「ハイセンス 32A40H」レビュー!32インチのスマートテレビ【2022年モデル】
ハイセンスの「32A40H(2022)」は、地デジとネット動画が1台で見れる、32インチのスマートテレビです。
最近は動画配信サービスをスマホで楽しんでいる人も多いと思いますが、長時間視聴すると疲れてしまうこともよくあると思います。
そこでオススメになるのが、32インチのスマートテレビ「ハイセンス 32A40H」です。
「ハイセンス 32A40H」は、YouTube、Netflix、Amazon Prime Video、ABEMA、Disney+といった動画配信サービスのアプリが内蔵されていることに加えて、地デジチューナー搭載で番組の視聴・録画もできます。
そんな「ハイセンス 32A40H」を実際に買って使ってみたので、今回はそのレビューについて見ていきましょう。
「ハイセンス 32A40H」レビュー
目次
- 「ハイセンス 32A40H」のスペック
- 「ハイセンス 32A40H」の開封
- 「ハイセンス 32A40H」のデザイン/入力端子
- 「ハイセンス 32A40H」の初期設定
- 「ハイセンス 32A40H」の電源オンオフ
- 「ハイセンス 32A40H」の画質/視野角
- 「ハイセンス 32A40H」の音質
- 「ハイセンス 32A40H」の地デジ/番組表/録画
- 「ハイセンス 32A40H」の動画配信サービス
- 「ハイセンス 32A40H」のゲーム
- 「ハイセンス 32A40H」のおすすめ設定
- 「ハイセンス 32A40H」の良い点
- 「ハイセンス 32A40H」の悪い点
- アップデート/次世代機の要望
「ハイセンス 32A40H」のスペック
まずは、「ハイセンス 32A40Hのスペック」について見ていきます。
「32A40H」は、ハイセンスが販売する2022年モデルのスマートテレビです。
画面サイズは32インチ、画面解像度(画素数)は1,366×768のADSパネルとなっています。
映像エンジンは「NEOエンジン2Ksmart」を搭載し、バックライトは直下型、そしてAIネット映像高画質処理、エリア別クリア復元、クリアノイズ処理、テクスチャー復元といった高画質機能を搭載し、低遅延ゲームモード、自動画質調整にも対応しています。
スピーカーは2.0chの6W+6Wを搭載し、Eilex PRISM, eilex FOCUS、ダイレクトサウンド, 自動音声モード, DOLBY AUDIOといった高音質機能に対応し、クリア音声、自動音量制御にも対応しています。
地デジ/BS・CSチューナーは2チューナーずつ搭載し、USBハードディスクの裏番組録画にも対応しています。
インターネット接続は11ac Wi-Fiに対応しています。(入力端子は開封後に紹介)
また、メーカーによる3年保証にも対応しています。
ちなみに、同じ「ハイセンス A40Hシリーズ(2022)」には24インチの「24A40H」と40インチの「40A40H」もあります。
▼「ハイセンス 32A40H」はこちら
▼「ハイセンス 32E40H」はこちら
「ハイセンス 32A40H」の開封
▲続いては、「ハイセンス 32A40Hの開封」について見ていきます。
箱はやや大きめでしたが、1人で十分に運べる重量でした。
▲箱の中には、付属品の説明書・冊子類、スタンド、リモコンが入っています。
▲テレビ本体を包装から取り外します。
▲次は、テレビ本体にスタンドを取り付けていきます。
事前に発泡スチロールなどの上に載せておくと作業がしやすいです。
▲「32A40H」のスタンドは、左右2本脚タイプで、片方にネジを2つ、計4つのネジ止めを行います。
足の長い方が正面側になり、別途プラスドライバーが必要になるので用意しましょう。
ネジはしっかりと固定します。
▲テレビスタンドを固定できたら、テレビを立たせ、ビニールを剥がします。
「ハイセンス 32A40H」のデザイン/入力端子
▲続いては、「ハイセンス 32A40Hのデザイン/入力端子」について見ていきます。
「32A40H」の大きさは、横幅が72.1cm、縦がスタンド込みで47.2cm、奥行きがスタンドなしで7.3cm、スタンドを入れると15.9cmとなります。
▲まず、「32A40H」のデザイン面で目についたのがベゼルの薄さです。
これは、4Kテレビなどに採用されているベゼルレスデザインとなっていてかなり薄いです。
▲パネルの外側のベゼルは約3〜4mmとなっていました。
▲実際にはパネルの端に表示されない部分があるため、黒の領域は1cm程度となりますが、それでもかなりベゼルが小さいです。
▲「32A40H」のスタンドは左右2本脚タイプで、奥行きは16cmほどあります。
▲スタンドを使用して設置する場合は、横幅66.5cm程度の設置面積が必要になります。
▲下部の中央にはロゴと赤外線センサーがあります。
▲センサーの底にはコントローラーがあるので、リモコンがない際に操作できます。
▲次は背面を見ていきます。
▲背面の左右のスピーカーの入っている部分はもっこりしているので、設置の際はこの部分を持つと持ちやすいです。
▲入力端子は、上から順番に
- mini B-CASカード
- BS/CSアンテナ
- 地デジアンテナ
- HDMI 1 (ARC対応)
- HDMI 2
- USBポートx2
- イヤホンジャック
- ビデオ入力
- 有線LAN
- 光デジタル出力
となっています。
電源ケーブルは本体と一体型で左側についています。
▲壁掛けやテレビスタンド用のVESAマウントにも対応しています(VESA 100×200)。
▲こちらがリモコンです。
動画配信サービスのボタンが6つついています。
「ハイセンス 32A40H」の初期設定
続いては、「ハイセンス 32A40Hの初期設定」について見ていきます。
▲まずは、付属の「miniB-CASカード」を装着します。
▲次は、テレビのアンテナケーブルを接続します。
上がBS・CSで、下が地デジです。
▲「miniB-CAS」と「アンテナ」の準備ができたら、電源ケーブルをコンセントに接続します。
▲電源ケーブルをコンセントに接続すると、テレビの電源が入るのでそのまま待ちます。
▲「アンテナ」と「B-CASカード」が装着されていることが確認できたら「次へ進む」を選択します。
▲次に、「ご家庭」を選択します。
▲次に、地域を選択します。
▲次に、郵便番号を入力します。
▲次に、地デジのスキャンをするので「はい」を選択します。
▲そのまま、終わるまで待ちます。
▲スキャンが完了したら、「地デジ」の番組が正しく表示されていることを確認してリモコンの「決定ボタン」を押します。
▲次は、「BS・CS」の確認画面になるので、リモコンの「決定ボタン」を押して次へ進みます。
▲次に、「映像メニュー」をお好みで選択します。
この設定は後から変更できるので、とりあえず「自動」にしておきます。
▲次に、ネット接続をするので「はい」を選択します。
▲次に、「無線LAN」か「有線LAN」かのどちらかを選択します。
今回は「無線LAN」を選択します。
▲次に、お使いのWi-Fiを選択します。
▲次に、「パスワード」を入力します。
▲次に、「設定完了」を選択します。
▲次に、ネット接続の確認が終わるまで待ちます。
▲ネット接続が完了したら、「決定ボタン」を押して次へ進みます。
▲次に、接続テストの画面になるので、「はい」を選択してテストしてみましょう。
▲テストが終わるまでしばらく待ちます。
▲ネット接続に成功したら、リモコンの「決定ボタン」を押します。
▲次は、「設定完了」を選択しましょう。
「ハイセンス 32A40H」の電源オンオフ
続いては、「ハイセンス 32A40Hの電源オンオフ」について見ていきます。
「32A40H」の電源ボタンを押してから画面が表示されるまでの時間はかなり速いです。
一般的にテレビは4K対応や大画面化するごとに起動時間が遅くなるため、32インチHDテレビだからこそ実現できた速さかもしれません。
「ハイセンス 32A40H」の画質/視野角
▲続いては、「ハイセンス 32A40Hの画質/視野角」について見ていきます。
まず、「32A40H」の映像メニューを順番に見ていくと、HDMI接続の場合は自動、ダイナミック、スタンダード、スポーツ、アニメ、映画、ゲーム、PCがあります。
基本的には、自動、スタンダード、ゲームあたりを使うといいと思います。
▲「32A40H」は画面解像度が1,366×768と低いのですが、映像エンジンの「NEOエンジン2Ksmart」のおかげで綺麗に表示してくれます。
▲視野角をチェックすると、斜めからでも薄くなりにくく視野角は広いと思います。
「32A40H」はADSパネルが採用されているので、視野角は広めになっているようです。
「ハイセンス 32A40H」の音質
▲続いては、「ハイセンス 32A40Hの音質」について見ていきます。
「音声メニュー」には、自動、ダイナミック、スタンダード、クリア音声、映画などがあります。
自動は地デジ/BS・CSのみ使えるようです。
▲試しに音楽を再生してみました。
「32A40H」のスピーカーは12Wのステレオでそこまで良くはないですが、とは言っても音割れすることもなく普通に聞けるレベルです。
「ハイセンス 32A40H」の地デジ/番組表/録画
地デジ
▲続いては、「ハイセンス 32A40Hの地デジ/番組表/録画」について見ていきます。
地デジのチャンネル切り替えの速度は遅くも速くなく普通で、特にストレスはありません。
地デジの画質は普通に綺麗に映っていて、映像エンジンの「NEOエンジン2Ksmart」が上手く処理してくれているようです。
基本的に海外メーカーのテレビは、地デジの映像処理にはやる気がないのですが、ハイセンスは東芝レグザを傘下に持っているので地デジも違和感なくきれいに見れます。
番組表
▲番組表はリモコンのボタンを押してからすぐに表示されます。
7つのチャンネルが画面内に表示されるので見やすいです。
番組表の文字の大きさは3段階で変更可能で、デフォルトでは2番目の大きさになっています。
▲こちらは、3番目の大きさで最大サイズとなります。
▲こちらが1番目の大きさで最小サイズになります。
あとは大きさ1→2→3→1の順に繰り返しです。
録画
▲次は録画機能について見ていきます。
事前にUSB-A端子のハードディスク、SSD、USBメモリーなどを用意しましょう。
▲テレビの背面にUSBポートが2つあるのですが、左側(外側)が録画用になります。
USBハードディスクなどをテレビに接続しましょう。
▲ハードディスクを接続すると、テレビの画面左下に「録画用に登録しますか?」と表示されるので「はい」を選択します。
▲次は、ハードディスクを初期化していいか尋ねられるので問題がなければ「はい」を選択します。
▲そのまま待ちます。
▲ハードディスクの名前を変更する場合は「はい」、変えない場合は「いいえ」を選択します。
▲次は、録画に使用するか尋ねられるので「はい」を選択します。
これでテレビで番組録画ができるようになります。
▲視聴中の番組を録画したい場合は、リモコンの「録画ボタン」を押します。
▲すると、録画しますかと尋ねられるので「はい」を選択します。
これで録画が開始されます。
録画を停止する際は、リモコンの「停止ボタン」を押します。
「32A40H」は地デジ/BS・CSのダブルチューナー搭載なので、裏番組録画にも対応しています。
▲また、番組表から番組を選択することで、録画予約ができます。
▲番組を選んだら、「録画予約」を選択しましょう。
ドラマやアニメを毎週録画したい場合は、「連ドラ予約」を選択します。
▲録画した番組を見るには、リモコンの「録画リスト」を押します。
▲録画した番組の一覧が表示されるので、選択すると再生されます。
「32A40H」の番組表や録画の使い勝手は、ほぼレグザと同じなので使いやすいと思います。
「ハイセンス 32A40H」の動画配信サービス
続いては、「ハイセンス 32A40Hの動画配信サービス」について見ていきます。
「32A40H」は、独自プラットフォーム「VIDAA」を搭載し、Netflix、Amazon Prime Video、Disney+、YouTube、hulu、Rakuten TV、ABEMA、U-NEXT、dTV、SPOOX、DMM、Paraviといった動画配信サービスに対応しています。
YouTube
まずは、リモコンから「YouTube」のボタンを押してアプリを起動します。
▲「YouTube」のアプリを開こうとすると、外部機器から電源オンをオンにするか尋ねられます。
これはオンにしないと「YouTube」が利用できないので、「設定を変更してYouTubeを起動」を選択します。
▲設定を変更すると、アプリが起動して「YouTube」を見ることができるようになります。
▲「YouTube」のアプリでUIを操作してみましたが、特にモタついてストレスを感じることもなく普通に使えるという印象でした。
▲「YouTube」で動画をいくつか再生してみましたが、選択してからすぐに再生が始まるので、なかなか快適だと思います。
また、ネット動画でも映像エンジン「NEOエンジン2Ksmart」が上手く動作してくれているので綺麗に表示してくれています。
▲さらに、「32A40H」は次世代動画コーデックの「AV1」に対応していることが確認できました。
Netflix
▲次は、リモコンから「Netflix」のボタンを押してアプリを起動します。
▲「Netflix」を開いたら、お使いのアカウントでログインを行います。
▲ログインが完了すると、「Netflix」が見れるようになります。
「Netflix」のUIを操作してみましたが、特にモッサリすることもなく普通に使える印象です。
▲「Netflix」で動画を再生してみると、選択してからシームレスに再生が始まるので快適です。
Amazon Prime Video
▲次は、リモコンから「Amazon Prime Video」のボタンを押してアプリを起動します。
▲「Amazon Prime Video」を開いたら、お使いのアカウントでログインを行います。
▲ログインが完了すると、「Amazon Prime Video」が見れるようになります。
「Amazon Prime Video」のUIを操作してみましたが、普通に使えます。
▲「Amazon Prime Video」で動画を再生してみると、選択してから3〜4秒程度で再生が開始されます。
この程度であれば許容範囲だと思います。
ABEMA
▲次は、リモコンから「ABEMA」のボタンを押してアプリを起動します。
▲「ABEMA」のアプリを開くと、見れるようになります。
▲「ABEMA」のUIを操作してみると、少し重い感じはありますが普通に使えます。
チャンネルを切り替える際は、リモコンの「右→」を押してチャンネル一覧を表示すると使いやすいです。
(アベマの再生が止まってしまう場合は、Wi-Fiの電波強度を確認したり、有線LAN接続を試してみましょう。)
ホーム
▲リモコンにボタンのない動画配信サービスを見たい際は、「ホーム」のボタンを押します。
Disney+
▲次は、ホームから「Disney+」を選択してアプリを起動します。
▲「Disney+」を開いたら、お使いのアカウントでログインを行います。
▲ログインが完了すると、「Disney+」が見れるようになります。
「Disney+」のUIを操作してみると、少し重い感じはありますが普通に使えます。
▲「Disney+」で動画を再生してみると、選択してから9秒程度で再生が開始されます。
他のサービスに比べるとちょっと遅いので、ディズニーにアプリのチューニングを頑張ってほしいところです。
「ハイセンス 32A40H」のゲーム
▲続いては、「ハイセンス 32A40Hのゲーム」について見ていきます。
今回は試しに「PS5」を接続して遊んでみました。
「PS5をHDテレビに繋ぐんじゃない」と怒られそうですが、どこまで使えるか実験です。
HDMIに接続して映像モードを「ゲーム」に切り替えます。
▲まず、UIを操作して遅延の具合を確認してみました。
「32A40H」はゲームモードにすることで低遅延になるので、普通に遊ぶ分には遅延は問題なさそうです。
▲実際にゲームをプレイしてみると、意外なことに映像が綺麗なことに加えて普通に遊べてしまったので驚きました。
もちろん、遅延も気にならないです。
「32A40H」は画面解像度は少し低いですが、ゲーム用のモニターとしても使えるかもしれません。
「ハイセンス 32A40H」のおすすめ設定
続いては、「ハイセンス 32A40Hのおすすめ設定」について見ていきます。
画面が明るすぎる場合は「節電モード」を使おう
まず、「32A40H」を使っていて「画面が明るい、眩しい」と感じる場合は、「節電モード」を使うのがオススメです。
「節電モード」は、「設定」→「その他の設定」→「詳細機能設定」→「省エネ設定」の順に開きます。
「標準」、「節電1」、「節電2」の順に暗くなるので、画面が見やすい明るさに設定しましょう。
「節電モード」を使うと、画面の明るさが下がって消費電力も下がるので一石二鳥です。
暗いシーンで暗く切り替わるのが気になる場合は「ヒストグラムバックライト制御」をオフ
▲映画やドラマなどの暗いシーンで画面が暗く切り替わってしまうのが気になる場合は、「ヒストグラムバックライト制御」をオフにしましょう。
「設定」→「映像設定」→「映像メニュー」→「映像調整」→「コントラスト感調整」→「ヒストグラムバックライト制御」の順に開いて「オフ」を選択します。
おすすめの設定(参考程度)
映像メニュー: スタンダード(リビング)
- ヒストグラムバックライト制御 … オフ
- 色温度… オートが不自然な場合は部屋に合わせて手動調整 (迷ったら「5」)
- 節電モード … 画面が明るすぎる場合は節電1か節電2
全体のおすすめの設定としては、映像メニューを「スタンダード(リビング)」、「ヒストグラムバックライト制御」をオフ、「色温度」はオートが不自然な場合は部屋に合わせて手動調整(迷ったら「5」)、「節電モード」は、画面が明るすぎる場合は節電1か節電2に設定しましょう。
「ハイセンス 32A40H」の良い点
続いては、「ハイセンス 32A40Hの良い点」について見ていきます。
- ベゼルが狭くデザインが良い
- 画質は普通に良くきれい
- 1台で地デジと動画配信サービスが見れるので便利
- コスパが良い
良い点1. ベゼルが狭くデザインが良い
1つ目の良い点は「ベゼルが狭くデザインが良い」で、「32A40H」は小型HDテレビとしては珍しい狭額縁デザインとなっています。
最近は4Kの大型テレビが主力商品なので、基本的にどのメーカーも小型HDテレビは手抜きになりがちなのですが、ハイセンスはちゃんと力を入れて作っているところが良いと思いました。
むしろベゼルが狭すぎて設置の際にパネルに触ってしまわないように気をつけなければならないレベルです。
良い点2. 画質は普通に良くきれい
2つ目の良い点は「画質は普通にきれい」で、「32A40H」は画面解像度1,366×768ではあるものの、映像エンジン「NEOエンジン2Ksmart」でうまく処理されているため地デジ、ネット動画ともに普通にきれいに表示されていると思いました。
また、ADSパネルと直下型LED搭載なので、斜めから見ても見やすいのも良いと思います。
良い点3. 1台で地デジと動画配信サービスが見れるので便利
3つ目の良い点は「1台で地デジと動画配信サービスが見れるので便利」で、「32A40H」は地デジの視聴と録画ができることに加えて、YouTube、Netflix、Amazon Prime Video、ABEMA、Disney+といった動画配信サービスも内蔵されているので外付けデバイス不要で利用できます。
「32A40H」のOSはLinuxベースの独自のものを採用しているので、Android TV、Google TVに比べてモッサリ度が少なく快適ですし長く使えそうです。
また、「PS5」などのゲーム機も低遅延モードで普通に遊べてしまったので何気に優秀なテレビだと思います。
良い点4. コスパが良い
4つ目の良い点は「コスパが良い」で、「32A40H」は地デジの視聴と録画、動画配信サービスが内蔵された32インチのスマートテレビでありながらも、3万円台で購入できるはとてもコスパが良いと思います。
もちろん、「地デジは見ないし録画もしない」という方は最近流行りのチューナーレステレビや、PCモニターとFire TVの組み合わせを選ぶのアリだと思います。
「ハイセンス 32A40H」の悪い点
続いては、「ハイセンス 32A40Hの悪い点」について見ていきます。
- アベマをつけると毎回アニメチャンネルになる
- Disney+の字幕が見づらい
- 録画番組の10〜30秒進めるボタンがない
- コイル鳴きが聞こえる?
悪い点1. アベマをつけると毎回アニメチャンネルになる
1つ目の悪い点は「アベマをつけると毎回アニメチャンネルになる」で、なぜか「32A40H」ではアベマを起動すると毎回アニメチャンネルに戻ってしまう仕様があります。
アニメチャンネルをよく見る人であれば問題ないのですが、そうでない場合は毎回毎回チャンネルを変えないといけないのでストレスが溜まります。
これはハイセンスかアベマのどちらの問題なのかは不明ですが、アップデートで変更できるようになると助かります。
悪い点2. Disney+の字幕が見づらい
2つ目の悪い点は「Disney+の字幕が見づらい」で、「Disney+」の字幕はデフォルトではとても小さくて見づらく、また設定を変えると少しマシになるのですが、それでも「Netflix」などに比べると見づらいです。
これはハイセンスかディズニーのどちらの問題なのかは不明ですが、アップデートで改善してもらえると助かります。
悪い点3. 録画番組の10〜30秒進めるボタンがない
3つ目の悪い点は「録画番組の10〜30秒進めるボタンがない」で、「32A40H」には録画番組の再生を少しだけ進める機能がないので不便です。
録画番組の再生中にリモコンの「右→」ボタンを押すと、謎の「1/20進む」という機能があるのですが、これは一体いつ誰が使うことを想定しているのでしょうか(笑)。
悪い点4. コイル鳴きが聞こえる?
4つ目の悪い点は「コイル鳴きが聞こえる?」で、私の使っている「32A40H」ではコイル鳴きのような高い音が聞こえます。
もちろん、これは機種ごとに個体差があるかもしれないので、同じ「32A40H」でも他の機種であれば問題がないかもしれませんし、そもそも音の聞こえ方にも個人差があるので、全く気にならないという人もいるかもしれません。
※使っているうちに気にならなくなりました。
アップデート/次世代機の要望
続いては、「アップデート/次世代機の要望」について見ていきます。
- TVerに対応して欲しい
- Apple TV+に対応して欲しい
- フルHD対応になれば更に良し?
要望1. TVerに対応して欲しい
1つ目の要望は「TVerに対応して欲しい」で、「TVer」はメジャーなサービスで利用者も多いので、対応することで喜ぶユーザーも多いと思います。
最近は「TVer」対応テレビも増えているので、ハイセンスも早く対応して欲しいところです。
可能ならばソフトウェアのアップデートで、もしくは次世代機で対応してくれることに期待です。
要望2. Apple TV+に対応して欲しい
2つ目の要望は、「Apple TV+に対応して欲しい」で、「Apple TV+」は日本ではまだマイナーなサービスですが、最近は面白いドラマが多くよく見ているので対応してくれると嬉しいです。
可能ならばソフトウェアのアップデートで、もしくは次世代機で対応してくれることに期待です。
要望3. フルHD対応になれば更に良し?
3つ目の要望は「フルHD対応になれば更に良し?」で、「32A40H」の解像度1,366×768は、ゲームの小さな文字などが滲んで見えるので、フルHDである1920×1080くらいあると更に良くなると思います。
同じシリーズの40インチである「40A40H」はフルHDに対応しているのですが、40インチの大きさになってくると今度は4Kテレビが選択肢に入ってくるので悩ましいところです。
もちろん、そもそもテレビ用の32インチフルHDの液晶パネルがそれほど多く生産されていなかったり、フルHDにするとコストが上がってしまうこともあるかもしれないので、なかなか難しいのかもしれません。
▼「ハイセンス 32A40H」はこちら
▼「32E40H」はこちら
最後に
今回は、『「ハイセンス 32A40H」レビュー!32インチのスマートテレビ【2022年モデル】』についてご紹介しました。
このように、「ハイセンス 32A40H」はコスパの良いスマートテレビとなっています。
「ハイセンス 32A40H」は、地デジの視聴・録画はもちろん、YouTube、Netflix、Amazon Prime Video、、ABEMA、Disney+といった動画配信サービスを1台で見ることができるので便利です。
また、ハイセンスは海外メーカーでありながらも、東芝レグザの技術が使われている映像エンジン「NEOエンジン2Ksmart」を搭載しているので地デジ、ネット動画ともにきれいですし、ゲームも低遅延です。
皆さんも、「ハイセンス 32A40H」で地デジ、動画配信サービスの視聴やゲームなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。