「Apple TV 4K」の解像度はいくら?出力対応する83種類を大紹介!【2022】

「Apple TV 4K」では、文字通り4Kの映像出力に対応しています。

「Apple TV 4K」で選択できる4K解像度のフォーマットとしては、「4K ドルビービジョン 60 (59.94Hz)」、「4K HDR 60 (59.94Hz」、「4K SDR 60 (59.94Hz)」などが選択できます(HDRは「HDR10」になります)。

そしてもちろん、「Apple TV 4K」は4K以外の映像出力にも対応していて、「1080p ドルビービジョン 60 (59.94Hz)」、「1080p HDR 60 (59.94Hz)」、「1080p SDR 60 (59.94Hz)」なども選択できます。

ちなみに、作品ごとに適切なフォーマットで出力したい場合は、「コンテンツに合わせる」でをオンにすることでSDR、HDR10、ドルビービジョン、60Hz、24Hzを切り替えることもできます。

そんなわけで今回は、「Apple TV 4Kが出力対応する解像度83種類」について見ていきましょう。

「Apple TV 4K」の解像度はいくら?出力対応する83種類を大紹介!【2022】

▲では、実際に「Apple TV 4Kで出力できる解像度83種類」について見ていきましょう。

まずは、「Apple TV 4K」のホーム画面から「設定」を開きます。

▲「設定」を開いたら、「ビデオとオーディオ」を選択します。

▲「ビデオとオーディオ」を開いたら、「フォーマット」を選択します。

「フォーマット」を開くと、出力する解像度、ダイナミックレンジ、フレームレートなどを変更することができます。

※ここで表記される4Kは「3840 x 2160」、1080pは「1920 x 1080」、720pは「1280 x 720」を指しています。

※「ドルビービジョン」は、DOLBY VISIONに対応するテレビのみ表示されます。

フォーマット (59.94Hz / 50Hz)

▲「フォーマット」を開くと、まずは基本的な出力となる4K、1080p、ドルビービジョン、HDR、SDR、60(59.94Hz)が表示されます。

  • 4K ドルビービジョン 60 (59.94Hz)
  • 4K HDR 60 (59.94Hz)
  • 4K SDR 60 (59.94Hz)
  • 1080p ドルビービジョン 60 (59.94Hz)
  • 1080p HDR 60 (59.94Hz)
  • 1080p SDR 60 (59.94Hz)
  • 4K ドルビービジョン 50 (50Hz)

4Kテレビをお使いの場合は、通常は「4K ドルビービジョン 60 (59.94Hz)」、「4K HDR 60 (59.94Hz)」、「4K SDR 60 (59.94Hz)」の3つから選択しましょう。

HDテレビをお使いの場合は、通常は「1080p ドルビービジョン 60 (59.94Hz)」、「1080p HDR 60 (59.94Hz)」、「1080p SDR 60 (59.94Hz)」の3つから選択しましょう。

▲下へスクロールすると、さらに選択肢が表示されます。

  • 4K HDR 50 (50Hz)
  • 4K SDR 50 (50Hz)
  • 1080p ドルビービジョン 50 (50Hz)
  • 1080p HDR 50 (50Hz)
  • 1080p SDR 50 (50Hz)

「50 (50Hz)」は、主にヨーロッパなどの海外向きの規格になります。

最下部へスクロールすると、「その他のフォーマット」のオプションがあるので、さらに他の解像度を確認したい場合は選択します。

その他のフォーマット

その他のフォーマット (59.94Hz)

▲「その他のフォーマット」を開くと、さらに細かいオプションが表示されます。

  • 720p ドルビービジョン 60 (59.94Hz)
  • 720p HDR 60 (59.94Hz)
  • 720p SDR 60 (59.94Hz)
  • 480p ドルビービジョン 60 (59.94Hz)
  • 480p HDR 60 (59.94Hz)
  • 480p SDR 60 (59.4Hz)
  • 640 x 480 HDR 60 (59.94Hz)

「720p (1280×720)」、「480p (854×480)」などの低解像度のオプションは、主にPCのモニター向きとなっています。

その他のフォーマット (59.94Hz / 60Hz)

▲下へスクロールするとさらにオプションが表示されます。

  • 640 x 480 SDR 60 (59.94Hz)
  • 4K ドルビービジョン 60 (60Hz)
  • 4K HDR 60 (60Hz)
  • 4K SDR 60 (60Hz)
  • 1080p ドルビービジョン 60 (60Hz)
  • 1080p HDR 60 (60Hz)

「60 (60Hz)」は、ノンドロップフレームのオプションとなりますが、通常はドロップフレームの「60 (59.94Hz)」を選択しましょう。

▲さらにスクロールしていきます。

  • 1080p SDR 60 (60Hz)
  • 1280 x 1024 HDR 60 (60Hz)
  • 1280 x 1024 SDR 60 (60Hz)
  • 1024 x 768 HDR 60 (60Hz)
  • 1024 x 768 SDR 60 (60Hz)
  • 720p ドルビービジョン 60 (60Hz)

▲さらにスクロールしていきます。

  • 720p HDR 60 (60Hz)
  • 720p SDR 60 (60Hz)
  • 800 x 600 HDR 60 (60Hz)
  • 800 x 600 SDR 60 (60Hz)
  • 480p ドルビービジョン 60 (60Hz)
  • 480p HDR 60 (60Hz)

その他のフォーマット (60Hz / 50Hz)

▲さらにスクロールしていきます。

  • 480p SDR 60 (60Hz)
  • 640 x 480 HDR 60 (60Hz)
  • 640 x 480 SDR 60 (60Hz)
  • 720p ドルビービジョン 50 (50Hz)
  • 720p HDR 50 (50Hz)
  • 720p SDR 50 (50Hz)

「50 (50Hz)」は、海外向きのノンドロップフレームのオプションとなります。

その他のフォーマット (50Hz / 29.97Hz)

▲さらにスクロールしていきます。

  • 576p ドルビービジョン 50 (50Hz)
  • 576p HDR 50 (50Hz)
  • 576p SDR 50 (50Hz)
  • 4K ドルビービジョン 30 (29.97Hz)
  • 4K HDR 30 (29.97Hz)
  • 4K SDR 30 (29.97Hz)

「30 (29.97Hz)」では、あえて30fpsに制限して出力します。

その他のフォーマット (29.97Hz / 30Hz)

▲さらにスクロールしていきます。

  • 1080p ドルビービジョン 30 (29.97Hz)
  • 1080p HDR 30 (29.97Hz)
  • 1080p SDR 30 (29.97Hz)
  • 4K ドルビービジョン 30 (30Hz)
  • 4K HDR 30 (30Hz)
  • 4K SDR 30 (30Hz)

「30 (30Hz)」のオプションは、あえて30fpsでかつノンドロップフレームで出力するオプションです。

その他のフォーマット (30Hz / 25Hz)

▲さらにスクロールしていきます。

  • 1080p ドルビービジョン 30 (30Hz)
  • 1080 HDR 30 (30Hz)
  • 1080p SDR 30 (30Hz)
  • 4K ドルビービジョン 25 (25Hz)
  • 4K HDR 25 (25Hz)
  • 4K SDR 25 (25Hz)

「25 (25Hz)」は、海外向きに25fpsで制限して出力するオプションです。

その他のフォーマット (25Hz / 23.976Hz)

▲さらにスクロールしていきます。

  • 1080p ドルビービジョン 25 (25Hz)
  • 1080p HDR 25 (25Hz)
  • 1080p SDR 25 (25Hz)
  • 4K ドルビービジョン 24 (23.976Hz)
  • 4K HDR 24 (23.976Hz)
  • 4K SDR 24 (23.976Hz)

「24 (23.976Hz)」は、映画・ドラマなどを24fpsで出力するためのオプションですが、「コンテンツに合わせる」でも同じことができます

その他のフォーマット (23.976Hz / 24Hz)

▲さらにスクロールしていきます。

  • 1080p ドルビービジョン 24 (23.976Hz)
  • 1080p HDR 24 (23.976Hz)
  • 1080p SDR 24 (23.976Hz)
  • 4K ドルビービジョン 24 (24Hz)
  • 4K HDR 24 (24Hz)
  • 4K SDR 24 (24Hz)

「24 (24Hz)」は、24fpsをノンドロップフレームで出力するオプションです。

▲さらにスクロールしていきます。

  • 1080p ドルビービジョン 24 (24Hz)
  • 1080p HDR 24 (24Hz)
  • 1080p SDR 24 (24Hz)

以上が、「Apple TV 4Kで出力できる解像度83種類」になります。

「コンテンツに合わせる」でダイナミックレンジとフレームレートの切り替えも対応

▲「Apple TV 4K」では、「コンテンツに合わせる」という機能を使うことで再生する作品ごとに「ダイナミックレンジ」と「フレームレート」を切り替えて出力することができます。

まず、「Apple TV 4K」の「ホーム画面」から「設定」を開いて、「ビデオとオーディオ」の「コンテンツに合わせる」を選択します。

▲「コンテンツに合わせる」を開いたら、「ダイナミックレンジに合わせる」と「フレームレートに合わせる」をお好みでオンオフしましょう。

ダイナミックレンジに合わせる」は、再生する作品ごとにSDR、HDR10、ドルビービジョンの3種類を切り替えて出力します。

フレームレートに合わせる」は、再生する作品ごとに60fps、24fpsを切り替えて出力します。

「コンテンツに合わせる」に対応しているアプリは、「Apple TV App」、「Netflix」、「Amazon Prime Video」、「Disney+」などです。

「コンテンツに合わせる」に非対応のアプリの場合は、あらかじめ設定した「フォーマット」に変換されて出力されます。

もしもSDRコンテンツがHDRへ変換されることを避けたいという場合は、「フォーマット」を「4K SDR 60 (59.94Hz)」で設定しておいて、「コンテンツに合わせる」で「ダイナミックレンジに合わせる」をオンにする方法がオススメです。

このように、「コンテンツに合わせる」でダイナミックレンジとフレームレートの切り替えも対応しているのでぜひ活用しましょう。

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最後に

今回は、『「Apple TV 4K」の解像度はいくら?出力対応する83種類を大紹介!【2022】』についてご紹介しました。

このように、「Apple TV 4K」では4K、1080p、ドルビービジョン、HDR、SDR、60(59.94Hz)といった基本的な出力はもちろん、オプションで720p、480p、60(60Hz)、30(29.97Hz)、25(25Hz)、24(23.976Hz)、24(24Hz)などにも対応しています。

また、「コンテンツに合わせる」の機能を使うと、「ダイナミックレンジ」と「フレームレート」を作品ごとにオリジナルのものに切り替えて出力することも可能です。

皆さんも、「Apple TV 4K」の解像度、ダイナミックレンジ、フレームレートを調整して、快適に動画の視聴を楽しんでみてはいかがでしょうか。