「Apple One」が表示されない3の理由!OS、管理者、2TBを確認
2020年10月31日より、アップルの新しいサブスクリプションである「Apple One (アップル・ワン)」が日本でもサービスを開始しました。
「Apple One」は、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloudの4つのサービスが1つの支払いで利用できます。
「Apple One」の料金は、個人プランが月額¥1,100、ファミリープランが月額¥1,850となっいて、個別に契約するよりもお得に利用できるのが魅力です。
そんな中、「Apple Oneが表示されない」、「Apple Oneに登録できない」と困っている方もいると思います。
「Apple One」が表示されない理由としては、①OSのバージョンが古い、②ファミリー共有の管理者ではない、③すでにiCloud 2TBを契約しているの3つの原因が考えられます。
そんなわけで今回は、「Apple Oneが表示されない3の理由」について見ていきましょう。
「Apple One」が表示されない3の理由
Apple Oneが表示されない理由1. OSのバージョンが古い
1つ目のApple Oneが表示されない理由は、「OSのバージョンが古い」です。
「Apple One」に登録するためには、「iOS 14」を搭載したiPhoneとiPod touch、「iPadOS 14」を搭載したiPad、「macOS Big Sur」を搭載したMacのいずれかが必要になります。
そのため、現在iOS 14、iPadOS 14、macOS Big Sur(11.0)よりも古いバージョンのOSを使っている場合は、ソフトウェアアップデートをして最新のバージョンにしましょう。
ソフトウェアアップデートは、「設定」から、「一般」、「ソフトウェアアップデート」の順に実行できます。
ちなみに、「iOS 14」はiPhone 6s以降とiPod touch 第7世代、「iPadOS 14」はiPad Air 2と2015年以降に発売された全iPad、「macOS Big Sur」は、Macの一部の2013年モデルと、すべての2014年以降のモデルが対応しています。
このように、Apple Oneが表示されない理由の1つに「OSのバージョンが古い」があります。
Apple Oneが表示されない理由2. ファミリー共有の管理者ではない
2つ目のApple Oneが表示されない理由は、「ファミリー共有の管理者ではない」です。
「Apple One」は、ファミリー共有の管理者でないと登録できないことが確認できています。
そのため、すでにファミリー共有を利用している場合は、管理者のアカウントから「Apple One」に登録しましょう。
「Apple One」に登録するには、「App Store」または「設定」から、「アカウント」を開いて、「サブスクリプション」の項目を選択します。
ファミリー共有の管理者のアカウントで、デバイスのOSのバージョンが最新であれば、「Apple One」の項目が表示されているはずです(表示されない場合は理由3へ)。
ちなみに、ファミリー共有の他のメンバーがすでにApple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloudを共有している場合は、事前に解約手続きが必要になる場合があります。
特に、iCloudのファミリー共有の設定はややこしくて、すでに管理者以外のメンバーがiCloudストレージを共有している場合は、共有を停止して管理者のiCoudストレージに切り替える作業が必要になります。
このように、Apple Oneが表示されない理由の1つに「ファミリー共有の管理者ではない」があります。
Apple Oneが表示されない理由3. すでにiCloud 2TBを契約している
3つ目のApple Oneが表示されない理由は、「すでにiCloud 2TBを契約している」です。
「Apple One」は、すでにiCloud 2TBを契約している場合、登録画面が表示されず登録できないというケースが報告されています(参考: 「Apple One」の考察と加入方法・サブスクリプション割引サービスは単体よりどれだけ安い?いくつか注意点もあり!)。
これはおそらく、日本ではiCloud 2TBの「Premiereプラン」が利用できないことが原因だと思われます。
とは言っても、「Apple One」に加入した後であれば、iCloudの2TBストレージを追加することは可能です。
すでにiCloud 2TBを契約している方は、一旦iCloudのストレージをダウングレードしてから、「Apple One」に登録しましょう。
iCloudのストレージをダウングレードするには、「設定」→「Apple ID (自分の名前)」→「iCloud」→「ストレージを管理」→「ストレージプランを変更」で、200GB未満のストレージを選択しましょう。
ちなみに、iCloudのストレージが足りない状態になっても、28日間の猶予期間があるので、この間に「Apple One」を契約して必要なストレージを追加すれば、データが消えてしまう心配はありません。
iCloudのストレージをダウングレードしたら、「App Store」または「設定」から、「アカウント」を開いて、「サブスクリプション」の項目を確認しましょう。
「サブスクリプション」の項目に「Apple One」が表示されていれば、「Apple One」に登録して必要なiCloudストレージを追加しておきましょう。
このように、Apple Oneが表示されない理由の1つに「すでにiCloud 2TBを契約している」があります。
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最後に
今回は、『「Apple One」が表示されない3の理由!OS、管理者、2TBを確認』についてご紹介しました。
このように、「Apple One」が表示されず登録できない理由として、①OSのバージョンが古い、②ファミリー共有の管理者ではない、③すでにiCloud 2TBを契約しているのいずれかの原因が考えられます。
「Apple One」に登録できるデバイスは、「iOS 14」のiPhone、iPod touch、「iPadOS 14」のiPad、「Big Sur」のMacとなっているので、まずはお使いのデバイスをソフトウェアアップデートしましょう。
「Apple One」は、ファミリー共有の管理者でないと登録できないので、管理者のアカウントから登録を実行しましょう。
すでにiCloudの2TBストレージを契約している場合は、「Apple One」に登録できないので、iCloudのストレージをダウングレードしてから「Apple One」に登録しましょう。
皆さんも、「Apple One」に登録してアップルのサービスをお得に使ってみてはいかがでしょうか。