Apple TVは「ウルトラワイド」に非対応!16:9で使おう
最近は、「ウルトラワイドディスプレイ」なるものが密かな流行りとなっているようです。
「ウルトラワイドディスプレイ」は、一般的なアスペクト比16:9ワイドディスプレイよりも更に横に長く、アスペクト比21:9を実現しています。
「ウルトラワイドディスプレイ」は、生産性向上の面で支持されたり、ゲーマーの人たちからも愛用されているようです。
そんな中、アップルのストリーミングボックスである「Apple TV」はウルトラワイドに対応しているの?と疑問に思っている方もいるかもしれません。
結論から言うと、Apple TVはウルトラワイドの出力には非対応なので、16:9のディスプレイで使うことが推奨されます。
そんなわけで今回は、Apple TVとウルトラワイドについて見ていきましょう。
Apple TVは「ウルトラワイド」に非対応
アップルのストリーミングボックスである「Apple TV」は、ウルトラワイドには対応していません。
そもそもApple TVは、一般的なテレビでの使用を想定されているため、アスペクト比は16:9にしか対応していないのです。
では、最新モデルの「Apple TV 4K」ではどの出力解像度に対応しているのか見ていきましょう。
Apple TV 4Kの対応解像度
「Apple TV 4K」に対応している出力解像度は以下の通りになります。
- 4K DOLBY VISION (3840 x 2160)
- 4K HDR (3840 x 2160)
- 4K SDR (3840 x 2160)
- 1080p DOLBY VISION (1920 x 1080)
- 1080p HDR (1920 x 1080)
- 1080p SDR (1920 x 1080)
- 1280 x 1024 SDR
- 1360 x 768 SDR
- 1024 x 768 SDR
- 720p SDR
- 800 x 600 SDR
- 480p SDR
- 640 x 480 SDR
このように、「Apple TV 4K」は3840 x 2160、1920 x 1080といった16:9の画面解像度での使用が推奨されています。
一般的なウルトラワイドディスプレイの解像度は、5120×2160、3840×1600、2560×1080などの解像度なので、ウルトラワイドディスプレイにApple TV 4Kを接続しても画面の左右に黒帯がつくか、左右に引き延ばされて表示されることになります。
ウルトラワイドに繋ぐと、左右に黒帯がつくか引き延ばされる
「Apple TV 4K」をワイドディスプレイに接続すると、左右に黒帯がついた状態で表示されるか、左右に引き延ばされた状態で表示されます。
現在使っているワイドディスプレイでApple TVを使いたいという場合は、左右に黒帯が表示される条件で使うことが可能です。
しかしながら、これからApple TV用のディスプレイとしてウルトラワイドの購入を検討している方の場合は、16:9のディスプレイを選んだ方が無難です。
ちなみに、ウルトラワイドディスプレイに上下クロップの機能が付いている場合は、Apple TVでシネマスコープサイズの映画などを再生し、上下クロップしてウルトラワイドで表示するという使い方も可能です。
もちろん、上下クロップする場合は映像が拡大されて表示されるので、その分画質は低下することになります。
お使いの用途に合わせて色々な方法を試してみるのもいいと思います。
▼「Apple TV 4K」はこちら
最後に
今回は、『Apple TVは「ウルトラワイド」に非対応!16:9で使おう』についてご紹介しました。
このように、Apple TVはウルトラワイドの21:9の解像度出力には対応していないので、16:9のディスプレイやテレビで使うことをオススメします。
もちろん、あえてウルトラワイドディスプレイにApple TVを接続して、普段は16:9の黒帯付きで使い、シネマスコープサイズの映画を見るときだけ上下クロップするというマニアックな視聴方法も可能です。
お使いの環境に合わせて、Apple TVを快適に利用してみましょう。