「Apple Watch」は何年使える?OSの更新とバッテリー的に4年〜程度か

「Apple Watch」は何年使えるか見ていきましょう。

最近は「Apple Watch (アップル・ウォッチ)」をつけている人を見かける機会も増えてきたと思います。

そんな「Apple Watch」を買う際に気になるのは、「何年くらい使えるのか?」ということです。

結論から言うと、「Apple Watch」が使えるのはだいたい4年〜程度であると言えます。

そんなわけで今回は、「Apple Watchは何年使えるのか」について見ていきましょう。

Apple Watchは何年使える?

OSの更新サポートは4〜5年程度

Series 9Ultra 2Series 8UltraSE 2Series 7Series 6SESeries 5Series 4Series 3Series 2Series 1初代
発売年20232023202220222022202120202020201920182017201620162015
チップS9 SiPS9 SiPS8 SiPS8 SiPS8 SiPS7 SiPS6 SiPS5 SiPS5 SiPS4S3 SiPS2S1PS1
RAM1GB1GB1GB1GB1GB1GB1GB1GB768MB512MB512MB512MB
最新OSwatchOS 10〜
(2023)
watchOS 10〜
(2023)
watchOS 10〜
(2023)
watchOS 10〜
(2023)
watchOS 10〜
(2023)
watchOS 10〜
(2023)
watchOS 10〜
(2023)
watchOS 10〜
(2023)
watchOS 10〜
(2023)
watchOS 10〜
(2023)
watchOS 8
(2021)
watchOS 6
(2019)
watchOS 6
(2019)
watchOS 4
(2018)
OSのサポート期間0年〜
(継続)
0年〜
(継続)
1年〜
(継続)
1年〜
(継続)
1年〜
(継続)
2年〜
(継続)
3年〜
(継続)
3年〜
(継続)
4年〜
(継続)
5年〜
(継続)
〜5年11ヶ月
(終了)
〜4年11ヶ月 (終了)〜4年11ヶ月 (終了)〜3年5ヶ月
(終了)

まずは、「OSの更新サポートの期間」について見ていきます。

これは、ソフトウェア・アップデートをどの機種まで対応するのかということです。

まず、2015年4月に発売された「初代Apple Watch」は、2018年9月リリースの「watchOS 5」のアップデートには対応しませんでした

つまり、「初代Apple Watch」のOSの更新は、3年5ヶ月程度でサポートが打ち切られたことになります。

次に、2016年9月に発売された「Apple Watch Series 1」、「Apple Watch Series 2」は、2020年9月リリースの「watchOS 7」のアップデートには対応しませんでした

つまり、「Apple Watch Series 1」、「Apple Watch Series 2」のOSの更新は、4年程度でサポートが打ち切られたことになります。

次に、2017年9月に発売された「Apple Watch Series 3」は、2022年9月リリースの「watchOS 9」のアップデートには対応しませんでした

つまり、「Apple Watch Series 3」のOSの更新は、5年程度でサポートが打ち切られたことになります。

次に、2018年9月に発売された「Apple Watch Series 4」は、2023年9月リリースの「watchOS 10」のアップデートに対応しているため、5年以上サポートされています。

このように、「Apple Watch」の「OSの更新サポートの期間」は4〜5年程度となります。

「iPhone」のOSの更新サポートは5〜6年程度

かつては「iPhone」のOS更新サポートは3年程度で打ち切られていました。

ところが、「iPhone」のハードウェアの性能が向上するにつれて、次第にOSの更新サポート期間も伸びていきました

2015年に発売された「iPhone 6S」、2016年に発売された「iPhone 7」が、2022年9月リリースの「iOS 16」のアップデートに対応しなかったので、「iPhone」のOSの更新サポートは5〜6年程度となっています。

このことを考慮すると、今後は「Apple Watch」のOSの更新サポート期間も伸びていく可能性は十分にあります。

バッテリーの寿命は3〜4年?

「Apple Watch」のバッテリーは3〜4年も使うと消耗してすぐに切れるようになってきます

一般的には、「Apple Watch」を使い始めてから、だいたい3年目くらいでバッテリーの「最大容量」が80%を下回り始めます

そして、バッテリーの「最大容量」が80%を下回ると、アップルがバッテリー交換を推奨してきます。

「Apple Watch」のバッテリー交換の料金は、アップル公式のサポートでは¥12,200〜¥14,900となっています(23年3月10日時点 参考: Apple Watch の修理サービス料金)。

やっかいなのは、せっかく電池を新品に交換しても次はOSの更新で旧機種のサポートが打ち切られてしまうという可能性があることです。

それならば、いっそ3〜4年おきくらいに「Apple Watch」を下取りに出して新機種に買い換えるのもアリかもしれません。

このように、「Apple Watch」のバッテリーの寿命は3〜4年程度となっています。

4年5ヶ月使った「Apple Watch」のバッテリー

次は、実際に4年5ヶ月程使った「Apple Watch Series 4」のバッテリー状態の例をご紹介します。

この「Apple Watch」は、2018年9月頃に購入して2023年3月頃までほぼ毎日使ったもので、電池交換は一度も行っていませんでした

「設定」から「バッテリーの状態」を確認すると、の「最大容量」が72%となっています。

また、「バッテリーに関する重要なメッセージ」というのが表示され、電池の交換を推奨されています。

バッテリーがこの状態だと、朝充電しても夕方には電池が切れかけてくるので、夜中に睡眠記録をとるためには1日2回充電する必要があります。

それでも一応使おうと思えば使えるのですが、やはり充電の頻度が増えてくるので不便になってきます。

このように、「Apple Watch」のバッテリーは4年以上使うとかなり消耗します。

▼「Apple Watch Series 9」はこちら

▼「Apple Watch SE 第2世代」はこちら

最後に

今回は、『「Apple Watch」は何年使える?OSの更新とバッテリー的に4年〜程度か』についてご紹介しました。

このように、現状では「Apple Watch」のOSは4〜5年程度でサポートが打ち切られ、またバッテリーも3〜4年で消耗してくるため4年〜程度が寿命であると言えます。

普通のアナログ時計であれば基本的に電池さえ交換すれば壊れるまで使えるのですが、「Apple Watch」は小さなコンピュータなのでOSの更新やバッテリー寿命などの制約があるわけです。

そのため「Apple Watch」を買う際は、一度買ったら何年も使えるとは考えずに、コンピュータのように定期的に買い換える必要があることを考慮しておきましょう。

皆さんも、「Apple Watch」で快適なスマートウォッチ生活をおくりましょう。

動画版はこちら: