「PS5」はオワコン?5ヶ月使用後の良い点・悪い点・気になった点を紹介
ソニーの家庭用ゲーム機「PlayStation 5 (プレイステーション・ファイブ」は、2020年11月に発売され、すでに発売から1年半以上が経過しています。
私も2022年3月頃に遂に抽選に当選し、念願の「PS5」を入手できました。
ところが、使っているうちに「PS5」は入手困難な割には大したことがないのではないかと思うようになり始めました。
実際に、「PS5」は発売2周年を控えてるものの、日本ではたったの190万台程度しか普及しておらず(参考: 【ソフト&ハード週間販売数】2週連続で『Nintendo Switch Sports』が首位を獲得! 新作の『カービィのグルメフェス』もランクイン【8/15~8/21】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com)、客観的に見ても負けハードであると言える状態なのです(22年8月時点)。
そんなわけで今回は、「PS5はオワコンなのか」、「実際に使ってみた良い点・悪い点・気になった点」について見ていきましょう。
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「PS5」5ヶ月使用後の良い点・悪い点・気になった点
「PS5」の良い点
まずは、「PS5」の良い点について見ていきます。
「PS5」の良い点1. ロードが速くなった
1つ目の「PS5」の良い点は、「ロードが速くなった」です。
「PS5」は「PS4」と比べて圧倒的にロードが速くなっています。
「PS4」を使っていた時は、初期装備のHDDのまま使っていたのでとにかくロード時間が長かった記憶があります。
「PS5」に最初から搭載されているSSDは十分高速で、M.2 SSDに換装しなくても快適に遊べると思います。
例えば、「PS4」でよく遊んでいた「バイオハザード RE:2」の「PS5」版を遊んでみると、ロード時間が嘘みたいに速くなっていて感動しました。
「PS5」の良い点2. グラフィックが良くなった
2つ目の「PS5」の良い点は、「グラフィックが良くなった」です。
「PS4」の頃はソフトによってはジャギーが目立ったり、フレームレートが足りない感のあるソフトもありましたが、「PS5」のソフトは妥協が一切ないくらい高グラフィックです。
また、「PS5」版のソフトは、レイトレーシングオンで30〜60fpsか、レイトレーシングオフで60〜120fpsかを大抵の場合は設定で選べるようになっています。
これによって、ソフトごとにユーザーの好みでレイトレーシングを優先するかフレームレートを優先するかを選べるので良いと思います。
「PS5」の悪い点
続いては、「PS5」の悪い点について見ていきます。
「PS5」の悪い点1. デカすぎて邪魔
1つ目の「PS5」の悪い点は、「デカすぎて邪魔」です。
「PS5」は、縦39cm、横92cm、厚さ26cmとなっています。
このように、「PS5」はかなり大きいので、テレビ台などに収納するのが難しいかもしれません。
「PS5」の悪い点2. 電源を切るのがめんどくさくなった
2つ目の「PS5」の悪い点は、「電源を切るのがめんどくさくなった」です。
「PS5」の電源を切るためには、「PSボタン」を押して、下を1回押して、左を1回押して、Xボタンを押してスリープである「レストモード」かシャットダウンである「電源を切る」を選択する必要があります。
「PS4」の時は「PSボタン」の長押しで一発でスリープやシャットダウンの選択ができた記憶があります。
「PS5」では、電源を切るために最短でもボタンを5回押す必要があり、かなりめんどくさいです。
なぜ「PS4」のように「PSボタン」の長押し一発でスリープやシャットダウンをできるようにしなかったのかという理由はサッパリ分かりません。
この辺りはUI担当のエンジニアが無能だとしか言い得ようがありませんね。
※オプションボタンの並び替えを使うことで、多少改善します。
「PS5」の悪い点3. 新しいコントローラーは指が疲れる
3つ目の「PS5」の悪い点は、「新しいコントローラーは指が疲れる」です。
「PS5」を遊んでいて気がついたのですが、新しい「DualSense」のコントローラーは人差し指がとても疲れます。
特に、シューティング系のゲームでL2ボタンを押しっぱなしで操作していると、左手の人差し指がつりそうになります。
「PS4」の時はこのようなことは全くなかったので、おそらく「DualSense」のコントローラーが大きすぎて指に負担がかかっているのだと思われます。
「PS5」の悪い点4. PS5用ソフトが全然出ない
4つ目の「PS5」の悪い点は、「PS5用ソフトが全然出ない」です。
張り切って「PS5」を買ったものの、遊んでいるソフトは「PS4」で発売された「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」や「バイオハザード7」、「バイオハザード RE:2」などのPS5リマスター版であることに気づきました。
「PS5」用ソフトは、「バイオハザード ヴィレッジ」、「エルデンリング」、「Horizon Forbidden West」、「グランツーリスモ7」などの良作がいくつか販売されていますが、正直かなり少ないです。
しかも、「PS5」で遊べる良作のほとんどはPC版も発売されているため、「PS5」にこだわる理由もあまりないのかもしれません。
「PS5」の気になった点
次は、「PS5」の良い点でも悪い点でもない気になった点について見ていきます。
「PS5」の気になった点1. レイトレはオフの方が遊びやすい場合がある
1つ目の「PS5」の気になった点は、「レイトレはオフの方が遊びやすい場合がある」です。
「PS5」は、レイトレーシングこと「レイトレ」に対応していることが売りの1つです。
ところが、この「レイトレ」は、ゲームソフトによってはオフにした方が遊びやすい場合があることが分かってきました。
例えば、「バイオハザード7」では、レイトレをオンにすると画面がやたらに暗くなってしまって見づらいのでオフにして遊んでいます。
とは言っても、「アンチャーテッド4」などではレイトレオンで高画質に遊べるので、この辺りはソフト側のチューニングによって変わってくるのでしょうか。
「PS5」の気になった点2. ホーム画面までHDRにしなくていい
2つ目の「PS5」の気になった点は、「ホーム画面までHDRにしなくていい」です。
「PS5」では、「PS4」から引き続き「HDR」の出力に対応しています。
「PS4」との違いとしては、なぜかホーム画面まで「HDR」で表示されることです。
設定をいじくってみましたが、ホーム画面だけを「SDR」に変える方法がなかったので、正直ホーム画面までHDR化しなくてもいいのにとは思います。
「PS5」の気になった点3. アダプティブトリガーは結局オフにしがち
3つ目の「PS5」の気になった点は、「アダプティブトリガーは結局オフにしがち」です。
「PS5」の新機能の1つとしてコントローラーのアダプティブトリガーという機能があります。
このアダプティブトリガーをオンにすると、銃の引き金などに重さが加わり、よりリアルな体験ができるようです。
しかしながら、実際にシューティング系のゲームを遊んでいるとトリガーを引くのが重くなったせいでやたら時間がかかるようになり、すぐに銃を撃てなくなるので正直邪魔です。
▲そのため、結局設定画面から「アダプティブトリガー」をオフにして使うことが多くなりました。
もちろん、この辺りは個人差があるのでアダプティブトリガーが良いという人もいるかもしれません。
PS5はこのままだとオワコン?
念願の「PS5」をしばらく使ってみた感想としては、入手困難な割には大したことがないという印象です。
ソニーは半導体不足をずっと言い訳にしていますが、1年半以上かかってたったの190万台程度しか売れてないのはかなりヤバイと思います。
「PS5」が発売された頃の2020〜2021年頃はよく話題に上がっていた印象ですが、2022年に入ってからだんだんと人々の関心も薄れてきているので、このままではかなりヤバイのではないでしょうか。
ぶっちゃけゲーミングPCの方が良い?
最近はソニーのファーストパーティータイトルのPC版がリリースされるようになっていて、先日も「Marvel’s Spider-Man Remastered」のPC版が発売されました。
また、リメイク版である「The Last of Us Part I」のPC版のリリースも予定されています(参考: リメイク版『The Last of Us Part I』のPC版リリースはPS5版が出てからすぐになる?PS5版は9月2日に発売)。
このように、これまで「PlayStation」でしか遊べなかったゲームソフトがPCでも遊べるようになってきているので、もはや「PlayStation」にこだわる理由も無くなってきたわけです。
また、「PCゲーム」は「Steam Deck」のような携帯機も登場して選択肢が広がっている状況です。
ゲームのグラフィックやパフォーマンスにこだわりたいユーザーは、ゲーミングPCを好みにカスタマイズすることで最高スペックで遊べることに加えて、家庭用ゲーム機のようにハードの世代交代に振り回されないので自由です。
こう考えると、今後は徐々に「PS5」から「ゲーミングPC」に乗り換えていくユーザーが出てくるのかもしれませんね。
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最後に
今回は、『「PS5」はオワコン?5ヶ月使用後の良い点・悪い点・気になった点を紹介』についてご紹介しました。
このように、「PS5」には、①ロードが速くなった、②グラフィックが良くなったといった良い点があります。
逆に、①デカすぎて邪魔、②電源を切るのがめんどくさくなった、③新しいコントローラーは指が疲れる、④PS5用ソフトが全然出ないといった悪い点もあります。
また、気になった点としては①レイトレはオフの方が遊びやすい場合がある、②ホーム画面までHDRにしなくていい、③アダプティブトリガーは結局オフにしがちなどがあります。
「PS5」は日本の販売台数がとても少ないのでこのままではオワコンになってしまいそうですし、ユーザーがゲーミングPCに逃げてしまうことも懸念されます。
果たして、「PS5」はこれからどうなっていくのか、今後も目が離せませんね。
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