「4Kテレビ」は地デジがぼやける?アップコンバートが優秀なメーカーは?
「4Kテレビ」は地デジがぼやけるのでしょうか。
最近は4Kテレビが人気ですが、「地デジがぼやける、粗いのでは?」と気になるところです。
結論から言うと、4Kテレビで地デジを見ると粗くなるため、アップコンバートが優秀な「レグザ」がオススメになります。
そんなわけで今回は、「4Kテレビは地デジがぼやける?」について見ていきましょう。
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「4Kテレビ」は地デジがぼやける?
ぼやけるよりもノイズが目立つ
実際に4Kテレビで地デジを見てみると、「ぼやけるよりもやたらノイズが目立つ」という印象が強いです。
HDテレビで見ていた頃は気にならなかったものの、4Kテレビに買い替えたら地デジのあちこちにノイズがあることに気づいてしまいます。
例えば、某メーカーの4K有機ELテレビでは、地デジのテロップやワイプのノイズが目立ってしまいます。
地デジは解像度が1440×1080しかないため、それを4Kの3840×2160に拡大して表示するのでノイズが目立つのは仕方ないのかもしれません。
また、地デジに採用されているMPEG2という古いコーデックがノイズが発生しやすいことや、古いビデオ信号であるインターレース方式がノイズを増加させる原因になっています。
このように、4Kテレビで地デジを見るとノイズが目立ってしまうのは仕方がないところです。
地デジのアップコンバートが優秀な「レグザ」がオススメ
ここで、地デジを4Kテレビでなるべく綺麗に見たい場合は、アップコンバートが優秀な「レグザ」がオススメになります。
テレビメーカーの中でも特に地デジのアプコンに力を入れているのが「レグザ」です。
例えば、「Z970M」には、「地デジAIビューティPRO」という機能が搭載されているため、地デジのテロップやワイプのノイズを目立たなくしてくれます(参考: 高画質:Z970Mシリーズ|REGZA〈レグザ〉|REGZA<レグザ>TOSHIBA(東芝))。
また、他の機種にも「地デジAIビューティ」や「地デジビューティX」といった機能を搭載していることから、「レグザ」が地デジのアプコンに力を入れていることが分かります。
ちなみに、このアップコンバートはあくまでも地デジの粗さをマシにする機能なので、4K並みに高精細になるわけではない点に注意しておきましょう。
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コスパで選ぶなら親子メーカーの「ハイセンス」も
コスパで選びたい場合は、「レグザ (TVS REGZA)」の親会社である「ハイセンス」もオススメになります。
「東芝映像ソリューション」は2017年に「ハイセンス」に買収されて親子メーカーとなったので、「ハイセンス」のテレビには「レグザ」の映像エンジンやUIなどが採用されています。
「ハイセンス」のテレビは、「レグザ」から全録などの機能が除かれてシンプルになっている代わりに、「レグザ」よりも安価に購入できるのがメリットです。
例えば「UX」には、「AI放送映像高画質処理アドバンスト」という機能が搭載されているため、地デジのテロップやワイプのノイズを目立たなくしてくれます。
また、他の機種にも「AI放送映像高画質処理」といった機能を搭載していることから、「レグザ」同様に地デジのアプコンに力を入れていることが分かります。
ちなみに、2023年モデルの「UX」では「レグザ」の最新の世代のエンジンが採用されているようです(参考: 全機種Mini LED! ハイセンス4K液晶テレビ2023年モデル「UX」「U8K」シリーズ – 価格.comマガジン)。
▼「ハイセンス UX 65インチ (2023)」はこちら
▼「ハイセンス U8K 55インチ (2023)」はこちら
▼「ハイセンス E6K 43インチ (2023)」はこちら
最後に
今回は、『「4Kテレビ」は地デジがぼやける?アップコンバートが優秀なメーカーは?』についてご紹介しました。
このように、地デジは解像度の低さ、MPEG2やインターレースが原因で4Kテレビで見ると粗が目立ってしまいます。
そこで、地デジのアップコンバートが優秀な「レグザ」の4Kテレビで見るのがオススメになり、コスパで選ぶなら親子メーカーの「ハイセンス」もオススメです。
皆さんも、4Kテレビで地デジの視聴を楽しみましょう。