iPad、Apple TV対応コントローラー「FONLAM HD-6500」がコスパ最高!iOS、Switchにも
今回は、iPad、Apple TV対応のコントローラー「FONLAM HD-6500」を買って使ってみたのでご紹介します。
最近は、「App Store」の無料・有料ゲームや、定額制の「Apple Arcade (アップル・アーケード)」などでiPadやApple TVで遊べるゲームが増えてきています。
そんなiPadやApple TVでゲームを遊ぶ際は、ぜひ対応するコントローラーを用意しておきたいところです。
そこで、iPad、Apple TVに対応するコントローラーでなるべくコスパの良さそうなものを探してみた結果、「FONLAM HD-6500 (FONLAM Switch コントローラー 無線 ゲームパッド プロコン 背面ボタン Switch/Android/IOS/PC/全対応)」という製品を見つけたので買ってみました。
そして、結論から言うと「FONLAM HD-6500」はiPad、Apple TVで使用できる便利なコントローラーでした。
そんなわけで今回は、「iPad、Apple TV対応コントローラーFONLAM HD-6500」について見ていきましょう。
iPad、Apple TV対応コントローラー「FONLAM HD-6500」がコスパ最高
「FONLAM HD-6500」のスペック
製品名 | FONLAM HD-6500 (FONLAM Switch コントローラー 無線 ゲームパッド プロコン 背面ボタン Switch/Android/IOS/PC/全対応) |
対応デバイス | Apple端末、Android端末、 Nintendo Switch、Windows PC |
接続方法 | Bluetooth |
搭載ボタン | LRスティック、A/B/X/Yボタン、十字キー、 L1R1ボタン、L2R2ボタン、L3R3ボタン、 +-ボタン、ホームボタン ターボボタン、スクリーンショットボタン、 設定ボタン、ML/MRボタン、 |
充電ポート | USB-C |
バッテリー容量 | 650mAh |
重さ | 190g |
まずは、「FONLAM HD-6500のスペック」について見ていきます。
「FONLAM HD-6500」の対応デバイスは、Apple端末(iOS、iPadOS、macOS、tvOS)、Android端末、Nintendo Switch、Windows PCとなっています。
今回は「iPad」と「Apple TV」に接続して使ってみましたが、バッチリ使えました。
「FONLAM HD-6500」の接続方法は、Bluetoothによるワイヤレス接続です。
「FONLAM HD-6500」の搭載ボタンは、LRスティック、A/B/X/Yボタン、十字キー、L1R1ボタン、L2R2ボタン、L3R3ボタン、+-ボタン、ホームボタンに加えて、独自にターボボタン、スクリーンショットボタン、設定ボタン、ML/MRボタンも搭載されています。
「FONLAM HD-6500」の充電ポートは「USB-C」になっていて、バッテリー容量は650mAhです。
「FONLAM HD-6500」の重さは公表されていませんでしたが、測ってみたところ190gでした。
以上が、「FONLAM HD-6500のスペック」になります。
▼「FONLAM HD-6500」はこちら
「FONLAM HD-6500」の開封
▲続いては、「FONLAM HD-6500の開封」について見ていきます。
「FONLAM HD-6500」の箱は割と小さめで、側面には「HD-6500」と書いてあります。
「HD-6500」というコントローラー自体は「FONLAM」以外にも色んなところから販売されているようです。
▲次は、「FONLAM HD-6500」の箱を開封していきます。
箱は少し固くて開けにくい印象でしたが、最初だけなので問題ないです。
▲内容は、コントローラー本体、USB-Cケーブル、マニュアルの3点となっています。
コントローラーのスティック部分はスポンジでガードされていました。
マニュアルは日本語対応なのがグッジョブです。
▲「FONLAM HD-6500」の正面側には、LRスティック、L3R3ボタン、A/B/X/Yボタン、+-ボタン、ホームボタン、そしてターボボタン、スクリーンショットボタン、設定ボタンが搭載されています。
コントローラーを持ってみた印象はとても軽く、ボタン類も押しやすくて良いと思います。
▲「FONLAM HD-6500」の背面には、USB-C端子、L1R1ボタン、L2R2ボタン、ML/MRボタン、ペアリングボタン(Switch・PC用)、カスタムボタンが搭載されています。
「USB-C端子」は充電ができる他に、PCと有線接続して使うこともできるようです。
「ペアリングボタン」は「Nintendo Switch」や「Windows PC」と接続する際に使うもので今回は使用しません。
「カスタムボタン」では、好きなコマンド入力を覚えさせて「MLボタン」、「MRボタン」で使えるようにするものですが今回は使用しません。
以上が、「FONLAM HD-6500の開封」になります。
「FONLAM HD-6500」をiPadに接続
▲続いては、「FONLAM HD-6500」を「iPad」に接続していきます。
まずは、コントローラーを①電源オフの状態にしておきます。
次に、コントローラーの②「HOMEボタン」と「Aボタン」を同時に長押しします。
すると、コントローラーの③ランプが素早く点滅します。
この状態で、コントローラーと④Apple端末とペアリングすることが可能になります。
▲コントローラーがペアリングモードになったら、「iPad」から「設定」、「Bluetooth」を開きます。
「Bluetooth」のその他のデバイスの項目に、「Xbox Wireless Controller」と表示されているはずなので選択します。
▲コントローラーとの接続に成功すると、「接続済み」と表示され、コントローラーのランプが点滅から点灯に変わります。
▲ちなみに、この「Xbox Wireless Controller」という名前は変更することもできます。
まずは、接続済みの右側の「i」のボタンをタップします。
▲すると、「名前」の項目が出てくるので選択します。
▲あとは、コントローラーの名前を好きな名前に変更することができます。
以上が、「FONLAM HD-6500をiPadに接続」になります。
「FONLAM HD-6500」のボタン配置を変更しよう
▲続いては、「FONLAM HD-6500のボタン配置の変更」について見ていきます。
「FONLAM HD-6500」は、初期設定の状態では「Nintendo Switch」のボタン配置になっています。
具体的には、「Aボタン」と「Bボタン」、「Xボタン」と「Yボタン」の位置がMFiやXboxコントローラーと逆になっているのです。
一応このままの状態でも「iPad」でゲームを遊ぶことができますが、ゲームによっては遊びにくいものもあるため、ボタン配置を変更していきます。
※「ゲームコントローラ Game Controller Test」というアプリを使ってボタン配置を確認しています。
▲「FONLAM HD-6500」では、「設定ボタン」と「R3」ボタンを同時に押すことでボタン配置を入れ替えることができます。
▲試してみたところ、確かに「Aボタン」、「Bボタン」、「Xボタン」、「Yボタン」の位置が入れ替わりました。
▲しかしながら、この方法を使った場合電源をオフにして再起動するとまた初期設定に戻ってしまうという問題があります。
▲そこで、「iPad」から直接ボタン配置をカスタマイズしていきます。
まずは、「iPad」の「設定」から「一般」、「ゲームコントローラー」を開きます。
▲「ゲームコントローラー」を開いたら、「カスタマイズ」を選択します。
▲「カスタマイズ」を開いたら、「カスタマイズを有効にする」にチェックが入っていることを確認して、「Aボタン」を選択します。
▲「Aボタン」を開いたら、「Bボタン」を選択します。
これで、「Aボタン」を「Bボタン」に割り当てることができました。
▲あとは、同じようにして「Bボタン」を「Aボタン」に、「Xボタン」を「Yボタン」に、「Yボタン」を「Xボタン」にカスタマイズしていきましょう。
一度「iPad」でコントローラーのボタンをカスタマイズしておけば、コントローラーの電源を入れ直しても設定が維持されます。
以上が、「FONLAM HD-6500のボタン配置の変更」になります。
「FONLAM HD-6500」でiPadのゲームをプレイ
▲ 続いては、実際に「FONLAM HD-6500を使ってiPadのゲームをプレイ」していきます。
まずは、「iPad」で「Apple Arcade」の「FANTASIAN」をプレイしました。
コントローラーはバッチリ動作し、ボタンの反応がよくスティックでの移動も操作しやすかったです。
ただし、PlayStationのコントローラーなどに比べるとスティックの感度がイマイチで緩急をつけられる範囲が狭いと感じました。
そのため、例えばゆっくり歩く、走るといった動作の使い分けがやりにくいのですが、実際のところ大半のゲームでは問題ないと思います。
※後で述べるファームウェアの変更も参考にしてください。
▲続いては、「iPad」で「原神」をプレイしてみました。
こちらはゲーム内の「設定」から変更することでコントローラーが使えました。
「原神」はアクションRPGでボタン操作を多用するので、タッチ操作よりも快適に遊べると思います。
以上が、「FONLAM HD-6500でiPadのゲームをプレイ」になります。
「FONLAM HD-6500」の電源をオンオフする方法
▲次は、「FONLAM HD-6500の電源をオンオフする方法」について見ていきます。
「FONLAM HD-6500」の電源をオフにするには、コントローラーの「HOMEボタン」を長押しするだけです。
▲逆に、「FONLAM HD-6500」の電源をオンにするには、コントローラーの「HOMEボタン」を2秒ほど長押しします。
一度ペアリング済みの場合は、自動的に接続されます。
以上が、「FONLAM HD-6500の電源をオンオフする方法」になります。
「FONLAM HD-6500」をApple TVに接続してゲームプレイ
▲続いては、「FONLAM HD-6500をApple TVに接続してゲームをプレイ」していきます。
まずは、「FONLAM HD-6500」をiPadと同じようにペアリングモードにしておきましょう。
▲コントローラーをペアリングモードにしたら、お使いの「Apple TV」から「設定」を開きます。
▲「設定」を開いたら、「リモコンとデバイス」を選択します。
▲「リモコンとデバイス」を開いたら、「Bluetooth」を選択します。
▲「Bluetooth」を開いたら、その他のデバイスの「Xbox Wireless Controller」を選択します。
▲「接続済み」と表示されたら、コントローラーの接続が完了です。
▲コントローラーを接続したら、iPadと同じようにボタン配置をカスタマイズしていきます。
まずは、「Bluetooth」から接続済みのコントローラーを選択します(名前を変更した場合は変更された名前が表示)。
▲コントローラーを開いたら、「カスタマイズ」を選択します。
▲カスタマイズを開いたら、「Aボタン」を「Bボタン」、「Bボタン」を「Aボタン」、「Xボタン」を「Yボタン」、「Yボタン」を「Xボタン」に割り当てしましょう。
さらに詳しくはこちら: 「Apple TV」のゲームコントローラーのボタン配置を割り当てる方法!カスタマイズしよう
▲次は、「Apple TV」で「Apple Arcade」の「FANTASIAN」をプレイしていきます。
「Apple TV」でも、iPad版と同じように、「FONLAM HD-6500」のコントローラーがバッチリ使えました。
操作性としては「iPad」と似たような感じです。
▲続いては、「Apple TV」で「クロノ・トリガー (アップグレード版)」をプレイしてみました。
「Apple TV」を使うことでテレビとコントローラーでプレイできるので、コンシューマーゲーム機のような感覚でプレイできました。
以上が、「FONLAM HD-6500をApple TVに接続してゲームをプレイ」になります。
▼「Apple TV 4K」はこちら
「FONLAM HD-6500」のメリット
続いては、「FONLAM HD-6500」を使ってみて気付いたメリットについて見ていきます。
- 軽くて使いやすい
- Apple端末、Android端末、Switch、PCで使える
- コスパが良い
- 電池持ちがいい
1つ目のFONLAM HD-6500のメリットは「軽くて使いやすい」です。
「FONLAM HD-6500」は190gととても軽量なので、長時間のゲームプレイでも負担を感じにくいと思いました。
また、ボタン類も操作しやすいので良いと思います。
2つ目のFONLAM HD-6500のメリットは「Apple端末、Android端末、Switch、PCで使える」です。
今回はiPadとApple TVでしか試していませんが、他にもiPhone、iPod touch、Mac、Androidスマホやタブレット、Nintendo Switch、Windows PCなどでも使えるようです。
これだけ対応デバイスが多いと便利だと思います。
3つ目のFONLAM HD-6500のメリットは「コスパが良い」です。
「FONLAM HD-6500」は、他のMFi、PlayStation、Xboxのコントローラーと比べると買いやすく、コスパの良い製品だと思います。
そのため、コスパ重視でコントローラーを探している方にオススメになります。
4つ目のFONLAM HD-6500のメリットは「電池持ちが良い」です。
実際に「FONLAM HD-6500」でゲームを遊んでいると、長時間使用しても電池が減りにくかったので良いと思いました。
一応カタログスペックでは最長15時間使用できるようです。
以上が、「FONLAM HD-6500」を使ってみて気付いたメリットになります。
「FONLAM HD-6500」のデメリット
続いては、「FONLAM HD-6500」を使ってみて気付いたデメリットについて見ていきます。
- ボタンの配置入れ替えが電源オフでリセットされる
- 慣れるまでボタンを押し間違えがち
- スティックの感度がイマイチ(ファームウェア変更で改善)
1つ目のFONLAM HD-6500のデメリットは「ボタンの配置入れ替えが電源オフでリセットされる」です。
「FONLAM HD-6500」にはボタン配置を入れ替える機能が搭載されているのですが、電源を切るとリセットされてしまうのが残念なところです。
さすがに毎回電源を入れるたびにボタン入れ替えの設定をするのは面倒臭いので、結局「iPad」や「Apple TV」側でボタン配置のカスタマイズすることになったのでこの機能はあまり意味がなかったです。
2つ目のFONLAM HD-6500のデメリットは「慣れるまでボタンを押し間違えがち」です。
「FONLAM HD-6500」ではボタン配置をカスタマイズすることで、MFiやXboxと同じように使うことができます。
ですが、当然ながらコントローラー側の物理ボタンに表示されているのはSwitch基準のB、A、Y、Xと逆表記のため、慣れるまではついボタンを押し間違えてしまいます。
とは言っても、しばらく使っていると慣れてきてボタンを押し間違えることもなくなるので、これもあまり気にならない点です。
3つ目のFONLAM HD-6500のデメリットは「スティックの感度がイマイチ」です。
「FONLAM HD-6500」はスティックの感度がそれなりなので、PlayStationなどの純正コントローラーと比べるとイマイチな印象です。
例えば、初期設定ではスティックを軽く倒しただけで強く入力されてしまい、カーソルを少しだけ動かしたり、キャラクターをゆっくり歩かせるといったいった動作が困難でした。
一応、「COWBOX HD-6500」のページでファームウェアが公開されていて、ここでバージョン1.13に変えてみたところ改善されました(色々試してみましたが1.17がちょうどいいかもしれません)。
とは言っても、ほとんどのゲームではスティックのシビアな入力が必要なく普通に遊べるので、特に大きな問題ではないと思います。
以上が、「FONLAM HD-6500」を使ってみて気付いたデメリットになります。
「FONLAM HD-6500」はコスパの良いコントローラー
総評としては、「FONLAM HD-6500」はコスパの良いコントローラーなのでオススメです。
「FONLAM HD-6500」はボタン配置がSwitch基準のB/A、Y/Xになっているのが欠点ですが、「iPad」や「Apple TV」側からボタン配置をカスタマイズすることでカバーできます。
「FONLAM HD-6500」は、コントローラーに対応している「App Store」の無料・有料ゲームはもちろん、「Apple Arcade」のゲームにも対応しているので、数多くのゲームで利用できます。
「iPad」や「Apple TV」で使えるMFi、PlayStation、Xboxのコントローラーは結構良い値段がするので、それに比べると「FONLAM HD-6500」は買いやすくなっています。
また、今回は「iPad」と「Apple TV」でしか試していませんが、他にもiPhone、iPod touch、Mac、Androidスマホやタブレット、Nintendo Switch、Windows PCなどでも使えるので便利です。
「FONLAM HD-6500」はPlayStationなどの純正コントローラーと比べるとスティックの感度がイマイチなのですが、消耗品と割り切って使う分には良いと思います。
このように、「FONLAM HD-6500」はコスパの良いコントローラーとなっています。
▼「FONLAM HD-6500」はこちら
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最後に
今回は、『iPad、Apple TV対応コントローラー「FONLAM HD-6500」がコスパ最高!iOS、Switchにも』についてご紹介しました。
このように、「FONLAM HD-6500」はiPadやApple TVなどで使えるコスパの高いコントローラーとなっています。
また、「FONLAM HD-6500」はiPad、Apple TV以外にもiPhone、iPod touch、Mac、Androidスマホやタブレット、Nintendo Switch、Windows PCなどでも使えるので便利です。
「FONLAM HD-6500」は、ボタンが「Switch」の配置になっているのが注意点ですが、iPadやApple TVなどのデバイスから配置をカスタマイズすることが可能です。
「FONLAM HD-6500」は、「Apple Arcade」の「FANTASIAN」や、「App Store」の「原神」、「クロノ・トリガー (アップグレード版)」などでもバッチリ動作しました。
皆さんも、「FONLAM HD-6500」を使ってiPadやApple TVなどでゲームプレイを楽しんでみてはいかがでしょうか。