新型「Apple TV 4K 第2世代(2021)」開封・使用レビュー!HDMI2.1やYouTubeは?
今回は、「Apple TV 4K 第2世代の開封・使用レビュー」についてご紹介します。
2021年5月21日に、新型の「Apple TV 4K 第2世代」が発売されました。
「Apple TV 4K 第2世代」では、新しい「Siri Remote 第2世代」や、「A12 Bionicチップ」などが搭載されています。
そんな「Apple TV 4K 第2世代」なのですが、早速私も購入し入手しました。
そこで今回は、新しい「Apple TV 4K 第2世代の開封・使用レビュー」について見ていきましょう。
新型「Apple TV 4K 第2世代(2021)」開封・使用レビュー
「Apple TV 4K 第2世代 (2021)」の開封
▲では、早速「Apple TV 4K 第2世代」を開封していきます。
「Apple TV 4K 第2世代」の箱は、これまでとそれほど大きく変わっていない印象です。
▲箱の裏面には、「App Store」、「AirPlay」、「HomePod」、「AirPod」の宣伝が記載されています。
このデザインの「HomePod」は生産が終了したはずなのですが、新型が出るのでしょうか。
▲箱のビニールを剥がしていきます。
▲「Apple TV 4K 第2世代」の箱は、真上に引っ張るようにして開封します。
▲箱を開けると、「Apple TV 4K 第2世代」の本体と、「Siri Remote 第2世代」が登場します。
▲「Apple TV」と「Siri Remote」の下には、「Lightningケーブル」と「電源ケーブル」が収納されています。
▲内容は、「Apple TV 4K 第2世代」の本体、「Siri Remote 第2世代」、「電源ケーブル」、「Lightning to USB-Aケーブル」、「ステッカー」となっています。
「Lightningケーブル」は、正直「USB-C」にしておいてほしかったところです。
▲「Apple TV」と「Siri Remote」のビニールを剥がしていきます。
ここで少し驚いたのが、「Siri Remote」を包んでいたのがビニールではなく紙だったことです。
おそらくアップルの環境に対する取り組みだと思われます。
▲こちらが「Siri Remote 第2世代」の本体になります。
第一印象としては、少し厚みがあって手に持った時に馴染みやすくなったと感じました。
背面も持ちやすいように少し丸みを帯びています。
ボタン類は、カチカチとしっかり押せるので操作性が良さそうです。
▲「Apple TV 4K 第2世代」の本体は、「第1世代」と同じく電源、HDMI、有線LANの3ポートが搭載されています。
「Apple TV 4K 第1世代」との見た目の違いは全く分かりません。
▲「Apple TV 4K 第2世代」と「第1世代」を横に並べて比べてみました。
左が「第2世代」で右が「第1世代」なのですが、全く同じに見えます。
どうやらデザインは前の世代から全く変わっていないようです。
▲ 次に、「Siri Remote 第2世代」と「第1世代」を横に並べて比べてみました。
こちらは大きく変わっていて、「第2世代」と「第1世代」では全く別のリモコンとなっています。
「第1世代」では真っ黒のガラスボティだったのですが、「第2世代」はシルバーアルミのボディになっています。
また、新しく「タッチ対応クリックパッド」、「電源ボタン」、「ミュートボタン」が搭載され、「Siriボタン」は側面に移動しています。
▲「Siri Remote 第2世代」は、縦に伸びて背が高くなり、「第1世代」よりも少し厚みが増しています。
これによって、「第2世代」は手に持った際に自然に馴染むようになったと思います。
以上が、「Apple TV 4K 第2世代 (2021)の開封」になります。
「Apple TV 4K 第2世代 (2021)」のセットアップ
続いては、「Apple TV 4K 第2世代 (2021)」のセットアップについて見ていきます。
まず、「Apple TV 4K 第2世代」はテレビに接続するのに必要な「HDMIケーブル」が別売りなので注意です。
「Apple TV 4K 第2世代」では「HDMI 2.1」に対応しているので、今回はアンカーの「HDMI 2.1ケーブル」を用意しました。
「HDMI 2.1」に対応したテレビをお使いの方は、ぜひ「HDMI 2.1」に対応したケーブルを用意しましょう。
▲「Apple TV」にHDMIケーブル、電源ケーブル、有線LANケーブルを接続してテレビと繋ぎます。
有線LANケーブルがない場合はWi-Fiでも大丈夫です。
「Apple TV」をテレビに繋いだら、「Siri Remote」のボタンを押します。
▲「Siri Remote」のボタンを押すと「Apple TV」に接続されるので、操作できるようになります。
「Siri Remote 第2世代」では、クリック、スワイプ、ジェスチャーの3種類の操作に対応しています。
軽く試してみたところ、クリックとスワイプはうまくいくのですが、ホイールを回転させる操作がよくわかりませんでした(動画の再生中のみ利用できるようです)。
▲「Siri Remote」で「言語」を選択します。
▲「国/地域」を選択します。
▲「データとプライバシー」が表示されるので「続ける」を選択します。
▲「Apple TVを自動的に設定」の画面になります。
ここで「iPhoneで設定」を選択した方が楽なのでオススメです。
▲「Apple TVを設定」の画面になったら、「Apple TV」に「iPhone」を近づけます。
▲「iPhone」に「新しいApple TVを設定」が表示されたら、「設定」を選択します。
▲ここで、テレビの画面に表示された4桁の認証コードを「iPhone」に入力します。
▲設定が完了するまで待ちます。
▲設定が終わると「iPhoneでRemoteを使用」と表示されるので「完了」をタップします。
▲パスワードを要求の画面になるので、任意で選択します。
▲「iPhoneからの設定」を引き継ぐかどうか尋ねられるので、「続ける」か「カスタマイズ」を選択します。
▲「TVプロバイダ」は「今はしない」を選択します。
▲1つのホーム画面は任意で選択します。
▲この「Apple TV」をどこに設置するのか選択します。
▲スクリーンセーバーは「自動的にダウンロード」がオススメです。
▲「App解析」は任意で選択します。
▲利用規約は「同意する」を選択します。
▲ここで、「ドルビービジョン」対応のテレビを使っている場合は「ドルビービジョンを試す」の画面が出てくるので設定しておきましょう。
▲「ドルビービジョン」をオンにすると、テレビの設定が切り替わります。
▲これで、「Apple TV 4K 第2世代」のセットアップが完了となります。
▼アンカーの「HDMI 2.1対応ケーブル」はこちら
「Apple TV 4K 第2世代」の映像設定
▲続いては、「Apple TV 4K 第2世代の映像設定」について見ていきます。
「Apple TV 4K 第2世代」は「HDMI 2.1」に対応しています。
私が使っているテレビの「LG B9」は「HDMI 2.1」に対応しているので、「Apple TV 4K 第2世代で120Hzが使えるかも」と期待していました。
ところが、残念ながら「tvOS 14.5」の時点では60Hzまでの対応となっているようです。
おそらく、今後のアップデートで「120Hz」が使えるようになる可能性はありそうです。
▲「Apple TV 4K 第2世代」の映像設定は、初期のままでも問題はないのですが、私はあえて「4K SDR」出力に設定しています。
そして、「コンテンツに合わせる」の項目で、「ダイナミックレンジ」と「フレームレート」をオンにしています。
これによって、SDR、HDR10、ドルビービジョンの出力がコンテンツに合わせて切り替わるようになります。
また、24fpsで製作されているコンテンツは、24Hzで出力されるようになります。
以上が、「Apple TV 4K 第2世代の映像設定」になります。
「Siri Remote 第2世代」の操作
続いては、「Siri Remote 第2世代」の操作について見ていきます。
「Siri Remote 第2世代」では、新しく「タッチ対応クリックパッド」を搭載し、新しい操作方法に対応しています。
「Siri Remote 第2世代」の操作方法には、まず「クリック」があります。
これはオーソドックスな操作方法です。
次に「スワイプ」があります。
これは、「Siri Remote 第1世代」に採用されていた操作方法です。
次に「ジェスチャー」があるのですが、これがなかなかうまく操作できません。
「iPod」のホイールのように回転させるようになぞるのだと思っていたのですが、どうやら違うようです。
※「回転」のジェスチャーは、動画の再生中のみに使えます。
以上が、「Siri Remote 第2世代の操作」になります。
「Apple TV 4K 第2世代」のYouTube
続いては、「Apple TV 4K 第2世代」の「YouTube」について見ていきます。
「Apple TV 4K 第1世代」では、「YouTube」は4K 30fpsまでしか対応していなかったので、「第2世代」ではどうなっているのか確かめてみます。
まずは、「App Store」から「YouTube」のアプリをインストールします。
▲「YouTube」で4K 60fpsのコンテンツを検索し、再生してみます。
「動画の画質」を見ると、「2160p 4K」になっていることがわかります。
▲次に、「統計情報」を表示すると、「3840×2160」の「60fps」で再生できていることが確認できました。
「Apple TV 4K 第2世代」では、「YouTube」の4K SDR 60fpsに対応しているようです。
▲続いては、「4K HDR 60fps」のコンテンツを再生してみました。
「統計情報」を見るとHDRで再生されていることがわかるのですが、テレビの映像設定は「SDR」のままです。
どうやら、「YouTube」のアプリでは「ダイナミックレンジ」の切り替えに対応していないようです。
※2022年8月頃に対応しました(参考: 「Apple TV」の「YouTube」がHDRと24Hz切り替え出力に対応!コンテンツに合わせるをオンにしよう)。
▲「設定」から「ドルビービジョン」を有効にして、再び「YouTube」に戻ります。
▲今度はきちんと「4K HDR 60fps」で再生されました。
しかしながら、2021年5月21日時点では「YouTube」のアプリは「ダイナミックレンジ」の切り替えに対応していないため、今後のアップデートでの対応が望まれます。
※2022年8月頃に対応しました(参考: 「Apple TV」の「YouTube」がHDRと24Hz切り替え出力に対応!コンテンツに合わせるをオンにしよう)。
以上が、「Apple TV 4K 第2世代のYouTube」になります。
「Apple TV 4K 第2世代」のゲーム
続いては、「Apple TV 4K 第2世代」のゲームについて見ていきます。
「Apple TV 4K 第2世代」では、新しく「A12 Bionic」を搭載しているので、ゲーム体験がどうなっているのか確認します。
まずは、「Apple Arcade」の「ファンタジアン」をプレイします。
▲コントローラーは、「GameSir G4 Pro」を使っています。
▲「Apple TV 4K 第2世代」では、特に問題なく普通にゲームをプレイできました。
ゲームプレイに関しては、「Apple TV 4K 第1世代」と比較して特に大きくは変わっていないようです。
▲続いては、「百鬼魔道」をプレイしていきます。
▲こちらはアクションゲームですが、テレビをゲームモードにすることで遅延も感じず快適にプレイにできました。
以上が、「Apple TV 4K 第2世代のゲーム」になります。
「Apple TV 4K 第2世代」の電源オンオフ
続いては、「Apple TV 4K 第2世代」の電源オンオフについて見ていきます。
「Siri Remote 第2世代」では、新しく搭載された「電源ボタン」を使って電源のオンオフができます。
電源をオフにしたい場合は、「電源ボタン」を長押しします。
テレビの電源が連動してオフになります。
▲電源をオンにしたい場合は、「電源ボタン」を1回押します。
テレビの電源が連動してオンになります。
以上が、「Apple TV 4K 第2世代の電源オンオフ」になります。
▼「Apple TV 4K」はこちら
最後に
今回は、『新型「Apple TV 4K 第2世代(2021)」開封・使用レビュー!HDMI2.1やYouTubeは?』についてご紹介しました。
このように、「Apple TV 4K 第2世代」にはさまざまな新機能が搭載されています。
新しい「Siri Remote 第2世代」では、新しい操作方法を取り入れたことで、使いにくいと評判が悪かった「第1世代」を大幅に改善していると思います。
「YouTube」では、新しい「A12 Bionic」によって4K SDR 60fps、4K HDR 60fpsにも対応していることが確認できました。
ゲームに関しては、「Apple TV 4K 第1世代」から大きな変化は感じませんでした。
「Siri Remote 第2世代」には電源ボタンも搭載されたので、電源のオンオフが楽にできるようになっています。
皆さんも、「Apple TV 4K 第2世代」で快適に動画の視聴やアプリ、ゲームなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。