「Apple TV」が空間オーディオに対応!tvOS15(2021年秋リリース)より
2021年6月8日(日本時間)に開催された「WWDC 2021」にて、「Apple TV」が「空間オーディオ」に対応することが発表されました(参考: WWDC2021)。
「Apple TV」の「空間オーディオ」は、2021年秋にリリースされる「tvOS 15」より対応するようです。
「Apple TV 4K」はこれまで、「Dolby Atmos (ドルビーアトモス)」の再生には対応していましたが、「空間オーディオ」には非対応でした。
そのため、「tvOS 15」からは「AirPods Pro」、「AirPods Max」を使って、「Apple TV」で映画、ドラマ、音楽などの「空間オーディオ」を楽しめることになります。
そんなわけで今回は、「Apple TVの空間オーディオ対応」について見ていきましょう。
「Apple TV」が空間オーディオに対応!tvOS15(2021年秋リリース)より
WWDC 2021にてApple TVの空間オーディオ対応が発表
2021年6月8日(日本時間)に開催された「WWDC 2021」にて、「Apple TV」が「空間オーディオ」に対応することが発表されました。
「WWDC 2021」の0:36:46から、以下のように言及されています。
この秋 空間オーディオをtvOSにも広げます
つまり 完全なサラウンド体験を
リビングの大画面で
ほかの部屋にいる人たちの邪魔をせずに楽しめます
WWDC2021 0:36:46〜
つまり、これまで「iPhone」や「iPad」に対応していた「空間オーディオ」の機能が、遂に「Apple TV」にも対応することになります。
「Apple TV」の「空間オーディオ」は、2021年秋にリリースされる「tvOS 15」から対応します。
「空間オーディオ」に対応する「Apple TV」の機種は、最新の「Apple TV 4K 第2世代」の対応は確実ですが「Apple TV HD」が対応するかどうかは不明です。
「空間オーディオ」を視聴できるデバイスは、
- AirPods Pro
- AirPods Max
となっています(参考: AirPods Pro や AirPods Max で空間オーディオを体験する – Apple サポート)。
「空間オーディオ」に対応するコンテンツは、「Apple TVアプリ(iTunes)の映画」、「Apple TV+」、「Apple Music」などとなっています。
このように、「Apple TV」は「tvOS 15」より「空間オーディオ」に対応します。
空間オーディオ対応/非対応コンテンツの見分け方
続いては、「空間オーディオ」に対応するコンテンツと、非対応のコンテンツの見分け方について見ていきましょう。
まず、「空間オーディオ」対応のイヤホン・ヘッドホンをデバイスに接続したら、コントロールセンターから「オーディオコントロール」を開いて「空間オーディオ」をオンにします(参考: AirPods Pro や AirPods Max で空間オーディオを体験する – Apple サポート)。
「空間オーディオ」をオンにすると、「空間オーディオ」のアイコンが表示されます。
再生しているコンテンツが「空間オーディオ」に対応しているかどうかは、この「空間オーディオ」のアイコンを見ることが判別できます。
コンテンツが「空間オーディオ」に対応している場合は、「空間オーディオ」のアイコンのアニメーションが動き、音波のようなものが拡大縮小します。
逆に、コンテンツが「空間オーディオ」に非対応の場合は、「空間オーディオ」のアイコンは何も動かずに止まったまま表示されます。
試しに「iPhone」からいくつかのアプリでコンテンツを再生してみましたが、「Apple TVアプリ(iTunes)の映画」、「Apple TV+」、「Apple Musicのミュージックビデオ」などで「空間オーディオ」の対応が確認できました。
このように、「空間オーディオ」に対応するコンテンツと非対応のコンテンツを見分けるには、「空間オーディオ」のアイコンを確認しましょう。
▼「Apple TV 4K」はこちら
最後に
今回は、『「Apple TV」が空間オーディオに対応!tvOS15(2021年秋リリース)より』についてご紹介しました。
このように、「Apple TV」は2021年秋にリリースされる「tvOS 15」より、「空間オーディオ」に対応します。
「空間オーディオ」の視聴は、AirPods Pro、AirPods Maxが対応しています(2021年6月8日時点)。
「空間オーディオ」に対応するコンテンツは、「Apple TVアプリ(iTunes)の映画」、「Apple TV+」、「Apple Music」などで視聴できます。
コンテンツが「空間オーディオ」に対応しているかどうかは、コントロールセンターから「空間オーディオ」のアイコンを見ることで判別できます。
果たして、「Apple TV」の「空間オーディオ」対応はどのような体験をもたらしてくれるのか、とても楽しみです。