iPhoneのGB/GBAエミュレータ「iGBA」の使い方!1日で消えた伝説のアプリ
iPhone用のGB/GBA(ゲームボーイ/ゲームボーイアドバンス)エミュレーターの「iGBA」が、2024年4月14日頃にApp Storeで公開されましたが、なんとたったの1日程度でストアから削除されてしまいました。
私はたまたま配信開始後すぐにダウンロードしていたので、まだ使うことができています。
消された原因は、オープンソースアプリの「GBA4iOS」のパクリだったからだそうですが、ワンチャンApp Storeに復活するかもしれないので、今回は「iGBAの使い方」について見ていきましょう。
※著作権保護されたROMをダウンロードすると違法になるので、自己責任でお願いします。
iPhoneのGB/GBAエミュレータ「iGBA」の使い方
まずはROMデータを用意しよう
「iGBA」はただのエミュレータなので、ROM(ゲームソフト)は入っていません。
いわばただのハードなので、ソフトは自分で用意する必要があります。
ここで注意が必要なのは、エミュレータの利用自体は合法なのですが、著作権保護されたゲームソフトを非正規の手段でインターネットからダウンロードすると、著作権侵害となります。
そのため、ROMデータは自炊して用意しましょう。
ROMの吸い出しは、Amazon等で販売されている「レトロダンパー」という製品で行えます。
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GB/GBAのROMを用意できたら、iPhoneの「ファイル」のアプリに保存して、iPhoneで開ける状態にします。
「それはどうやるんだい?」となるところですが、「iCloudドライブ」への保存は「iCloud.com」からできるほかに、Macから直接AirDropをして「ファイル」に保存することもできます。
「ファイル」からROMを開く
「ファイル」からROMデータをタップすると、「iGBA」のアプリが開きます。
ゲームを遊ぶ
ROMデータを「iGBA」で開くと、読み込まれたゲームのリストが表示されます。
一度開くとアプリ内にコピーされるようなので、元のファイルは削除しても大丈夫です。
ゲームを開始すると遊べます。
操作ボタンは、GBのソフトの場合は十字キーとA/Bボタン、START/SELECTボタンで操作でき、GBAの場合はLRボタンが追加されます。
ボタンを押すと軽く振動するので、打鍵感があっていい感じです。
MENU操作
MENUのボタンを押すと、さまざまなメニューが表示されます。
上から順に、
- メニューに戻る
- 早送り
- どこでもセーブ
- どこでもセーブのロード
といった感じになっています。
MENUを開くと広告が表示されて鬱陶しい時があります。
「Fast Forward」を押すと「早送り」になり、RPGなどのゲームを効率よくプレイできます。
「Save State」を押すと「どこでもセーブ」になるので、セーブポイント以外の場所でもセーブが可能です。
「Load State」では「Save State」で保存した箇所から再開できます。
「Return To Menu」を押すと、ゲームを終了してメニュー画面に戻りますが、セーブをしてから行うようにしましょう。
「iGBA」のApp Store復活はある?
App Storeから削除されてしまった「iGBA」ですが、今後復活の可能性があるかどうかは、かなり厳しいと思います。
今回、App Storeでエミュレータが解禁されたことで一瞬だけ盛り上がったのですが、すぐに既存のオープンソースアプリのパクリだったことが判明して、削除されてしまいました。
「iGBA」がパクリである以上は、今後のApp Storeの復活はほぼ無理そうです。
もちろん、エミュレータ自体には違法性はないため、今後再び他のエミュレータアプリが、App Storeに登場することを願っています。
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最後に
今回は、『iPhoneのGB/GBAエミュレータ「iGBA」の使い方!1日で消えた伝説のアプリ』についてご紹介しました。
このように、「iGBA」ではGB/GBAのROMを動かすことができますが、現在は消されてしまったのでダウンロードができません。
果たして、今後App Storeにエミュレータアプリは再登場するのか、目が離せませんね。