Amazonアウトレットの「良い」の文庫本を買ってみた!カバーに中程度の損傷とは?
先日、Amazonである本を探していたところ、Amazonアウトレットから出品されているものを見つけました。
私が探していたのは文庫本で、Amazonアウトレットの商品の状態は「良い」と記載されていました。
さらに「詳細」を見てみると「カバーに中程度の損傷」と記載されていました。
Amazonアウトレットの商品の価格は新品よりも25%程度安くなっていて、迷った末に購入してしまいました。
そんなわけで今回は、「Amazonアウトレットの良いの文庫本を買ってみた」について見ていきましょう。
Amazonアウトレットの「良い」の文庫本を買ってみた
「ファイト・クラブ (新版)」を購入
▲今回購入したのは、チャック・パラニューク(著)、池田真紀子(翻訳)の「ファイト・クラブ (新版)」です。
「ファイト・クラブ」は映画版が有名なのですが、原作も面白いらしいので以前から気になっていました。
小説版の「ファイト・クラブ」は日本では一度絶版になっているのですが、早川書房の新入社員が「ファイト・クラブ」を復刊するために入社したという話を見つけて購入を決めました(参考: 『ファイト・クラブ』重版までの道、あるいは人生がバグった編集者|Hayakawa Books & Magazines(β))。
Amazonでの「ファイト・クラブ (新版)」の価格は、新品が¥924(22年6月16日時点)となっていました。
Kindle版(電子書籍)の方が紙版よりも2割近く安いため、新品の紙版を買うとなんだか損をした気分になります。
Amazonアウトレットは新品よりも25%程度安い
▲ページをスクロールすると、「新品」の下に「中古品 ¥691」の表記を見つけました(22年6月16日時点)。
ただのマーケットプレイスの中古品であれば割高に感じるのですが、販売元が「Amazonアウトレット」になっていることに注目です。
以前にも「Amazonアウトレット」で本ではない製品を購入したことがあったのですが、箱が少し痛んでいるだけで中身は新品の物が届いたので得をしたということがありました。
ですが、今回は「Amazonアウトレット」で買ったことがない文庫本だったので「大丈夫だろうか」という心配がありました。
「Amazonアウトレット」の商品の状態は「良い」となっていて、「詳細」を開くと「カバーに中程度の損傷」と記載されていました。
文庫本における「カバーに中程度の損傷」が実際にどの程度の損傷なのかは全く分からないのでかなりためらいましたが、新品よりも25%安いという魅力に負けてカートに入れてしまいました。
こういうのは一度買ってみないと分からないものなので、実験も兼ねて購入することを決意しました。
▲カートに進むと小計が¥691であるのにも関わらず送料が無料になっていることに気づきます。
私はAmazon Primeには入っていないので、おそらくAmazonアウトレットの商品は送料無料ということなのでしょうか(わかりませんが)。
今回は文庫本の料金だけを支払って購入し、あとは到着を待ちます。
ぱっと見では新品のようにきれい
▲こちらが今回Amazonアウトレットで購入した文庫本です。
ポストに投函されていました。
▲おそるおそる開封し、中の文庫本を取り出してみました。
ぱっと見の第一印象としては、「あれ?きれいじゃん」と拍子抜けしました。
ちゃんと帯もついていましたし、ぱっと見では新品と変わらないほどの美品です。
▲ひっくり返して文庫本の裏面も確認してみました。
裏面には「検品済み」と書かれたAmazonアウトレットのシールとバーコードシールが貼ってありました。
裏面もぱっと見では新品のようにきれいに見えます。
よく見るとカバーの端にめくれ上がった跡
▲とはいっても、商品ページには「カバーに中程度の損傷」と書かれていたのでどこが損傷しているのか細かくチェックしました。
すると、文庫本の表面のカバーの下部に少しめくれ上がったような跡がありました。
おそらく、倉庫から取り出す際に何かに引っ掛かってしまったような感じです。
▲また、文庫本の表面のカバーの上部にも同様にめくれ上がったような跡がありました。
▲さらに、文庫本の裏面のカバーの上部にもめくれ跡がありました。
確かに新品の文庫本を購入してこれが届くと少し嫌な気分になるかもしれません。
ですが、今回はAmazonアウトレットで25%安く買えたのでお得感の方が勝ちました。
(人によっては気になるかもしれません。)
シールはきれいに剥がせる
▲ちなみに、裏面のカバーに貼られているAmazonアウトレットのシールとバーコードシールはきれいに剥がすことができました。
(ゆっくりと剥がすのがコツです。急いで剥がすと跡が残ってしまいます。)
ページの中は新品同様
▲文庫本のカバー部分には多少のめくれ跡がありましたが、次は中のページ部分を確認していきます。
文庫本の中のページは、新品同様でかなりきれいでした。
というより、一度も読んだ形跡がなかったためおそらく未使用品です。
ちなみに、「ファイト・クラブ (新版)」は1999年に発売されて一度絶版になった「ファイト・クラブ (ハヤカワ文庫NV)」の新版です。
「ファイト・クラブ (新版)」は、旧版から改訳(翻訳は前回と同じ池田真紀子さん)され、新しくあとがきが追加されています。
旧版と新版を比べた人の感想としては、新版の翻訳の方が読みやすくなっているようです(参考: ファイト・クラブ 新版の通販/チャック・パラニューク/池田 真紀子 ハヤカワ文庫 NV – 紙の本:honto本の通販ストア)。
以上が、「Amazonアウトレットの良いの文庫本を買ってみた」になります。
▼「ファイト・クラブ(新版)」はこちら
▼映画版「ファイト・クラブ」はこちら
最後に
今回は、『Amazonアウトレットの「良い」の文庫本を買ってみた!カバーに中程度の損傷とは?』についてご紹介しました。
このように、Amazonアウトレットの「良い」の文庫本は、ぱっと見では新品同様にきれいでした。
しかしながら、よく見るとカバーの上下部分に少しめくれ上がったような跡がありました(中は新品同様)。
この程度の損傷であれば、トータルでは安く買えたのでOKだと思います。
もちろん、「こんなに損傷しているなんて許せない」と捉える人もいると思うので、気になる方は新品か電子版を購入しましょう。
皆さんも、Amazonアウトレットの文庫本をお得に購入してみてはいかがでしょうか。