「ハイセンス U7N (2024)」が発表!4K 144Hz、量子ドットの最強ゲーミングテレビ
2024年5月に、新しいハイセンスのゲーミングテレビ「U7N (ユーななエヌ)」が発表されました。
「U7N」は、4K 144Hz、量子ドット、HDR、ゲームモードProを搭載した液晶テレビです。
ハイセンスってどこのメーカーやねんと言うと、最近キテいる中華メーカーで、コスパの良さで人気を得ている、いわばテレビ市場のシャオミ的な存在です。
そんなわけで今回は、「ハイセンス U7N (2024)が発表」について見ていきましょう。
▲「ハイセンス U7N 43インチ」はこちら
「ハイセンス U7N (2024)」が発表
スペック
U7N | |
画面サイズ | 43 50 55 65 |
解像度 | 4K UHD 3840 x 2160 |
リフレッシュレート | 144Hz |
パネル | 液晶 VA (65のみADS) |
量子ドット | あり |
HDR | HDR10 HLG HDR10+ HDR10+Adaptive Dolby Vision Dolby Vision IQ |
HDMI | 2.1 x2 2.0 x2 |
ゲームモード | ゲームモードPro ゲーミングメニュー VRR ALLM AMD FreeSync Premium |
まずはスペックを見ていきます。
画面サイズは43、50、55、65インチの4サイズ展開、解像度は4K、リフレッシュレートは144Hzとなっています。
やはり、ゲーミングモニターとテレビの最大の違いは画面サイズなので、43〜65インチの大画面で、迫力のゲームプレイを楽しむことができます。
※144Hzはゲームモードでのみ利用できるようです。
パネルは液晶のVA(65インチのみADS)、広色域量子ドットに対応となります。
HDRはHDR10、HLG、HDR10+、HDR10+Adaptive、Dolby Vision、Dolby Vision IQに対応しています。
HDMIは、2.1が2ポート(1つはeARC)、2.0が2ポートの計4ポートとなります。
ゲームモードは、ゲームモードPro、ゲーミングメニュー、VRR、ALLM、AMD FreeSync Premiumに対応しています。
このように、スペック表を見る限りは、かなり強いマシンに仕上がっていそうです。
前モデルのU7H(2022)と比べると、144Hz対応、ゲーミングメニューに対応している点が新しいのですが、他にも、不具合の修正や動作の安定化にも期待できます。
特にテレビの場合は、120Hz対応までのものがほとんどなので、144Hz対応のU7Nはなかなか強いと思います。
新搭載のゲーミングメニュー
「U7N」の目玉機能が、新搭載の「ゲーミングメニュー」です。
ゲーミングメニューでは、フレームレート、HDR、VRRをリアルタイムで確認できるようです。
また、バックライトや暗部ガンマ調整なども簡単に上げ下げできます。
これで、ゲームプレイがより快適になりそうです。
PS5もPCゲームもこれでイケる
「U7N」は、「ゲームモードPro」に対応していて、HDMI 2.1の4K 144Hzまでの入力に対応しています。
4K 144p入力でも約0.83msの低遅延を実現しているようです。
また、ALLMで自動でゲームモードに切り替えてくれることに加えて、VRRで可変リフレッシュレート出力することで、映像のカクツキを抑えることができます。
PS5は4K 120Hzまで、PCゲームは4K 144Hzまで入力できるので、まさにゲーミングテレビを探している人にうってつけとなります。
もしかすると、次世代機のPS5 Proでは、144Hzに対応してくれるかもしれないので、このテレビを買っておいて損はないと思います。
欠点はHDMI 2.1が2ポートしかないこと
スペック情報から見えてくる「U7N」の欠点としては、HDMI 2.1が2ポートしかないことです。
このテレビには、HDMIポートが4つ付いているのですが、そのうちHDMI 2.1に対応しているのは2つしかなく、残りの2つはHDMI 2.0となっています。
しかも、2つあるHDMI 2.1のうち1つはeARCなので、ここにサウンドバーを繋いでしまうと、HDMI 2.1ポートは残り1つになってしまいます。
これには流石に、「いや、4つともHDMI 2.1にしとけよ」と突っ込みたくなるところです。
おそらく、HDMI 2.1を4ポートにすると、製造コストが上がってしまうので、ケチったのだと思われますが、ゲーミングテレビを名乗る以上は、そこはちゃんとして欲しかったところです。
このテレビの想定される使われ方としては、①PS5とサウンドバーを繋ぐか、②サウンドバーを捨ててPS5とPCを繋ぐか、③HDMI入力のあるサウンドバーを使うかのいずれかになります。
今はPS5とPCくらいしかHDMI 2.1の出番はありませんが、今後Switchの後継機が出た場合に、HDMI 2.1ポートが足りなくなる可能性もありそうです。
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最後に
今回は、『「ハイセンス U7N (2024)」が発表!4K 144Hz、量子ドットの最強ゲーミングテレビ』についてご紹介しました。
このように、ハイセンスの新しいテレビである「U7N」は、4K 144Hz、量子ドットに対応する最強のゲーミングテレビとなっています。
果たして、ハイセンス U7Nはどのような製品になっているのか、発売が楽しみですね。