右上をクリックすると10秒進み、リモコンの左上をクリックすると10秒戻ります。
この操作を使えば、カチカチカチと連続で10秒スキップを連打することも可能です。
Apple TVのメリット14. シークも簡単にできる
14個目のApple TVのメリットは、「シークも簡単にできる」です。
Apple TV付属リモコンの「Siri Remote」を使えば、動画を好きな位置から再生できる「シーク」の操作も簡単にできます。
やり方は、動画を停止させてからタッチサーフェス部分を左右にスワイプするだけです。
映画などの時間が長い動画でも、「シーク」を使って好きな位置から簡単に再生することができます。
Apple TVのメリット15. 音声入力も簡単にできる
15個目のApple TVのメリットは、「音声入力も簡単にできる」です。
Apple TV付属リモコンの「Siri Remote」を使えば、面倒な文字入力をせずに簡単に音声入力を行うことができます。
やり方は、Siri Remoteの「Siriボタン」を押したまま話すだけです。
YouTubeなどの検索ボックスでSiriボタンを押すと文字入力モードになって、特に何も無い場所でSiriボタンを押すと作品の検索やスマートホーム家電の操作などが行えます。
Apple TVのメリット16. 24p出力対応
16個目のApple TVのメリットは、「24p出力対応」です。
Apple TVでは、24fpsのコンテンツをそのまま24pで出力できる機能が搭載されています。
やり方は、Apple TVの「設定」→「ビデオとオーディオ」→「コンテンツに合わせる」→「フレームレートに合わせる」をオンにするだけです。
「フレームレートに合わせる」をオンにすると、iTunes映画、Netflix、Amazon Prime Videoなどの24fpsコンテンツが24pで出力されるようになります。
Apple TVのメリット17. Bluetoothイヤホン、スピーカーに対応
17個目のApple TVのメリットは、「Bluetoothイヤホン、スピーカーに対応」です。
Apple TVは、Bluetooth接続によるイヤホン、ヘッドホン、スピーカーなどの接続に対応しています。
接続方法は、Apple TVの「設定」→「リモコンとデバイス」→「Bluetooth」で機器を接続するだけです。
これによって、例えば夜中のマンションでも隣人に迷惑をかけることなく、ワイヤレスで映画や音楽を楽しむことができます。
Apple TVのメリット18. 排熱ファンが搭載されている
18個目のApple TVのメリットは、「排熱ファンが搭載されている」です。
Apple TV 4Kの底面には、排熱用のファンが搭載されていて、熱暴走を起こしそうになるとファンが冷却してくれるようになっています。
4K動画の再生や3Dゲームには高度な処理能力を必要とするので、自ずと本体の温度も上昇してしまいます。
Fire TV StickやChromecastには排熱ファンが搭載されていないので、熱暴走を起こすと極端に処理能力が低下したり、最悪の場合は破損してしまうこともあります。
Apple TVのメリット19. 数多くの動画配信サービスに対応
19個目のApple TVのメリットは、「数多くの動画配信サービスに対応」です。
Apple TVでは、数多くの動画配信サービス(ネット動画)に対応しています。
- iTunes Store(アイチューンズ・ストア)の映画
- Apple TV+ (アップルティーヴィー・プラス)
- YouTube (ユーチューブ)
- Amazon Prime Video (アマゾンプライムビデオ)
- Netflix (ネットフリックス)
- Disney THEATER (ディズニーシアター)
- Hulu (フールー)
- AbemaTV (アベマティーヴィー)
- GYAO! (ギャオ!)
- DAZN (ダ・ゾーン)
- FOD (フジテレビオンデマンド)
- Paravi (パラビ)
- dailymotion (デイリーモーション)
- Vimeo (ヴィメオ)
- dTV (ディーティーヴィー)
- niconicoTV (ニコニコ動画)
- ビデオパス
- Rakuten TV (楽天ティーヴィー)
- NBA App
- ESPN
- ビデオマーケット
- J Sports オンデマンド
- OPENREC.tv (オープンレックティーヴィー)
- バンダイチャンネル
- 劇場三昧
- TED
- NASA
- NHK World TV
- Apple イベント
などなど、さらに詳しくはこちら(参考: Apple TVの動画配信サービス37選!アプリ・AirPlay対応も紹介)。
Apple TVのメリット20. スクリーンセーバーが美しい
20個目のApple TVのメリットは、「スクリーンセーバーが美しい」です。
Apple TVでは、美しい空撮映像のスクリーンセーバーを見ることができます。
スクリーンセーバーは常に新しいものが追加されていて、地球を撮影したものや、世界の都市や自然を撮影したものなど、幅広い種類が揃っています。
スクリーンセーバーは画面焼けを防止するために一定時間放置すると表示される機能ですが、あまりの美しさに思わずスクリーンセーバー自体に見入ってしまいます。
Apple TVのメリット21. 有線LAN標準対応
21個目のApple TVのメリットは、「有線LAN標準対応」です。
Apple TVには、有線LANの入力ポートが標準で搭載されています。
特に動画再生には安定した通信環境を必要とするので、できれば無線のWi-Fiよりも有線LANによる接続の方が好ましいです。
Fire TV StickやChromecastには有線LANポートが搭載されておらず、別途有線LANアダプターを用意する必要がありますが、Apple TVには標準搭載されているので、安定した快適な動画視聴を楽しむことができます。
▼「Apple TV 4K」はこちら
最後に
今回は、『Apple TVのメリット21選!他社製品より優れている点は?』についてご紹介しました。
このように、Apple TVには数多くのメリットがあります。
もちろん、Fire TV StickやChromecastと比べると価格が高いというのが唯一の欠点ですが、その価格に見合うだけのメリットがApple TVにはあります。
特に、すでにiPhoneやiPadなどのアップル製品を使っている人にとっては、Apple TVを利用するメリットは大きいのでオススメです。
皆さんも、Apple TVを使って快適に動画視聴などを楽しんでみてはいかがでしょうか。