au中古スマホのSIMロック解除のやり方!実際にショップでやってみた
2019年9月1日より、ついにauの中古スマホのSIMロック解除が解禁になりました(参考: auが「SIMロック解除」要件を緩和 中古端末でも来店すれば原則ロック解除可能に)。
これによって、中古で購入したauのスマホはもちろん、友人や知人から譲り受けたauのスマホも、誰でもSIMロックを解除してSIMフリー化することができます。
auスマホをSIMロック解除するためには、端末購入日から101日後(例外もあり)であること、ネットワーク利用制限が×(バツ)ではないこと、元の契約者の料金未払いがないことなどの条件を満たす必要があります。
ちなみに、条件を満たしていればネットワーク利用制限△(三角)の端末もSIMロック解除することが可能です。
auの中古スマホをSIMロック解除するためには、auショップ(直営店含む)での店頭手続きが必要になります(オンライン非対応)。
また、店頭でのSIMロック解除手数料として¥3,000(税別)が必要になります。
今回は、実際にauショップに行ってSIMロック解除をしてみたので、その詳細をご紹介します。
※2020年4月よりオンラインで無料でSIMロック解除できるようになりました。
au中古スマホのSIMロック解除のやり方!実際にやってみた
今回私がSIMロック解除を行った端末は、以前にネットで購入した中古のiPhoneです。
すでに中古での購入から6ヶ月以上経っていたので、確実に元の契約から101日が経過していたことと、SIMロック解除しておいた方が後で売却する時に高く売れるのでこれを機に実行することにしました。
▲ちなみに、私が中古で購入したiPhoneはau回線のみで利用できる端末で、SIMロック解除前のネットワーク利用制限は△(三角)となっていました。
購入時もネットワーク利用制限が△(三角)だったので、まだ前の契約者が端末代金の支払いを続けていることになります。
ネットワーク利用制限△(三角)の端末でも、条件を満たせばSIMロック解除が行えます。
また、万が一前の契約者の不履行でネットワーク利用制限が×(バツ)になってしまっても、SIMロック解除後であれば他キャリアの回線(ドコモ、ソフトバンク)で利用できるので、SIMロック解除はしておいた方が得なのです。
auショップでの店頭手続き
続いては、実際にauショップに行ってSIMロック解除の手続きをした詳細について見ていきましょう。
店頭でのSIMロック解除手続きには、①SIMロック解除をする端末、②身分証明書(免許証)、③手数料¥3,000(税別)の3点が必要になるので用意しておきましょう。
ちなみに、SIMロックの解除手続きは全国のauショップで対応しているようです。
私の今回のケースでは、auショップに入店して適当に店員さんを捕まえ、「SIMロックの解除をお願いします」と伝えました。
すると、「解約済みの端末ですか?」と聞かれたので、「中古です」と答え、少し待つように言われます。
その時店内が混雑していたためか、その後30分ほど待たされてしまったので、できれば予約をしてから行った方がよさそうです。
しばらく待つと店員さんから、「SIMロック解除をする端末はお持ちですか?」と言われ、対象のiPhoneを渡します。
iPhoneの設定画面からIMEI番号を表示し、「auの端末で間違いないですよね?」という確認に同意すると、店員さんが端末(パソコン)で処理を進めていきます。
そこから何分か待つと、次は身分証明書の提示を求められるので、免許証を渡します。
一連の手続きが終わると、タブレット端末のようなものにタッチペンで署名することを求められるので、サインをします。
サインをしたら、SIMロック解除手数料である¥3,240(税率8%)を支払い(2019年10月以降は10%です)、領収書と申込書控えを受け取って終了となります。
ちなみに、支払い方法は現金のみとのことでした(店頭によるかも)。
au中古スマホのSIMロック解除が完了
▲SIMロック解除手続きが完了すると、領収書と申込書控えを受け取ります。
申込書控えには、端末によってSIMカードの状態の更新の設定が必要になると記載されていますが、おそらくiPhoneであれば必要ないと思います。
また、他社SIMのことは責任を取らないことと、再度SIMロックをかけることはできないといったことが書かれています。
実際にSIMロックが解除されたことを確認するためには、他社のキャリア回線のSIMを装着して使ってみるしか方法がありません。
私はau回線のSIMしか持っていないので確認ができていませんが、また機会があれば試してみようと思います。
なぜ店頭手続きのみ?
中古スマホのSIMロック解除は、au、ドコモ、ソフトバンクの3キャリアともに対応したのですが、ドコモだけはオンラインでのSIMロック解除に対応しています。
しかも、ドコモの場合オンラインで中古スマホのSIMロック解除をすると手数料が無料なのでかなりお得です。
一方で、auとソフトバンクでは中古スマホのSIMロック解除は店頭のみで手数料が発生します。
auが店頭手続きのみの理由は、悪用を防ぐためであるようです(参考: 中古端末の「SIMロック解除」なぜauとソフトバンクは「来店」のみ?)。
オンラインで無料で手続きができてしまうと、極端な例では犯罪者集団が盗んだスマホを一斉にSIMロック解除することもできてしまうので、そのような事態を防ぎたいようです。
店頭でSIMロック解除の手続きを行うと、どのような人物であるか店員さんに確認されますし、身分証の提示も求められるので、悪いことができないようになっている模様です。
とは言っても、SIMロック解除するだけで手数料¥3,000は地味に高いですし、そもそも店頭まで行くのがめんどくさいので、今後はauにもオンラインでも身分証明できるシステムを考えて欲しいところですね。
※2020年4月よりオンラインで無料でSIMロック解除できるようになりました。
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最後に
今回は、『au中古スマホのSIMロック解除のやり方!実際にショップでやってみた』についてご紹介しました。
このように、auの中古スマホはショップ店頭で手続きを行うことで、SIMロック解除を行うことができます。
また、条件を満たしていればネットワーク利用制限△(三角)の端末も対応しているので、中古で安くゲットしてSIMロック解除して他社のキャリア回線で使うという方法も可能です。
これでau、ドコモ、ソフトバンクのどのキャリアも中古スマホのSIMロック解除を行えるようになったので、端末のキャリアを気にせずに自由に選択できるようになります。
もちろん、auとソフトバンクの端末は手数料が必要になることと、元の契約から101日以降、ネットワーク利用制限が×(バツ)でないこと、元の契約者の支払いが滞ってないことなどの条件を満たす必要があるので注意しましょう。
皆さんも、au中古スマホのSIMロックを解除して快適に使ってみてはいかがでしょうか。