有機ELテレビはLGがおすすめ!メリット・デメリットを紹介

今回は、「有機ELテレビはLGがおすすめ」についてご紹介します。

最近は、4Kテレビの価格低下や、4K放送の開始などから「4Kテレビが欲しい」という方が増えていると思います。

そんな4Kテレビには、「液晶テレビ」と「有機ELテレビ」の2種類が販売されています。

「有機ELテレビ」は、「液晶テレビ」よりも画質が良く、映画やゲームなどの画質にこだわるユーザーから支持されています。

そんな「有機ELテレビ」なのですが、「値段が高い」、「どのメーカーが良いの?」と悩んでいる方も多いと思います。

結論から言うと、有機ELテレビは「LG」がオススメになります。

そんなわけで今回は、LGの有機ELテレビのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

有機ELテレビはLGがおすすめ

有機ELテレビとは?

そもそも「有機ELテレビ」とは、有機発光ダイオード (OLED)」のパネルを使ったテレビのことです。

有機テレビの特徴は、画素が自発光することで、高いコントラストを実現していることです。

特に暗いシーンの映像表現を得意としていて、完全な真っ黒を表示することができます。

また視野角の広さも特徴で、どの角度から見ても均一に映像を映すことができます。

2020年現在のところ、テレビ向けの有機ELパネルはLGのみが生産しているため、どのメーカーの有機ELテレビにもLGのパネルが採用されています。

ちなみに、LGの開発するテレビ向けの有機ELパネルは「カラーフィルター方式」となっています(参考: 徹底解説! 新世代テレビの本命「有機EL」パネル方式の種類とは?)。

2020年現在は、LGの他にもソニー、パナソニック、シャープ、東芝、ハイセンス、フナイといったメーカーが有機ELテレビを販売しています。

有機ELテレビは、各メーカーのテレビのフラッグシップモデル(最高級品)として扱われている場合が多く、価格も高くなっています。

このように、有機ELテレビは価格は高いものの、高画質なテレビとなっています。

LGの有機ELテレビのメリット

LGの有機ELテレビのメリット1. 価格が安い

1つ目のLGの有機ELテレビのメリットは、「価格が安い」です。

LGの有機ELテレビの特徴は、なんと言っても価格の安さにあります。

LGの有機ELテレビは、他社の有機ELテレビと比較しても安い傾向があるため、コスパを重視する人にもオススメになります。

参考までに、LGの有機ELテレビのBシリーズは、55インチが14万円程度で販売されています。

一方で、他の日本メーカーなどの有機ELテレビは、55インチが20万円前後が相場となっています。

LGの有機ELテレビは日本メーカーよりも6万円ほど安く買えるので、その差額で4Kチューナー内蔵のブルーレイレコーダーを買うこともできます

もちろん、LGの有機ELテレビは安価でも画質の評価が高く、RTINGS.comではLGのB9は8.7のスコアを獲得しています(参考: LG B9 OLED TV Review)。

このように、有機ELテレビのメリットの1つに「価格が安い」があります。

LGの有機ELテレビのメリット2. 有機ELパネルを自社生産している

2つ目のLGの有機ELテレビのメリットは、「有機ELパネルを自社生産している」です。

2020年時点では、LGはテレビ向けの有機ELパネルを生産している唯一のメーカーになります。

そのため、他社のソニーやパナソニック、東芝などの有機テレビにも、LGのパネルが採用されています。

つまり、日本メーカーの有機ELテレビを買ってもパネルはLG製となります。

また、LGは有機ELテレビのパネルを自社生産しているため、最新式のパネルを自社製品に優先的に採用し、またパネルの調達コストも安くできるというメリットがあります。

このように、有機ELテレビのメリットの1つに「有機ELパネルを自社生産している」があります。

LGの有機ELテレビのメリット3. HDRが明るい

3つ目のLGの有機ELテレビのメリットは、「HDRが明るい」です。

最近は4K放送や動画配信サービス、Ultra HD Blu-rayなどで、次世代規格の「HDR (ハイ・ダイナミック・レンジ)」に対応するコンテンツが増えてきました。

「HDR」の動画は従来の「SDR」と比べてダイナミックレンジが広く、暗いシーンと明るいシーンの表現できる範囲が広がっています。

そんな「HDR」なのですが、まだまだ歴史が浅いためHDR対応テレビでうまく表示できないといったこともあります。

具体的には、HDRのコンテンツを再生すると暗すぎて見づらいといったように、HDRの良さを生かし切れていないケースが多いのです。

そこでLGの有機ELテレビには、独自の「ダイナミックトーンマッピング」と「AI輝度」という機能が搭載されています。

ダイナミックトーンマッピング」は、HDRのコンテンツに応じて暗すぎるシーンは明るさを上げて、明るすぎるシーンは明るさを抑えることでHDRコンテンツの表示を最適化する機能です。

AI輝度」は、テレビを視聴している環境に合わせて、部屋が明るい場合はHDRコンテンツの明るさを上げることで映像を見やすくする機能です。

これら「ダイナミックトーンマッピング」と「AI輝度」の機能を使うことで、LGの有機ELテレビではHDRコンテンツを明るく表示することができます。

このように、有機ELテレビのメリットの1つに「HDRが明るい」があります。

LGの有機ELテレビのメリット4. ゲームに最適

4つ目のLGの有機ELテレビのメリットは、「ゲームに最適」です。

LGの有機ELテレビは、ゲームを遊ぶのにも向いています

LGの有機ELテレビがゲームに向いている理由としては、応答速度が1msと低遅延であること、HDMI 2.1に対応しているのでVRR、ALLM、そして120Hzのゲームが遊べること、視野角が広くて見やすいこと、暗いシーンも見やすいこと、HDRのゲームも「ダイナミックトーンマッピング」で明るく表示してくれることなどがあります。

実際に、RTINGS.comが選ぶゲームに最適なテレビに、LGの有機ELテレビであるB9とC9が選ばれています(参考: The 8 Best 4k Gaming TVs – Spring 2020)。

そのため、ゲーマーの方はLGの有機ELテレビでゲームをすると、より快適に遊べることは間違いないと思います。

このように、このように、有機ELテレビのメリットの1つに「ゲームに最適」があります。

LGの有機ELテレビのデメリット

LGの有機ELテレビのデメリット1. 番組表が使いにくい

1つ目のLGの有機ELテレビのデメリットは、「番組表が使いにくい」です。

LGの有機ELテレビは、テレビ番組の「番組表」が使いにくいです。

LGの有機ELテレビでは、「番組表」を1つのアプリとして扱っているため、「番組表」を起動するのにラグが発生し、テレビの視聴からシームレスに見ることができません。

また、「番組表」からテレビの視聴へ戻る際は、アプリの切り替えで「テレビ」を選択しないといけないことに加えて、番組表からテレビに切り替えるのにもラグが発生します。

そのため、テレビ番組を見ていて「番組表を見たい」と思っても、スムーズに切り替わってくれないので使っていてストレスを感じます。

このように、このように、有機ELテレビのデメリットの1つに「番組表が使いにくい」があります。

LGの有機ELテレビのデメリット2. 録画機能が使いにくい

2つ目のLGの有機ELテレビのデメリットは、「録画機能が使いにくい」です。

LGの有機ELテレビでは、外付けHDDをUSB接続することでテレビ番組を録画できるのですが、これがあまりにも使いにくいです。

たいていの日本メーカーでは、録画した番組をジャンルやグループ分けしてくれたり、チャプターを作ってくれる機能があるのですが、LGの有機ELテレビにそういった機能は一切ありません

録画機能に関しては、本当にただ取ってつけただけのようなもので、最低限の録画と再生の機能しかありません

また、そもそもたまに録画に失敗したり、録画した番組がノイズだらけだったりと、不具合もあります。

このように、このように、有機ELテレビのデメリットの1つに「録画機能が使いにくい」があります。

LGの有機ELテレビとレコーダーを組み合わせればベスト?

LGの有機ELテレビは、画質は良く、ゲームにも最適なのですが、番組表や録画といったテレビ視聴関係がイマイチなのが欠点です。

そこでオススメなのが、LGの有機ELテレビにレコーダーを繋いで使う方法です。

LGの有機ELテレビは番組表や録画関係がダメなので、外付けでディーガなどのブルーレイレコーダーを繋いでしまえば快適に使うことができるのです。

もちろん、ブルーレイレコーダーも4Kチューナー搭載のものは5万円以上はするのですが、それでもLGの有機テレビと4Kディーガを合わせて買っても日本のメーカーの有機ELテレビよりも安く済みます

つまり、有機ELテレビをコスパ良く手に入れたいのであれば、LGの有機ELテレビと、レコーダーを合わせて買うのがベストなのではないでしょうか。

▼有機ELテレビ「LG B1」はこちら

最後に

今回は、『有機ELテレビはLGがおすすめ!メリット・デメリットを紹介』についてご紹介しました。

このように、LGの有機ELテレビには①価格が安い、②有機ELパネルを自社生産している、③HDRが明るい、④ゲームに最適といったメリットがあるので、オススメになります。

しかしながら、LGの有機ELテレビは、①番組表が使いにくい、②録画機能が使いにくいのがデメリットとなります。

そこで、LGの有機ELテレビのデメリットを補うために、ディーガなどのレコーダーを繋いで使うことがオススメになります。

LGの有機ELテレビは値段が安いため、レコーダーと合わせて買っても日本メーカーの有機ELテレビよりも安く済みます

皆さんも、LGの有機ELテレビで高画質で映画やゲームなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。