「Kindle Paperwhite」の世代の見分け方!6モデルの違いとは【2022】
今回は、「Kindle Paperwhiteの世代の見分け方」についてご紹介します。
「Kindle Paperwhite (キンドル・ペーパーホワイト)」は、アマゾンが販売する電子書籍リーダーで、日本では2012年より販売が開始されました。
「Kindle Paperwhite」には、「Kindle Paperwhite 第11世代 (2021)」、「Kindle Paperwhite 第10世代 (第2018)」、「Kindle Paperwhite 第7世代 マンガモデル (2016)」、「Kindle Paperwhite 第7世代 (2015)」、「Kindle Paperwhite 第6世代 (2013)」、「Kindle Paperwhite 第5世代 (2012)」の計6機種が発売されています(22年6月15日時点)。
ちなみに、「Kindle Paperwhite」が第5世代から始まっているのは、他のKindleシリーズに合わせているためです。
ここで、「Kindle Paperwhiteのそれぞれのモデルは何が違うの?」、「どうやってKindle Paperwhiteの世代を見分けるの?」と疑問に思っている方も多いかもしれません。
そんなわけで今回は、「Kidle Paperwhite」の世代の見分け方と、それぞれのモデルの違いについて見ていきましょう。
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Kindle Paperwhiteの世代の見分け方
Kindle Paperwhiteとは?
そもそも、「Kindle Paperwhite」とは何なのでしょうか。
「Kindle Paperwhite (キンドル・ペーパーホワイト)」は、アマゾンが販売する電子書籍リーダーです。
2012年に初代「Kindle Paperwhite」が発売された時は、従来の「Kindle」にはない画面解像度の高さと、内蔵ライトを備えていることが特徴でした。
2022年現在の「Kindle Paperwhite」と電子書籍リーダーの「Kindle」の違いとしては、「Kindle Paperwhite」の方が画面サイズが大きく、解像度が高く、フラットベゼルと防水機能を備え、USB-Cに対応しているという点で優れています(第11世代)。
また、「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」の違いとしては、「Kindle Oasis」の方がLEDライトの数が多く、自動回転機能やページ送りボタンを備えているという点で優れています。
このように、「Kindle Paperwhite」は、Kindle端末の中間モデルのような位置付けとして販売されています。
▼「Kindle Paperwhite 第11世代」はこちら
1. Kindle Paperwhite 第11世代 (2021)
1つ目のKindle Paperwhiteの世代の見分け方は、「Kindle Paperwhite 第11世代 (2021)」です。
「Kindle Paperwhite 第11世代」は、日本で2021年10月27日に発売されました。
「Kindle Paperwhite」としては第5世代となります。
「Kindle Paperwhite 第10世代」からの変更点は、ディスプレイが6.8インチになり、最大10%明るくなり、充電ポートがUSB-Cに対応したことです。
「Kindle Paperwhite 第11世代」には、ワイヤレス充電と明るさ自動調節機能に対応した「シグニチャー エディション」も存在します。
ディスプレイ解像度は300ppi、フロントライトLED17個となっています。
サイズは、174mm x 125mm x 8.1mmとなっています。
内臓ストレージ(ROM)は通常版が8GB、シグニチャー エディションが32GBとなっています。
「Kindle Paperwhite 第11世代」の見分け方は、ディスプレイに凹凸のないフラットなベゼルで、正面に銀色の字で「Kindle」の文字、背面にAmazonの文字なしで「ロゴ」のみが書かれています。
また、「Kindle Paperwhite 第10世代」と比較して画面サイズが大きく、充電ポートがUSB-Cとなっています。
2. Kindle Paperwhite 第10世代 (2018)
2つ目のKindle Paperwhiteの世代の見分け方は、「Kindle Paperwhite 第10世代 (2018)」です。
「Kindle Paperwhite 第10世代」は、日本で2018年11月7日に発売されました。
「Kindle Paperwhite」としては第4世代となります。
「Kindle Paperwhite 第7世代」からの変更点は、フラットベゼルになり、10%薄く、10%軽くなり、LEDライトが4個から5個へ増加、IPX8等級の防水に対応、セルラーモデルは4G対応したことです。
「Kindle Paperwhite 第10世代」は、「Wi-Fiモデル」と、「Wi-Fi+4Gモデル」があります。
ディスプレイはCarta6インチ、解像度は300ppi、16階調グレースケール、タッチパネル、内蔵ライトとなっています。
サイズは、167x116x8.18mmで、Wi-Fi版の重量は182g、Wi-Fi+4G版の重量は191gとなっています。
内臓ストレージ(ROM)は8GBと32GBが用意されています。
「Kindle Paperwhite 第10世代」の見分け方は、ディスプレイに凹凸のないフラットなベゼルで、正面に銀色の字で「Kindle」の文字、背面に「Amazon」の文字が書かれています。
パッと見では「Kindle Paperwhite 第7世代」と似ているのですが、「Kindle Paperwhite 第10世代」はディスプレイとベゼルの間に凹凸がありません。
※追記:「Kindle Paperwhite 第10世代」に、新色となる「セージ」、「トワイライトブルー」、「ブラム」が追加されました。
3. Kindle Paperwhite 第7世代 マンガモデル (2016)
3つ目のKindle Paperwhiteの世代の見分け方は、「Kindle Paperwhite 第7世代 マンガモデル」です。
「Kindle Paperwhite 第7世代 マンガモデル」は、日本で2016年10月に発売されました。
マンガの閲覧に特化したモデルとして日本限定で発売され、「Kindle Paperwhite」としては第3世代のマイナーチェンジモデルになります。
「Kindle Paperwhite 第7世代 マンガモデル」との違いは、内臓ストレージの容量が増え、快速ページターンと連続ページターンに対応したことで、マンガのページめくりの速度が33%アップし、ページを高速で飛ばすことも可能になっています。
また、見開きを1画面で表示する見開きフルスクリーンビューにも対応します。
Wi-Fiモデルのみがあり、ディスプレイはCarta6インチ、解像度は300ppi、16階調グレースケール、タッチパネル、内蔵ライトとなっています。
サイズは、169x117x9.1mmで、Wi-Fi版の重量は205g、Wi-Fi+3G版の重量は217gとなっています。
内臓ストレージ(ROM)は32GBです。
カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色があります。
「Kindle Paperwhite 第7世代 マンガモデル」の見分け方は、正面に黒色の字で「Kindle」の文字、背面に「Amazon」の文字が書かれています。
見た目は「Kindle Paperwhite 第7世代」と全く同じなので、起動して「設定」→「端末オプション」→「詳細設定」→「ストレージ管理」を開いて全容量をチェックする必要があります。
4. Kindle Paperwhite 第7世代 (2015)
4つ目のKindle Paperwhiteの世代の見分け方は、「Kindle Paperwhite 第7世代」です。
「Kindle Paperwhite 第7世代」は、日本では2015年6月に発売されました。
「Kindle Paperwhite」としては第3世代になります。
「Kindle Paperwhite 第6世代」からの変更点は、ディスプレイの解像度が向上したことです。
「Kindle Paperwhite 第6世代」には、「Wi-Fiモデル」と、「Wi-Fi+3Gモデル」があります。
ディスプレイはCarta6インチ、解像度は300ppi、16階調グレースケール、タッチパネル、内蔵ライトとなっています。
サイズは、169x117x9.1mmで、Wi-Fi版の重量は205g、Wi-Fi+3G版の重量は217gとなっています。
内臓ストレージ(ROM)は4GBです。
カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色があります。
「Kindle Paperwhite 第6世代」の見分け方は、正面に黒色の字で「Kindle」の文字、背面に「Amazon」の文字が書かれています。
見た目は「Kindle Paperwhite 第7世代 マンガモデル」と全く同じなので、起動して「設定」→「端末オプション」→「詳細設定」→「ストレージ管理」を開いて全容量をチェックする必要があります。
5. Kindle Paperwhite 第6世代 (2013)
5つ目のKindle Paperwhiteの世代の見分け方は、「Kindle Paperwhite 第6世代」です。
「Kindle Paperwhite 第6世代」は、日本では2013年9月に発売されました。
「Kindle Paperwhite」としては第2世代になります。
「Kindle Paperwhite 第5世代」からの変更点は、ディスプレイのコントラストが向上したこと、重量の軽量化、CPUが25%向上、リフレッシュ処理の改善などがあります。
「Kindle Paperwhite 第6世代」には、「Wi-Fiモデル」と、「Wi-Fi+3Gモデル」があります。
ディスプレイはCarta6インチ、解像度は212ppi、16階調グレースケール、タッチパネル、内蔵ライトとなっています。
サイズは、169x117x9.1mmで、Wi-Fi版の重量は206g、Wi-Fi + 3G版の重量は215gとなっています。
内臓ストレージ(ROM)は4GBです。
「Kindle Paperwhite 第6世代」の見分け方は、正面に銀色の字で「Kindle」の文字、背面に「Amazon」の文字が書かれています。
パッと見では「Kindle Paperwhite 第10世代」と似ているのですが、「Kindle Paperwhite 第6世代」はディスプレイとベゼルの間に凹凸があります。
6. Kindle Paperwhite 第5世代 (2012)
6つ目のKindle Paperwhiteの世代の見分け方は、「Kindle Paperwhite 第5世代 (2012)」です。
「Kindle Paperwhite 第5世代」は、日本では2012年11月に発売されました。
記念すべき初代「Kindle Paperwhite」となります。
「Kindle Paperwhite 第5世代」には、「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi+3Gモデル」があります。
ディスプレイはPearl6インチ、解像度は212ppi、16階調グレースケール、タッチパネル、内蔵ライトとなっています。
サイズは、169x117x9.1mmで、Wi-Fi版の重量は213g、Wi-Fi+3G版の重量は221gとなっています。
内臓ストレージ(ROM)は2GBです。
「Kindle Paperwhite 第5世代」の見分け方は、正面に銀色の字で「Kindle」の文字、背面に「Kindle」の文字が書かれています。
背面に「Kindle」と書かれているのは「Kindle Paperwhite 第5世代」だけなので、見分けやすいです。
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▼「Kindle Paperwhite 第11世代」はこちら
最後に
今回は、『「Kindle Paperwhite」の世代の見分け方!各モデルの違いとは』についてご紹介しました。
このように、「Kindle Papwerwhite」には、「Kindle Papwerwhite 第11世代 (2021)」、「Kindle Papwerwhite 第10世代 (2018)」、「Kindle Papwerwhite 第7世代マンガモデル (2016)」、「Kindle Papwerwhite 第7世代 (2015)」、「Kindle Papwerwhite 第6世代 (2013)」、「Kindle Papwerwhite 第5世代 (2012)」の6機種があります。
それぞれの「Kindle Papwerwhite」の見分け方としては、「第11世代 (2021)」は裏面のAmazonの字と画面サイズ・充電ポートを、「第10世代 (2018)」は画面サイズとベゼルとディスプレイの凹凸を、「第7世代 (2015)」、「第6世代 (2013)」、「第5世代 (2012)」は表裏のKindleとAmazonの字を見ることで見分けることができます。
ただし、「第7世代 マンガモデル (2016)」と「第7世代 (2015)」に関しては見た目が同じなので、起動して「設定」から確かめるしか見分ける方法がありません。
また、「第10世代」から8GBと32GBの2モデルが販売されているので、どちらを選ぶか悩ましいところだと思います。
結論としては、文字媒体を読むことが多いなら「8GB」、マンガを読むことが多いなら「32GB」を選択するのがいいかもしれません。
皆さんも、「Kindle Paperwhite」を使って快適な電子書籍ライフを送ってみてはいかがでしょうか。
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