【2024年6月】安い4Kテレビのおすすめ7機種!コスパ最強のモデルはこれ
2024年6月時点の、日本でメジャーなメーカーが販売している、エントリーモデルの安い4Kテレビをピックアップしました。
今回紹介するのは、
- レグザ M550M (2023)
- シャープ FL1 (2023)
- ハイセンス E6K (2023)
- ソニー X75WL (2023)
- パナソニック MX800 (2023)
- TCL P636 (2023)
- LG UR8000 (2023)
の7機種で、それぞれの特徴をざっくりとチェックしてから、最後にどれを買えばいいかという結論をお伝えします。
ちなみに、全て2023年発売モデルで、4K HDR、60Hz、液晶テレビという点で共通していて、TVerにも対応しています。
そんなわけで今回は、「2024年6月の安い4Kテレビ7機種を徹底比較」について見ていきましょう。
【2024年6月】安い4Kテレビのおすすめ7機種
1. レグザ M550M (2023)
1台目は、「レグザ M550M」で、2023年発売の4K液晶テレビです。
M550M | |
映像エンジン | レグザエンジンZR |
画面サイズ | 43 50 55 65 75 |
HDR | HDR10 HLG Dolby Vision HDR10+ |
HDMI | 4 (eARC、ALLM対応あり) |
チューナー | 4K x2 地デジ x2 BS x2 |
ざっくりとスペックを確認すると、映像エンジンはレグザエンジンZR、画面サイズは43〜75インチ、HDR10/HLG/Dolby Vision/HDR10+対応、HDMIは4個でeARC、ALLM対応あり、チューナーは4K/地デジ/BSが2個ずつとなっています。
レグザ M550Mの優れている点は、価格の手頃さと画質の良さです。
価格は7機種の中で4番目に安く、日本メーカーの中では最も安いです。
まともな映像エンジンを積んでいて、録画機能もしっかりしているので、この価格であればコスパは良いです。
ちなみに、レグザ M550Mは、2024年5月のテレビ売上ランキングで、15位、17位、22位に入る人気ぶりです(参考: カテゴリ別 ランキング(月次) – BCN+R)。
価格は抑えたいけど国内メーカーが良いという場合は、レグザ M550Mが候補になります。
▼「レグザ M550M 43インチ」はこちら
2. シャープ FL1 (2023)
2台目は、「シャープ FL1」で、2023年発売の4K液晶テレビです。
FL1 | |
映像エンジン | Medalist S4 |
画面サイズ | 42 50 65 |
HDR | HDR10 HLG Dolby Vision |
HDMI | 4 (eARC、ALLM対応あり) |
チューナー | 4K x2 地デジ x3 BS x3 |
ざっくりとスペックを確認すると、映像エンジンはMedalist S4、画面サイズは42〜65インチ、HDR10/HLG/Dolby Vision対応、HDMIは4個でeARC、ALLM対応あり、チューナーは4Kが2個、地デジ/BSが3個となっています。
シャープ FL1は、日本で超有名なシャープのアクオスなので、失敗することはないと思います。
価格も、レグザほどではないですが、日本メーカーの中ではまあまあ安価です。
ちなみに、シャープ FL1は、2024年5月のテレビ売上ランキングで、8位に入る人気ぶりです。
「テレビを買うなら安定のアクオスが欲しい」という方は、シャープ FL1がおすすめになります。
▼「シャープ FL1 42インチ」はこちら
3. ハイセンス E6K (2023)
3台目は、「ハイセンス E6K」で、2023年発売の4K液晶テレビです。
E6K | |
映像エンジン | HI-VIEW エンジン Lite |
画面サイズ | 43 50 55 65 75 |
HDR | HDR10 HLG Dolby Vision HDR10+ |
HDMI | 3 (65以上は4) (eARC、ALLM対応あり) |
チューナー | 4K x2 地デジ x2 BS x2 |
ざっくりとスペックを確認すると、映像エンジンはHI-VIEW エンジン Lite、画面サイズは43〜75インチ、HDR10/HLG/Dolby Vision/HDR10+対応、HDMIは3〜4個でeARC、ALLM対応あり、チューナーは4K/地デジ/BSが2個ずつとなっています。
ハイセンス E6Kの強みは、圧倒的なコスパの良さです。
価格は7機種の中で1〜2番の安さです。
中華メーカーの強みでトップレベルの安さですが、レグザの技術が入っているため、画質もある程度綺麗です。
番組表などもレグザとほぼ共通なので、中華メーカーのくせにちゃんとしています。
ちなみに、ハイセンス E6Kは、2024年5月のテレビ売上ランキングでは、26位、27位、44位に入る人気ぶりです。
「安いけど画質や操作性がちゃんとしたテレビが欲しい」というコスパ重視の方には、ハイセンス E6Kがオススメになります。
▼「ハイセンス E6K 43インチ」はこちら
▼レビュー動画はこちら:
4. ソニー X75WL (2023)
4台目は、「ソニー X75WL」で、2023年発売の4K液晶テレビです。
X75WL | |
映像エンジン | X1 4K X-Reality PRO |
画面サイズ | 43 50 55 65 75 |
HDR | HDR10 HLG Dolby Vision |
HDMI | 4 (eARC、ALLM対応あり) |
チューナー | 4K x3 地デジ x3 BS x3 |
ざっくりとスペックを確認すると、映像エンジンはX1と4K X-Reality PRO、画面サイズは43〜75インチ、HDR10/HLG/Dolby Vision対応、HDMIは4個でeARC、ALLM対応あり、チューナーは4K/地デジ/BSが3個ずつとなっています。
ソニー X75WLの優れている点は、なんと言ってもソニーであることです。
やはりソニーのテレビを部屋に飾りたい人は多いので、それほどのブランド力があると思います。
ですが、価格と性能のバランス、コスパに関しては正直かなり悪いです。
価格も7機種の中で最も高く、その割に特別に性能が良いわけでもありません。
ソニー X75WLは、「絶対にソニーのテレビが欲しいけど安いのがいい」という人にオススメになります。
▼「ソニー X75WL 43インチ」はこちら
5. パナソニック MX800 (2023)
5台目は、「パナソニック MX800」で、2023年発売の4K液晶テレビです。
MX800 | |
映像エンジン | 4Kファインリマスターエンジン |
画面サイズ | 43 50 55 65 75 |
HDR | HDR10 HDR10+ HDR10+ ADAPTIVE HLG Dolby Vision |
HDMI | 4 (eARC、ALLM対応あり) |
チューナー | 4K x2 地デジ x2 BS x2 |
ざっくりとスペックを確認すると、映像エンジンは4Kファインリマスターエンジン、画面サイズは43〜75インチ、HDR10/HDR10+/HDR10+ ADAPTIVE/HLG/Dolby Vision対応、HDMIは4個でeARC、ALLM対応あり、チューナーは4K/地デジ/BSが2個ずつとなっています。
パナソニックの良い点は、ソニーと同様にパナソニックという有名な日本メーカーであることです。
価格は7機種の中では高額な部類ですが、ソニーよりかは安いです。
そのため、「日本メーカーが欲しい」、「レグザとシャープは外資が入っているので嫌」、「ソニーは高すぎる」という人に、パナはおすすめになります。
▼「パナソニック MX800 43インチ」はこちら
6. TCL P636 (2023)
6台目は、「TCL P636」で、2023年発売の4K液晶テレビです。
P636 | |
映像エンジン | Algoエンジン |
画面サイズ | 43 50 55 58 65 75 |
HDR | HDR10 HLG Dolby Vision |
HDMI | 4 (eARC、ALLM対応あり) |
チューナー | 4K x2 地デジ x2 BS x2 |
ざっくりとスペックを確認すると、映像エンジンはAlgoエンジン、画面サイズは43〜75インチ、HDR10/HLG/Dolby Vision対応、HDMIは4個でeARC、ALLM対応あり、チューナーは4K/地デジ/BSが2個ずつとなっています。
TCLの魅力は、中華メーカーの強みである価格破壊で、7機種の中で1〜2位を争う安さです。
ですが、ぶっちゃけTCLはあまり画質が良くないので、同じ中華で選ぶならハイセンスを断然オススメします。
逆にTCLがハイセンスよりも優れている点としては、Google TVを搭載していることで、対応アプリが多いというメリットがあります。
「安いGoogle TVを探している」という人には、TCLがうってつけとなります。
▼「TCL P636 43インチ」はこちら
7. LG UR8000 (2023)
7台目は、「LG UR8000」で、2023年発売の4K液晶テレビです。
UR8000 | |
映像エンジン | α5 AI Processor 4K Gen6 |
画面サイズ | 43 50 55 65 75 |
HDR | HDR10 HLG |
HDMI | 3 (eARC、ALLM対応あり) |
チューナー | 4K x1 地デジ x2 BS x2 |
ざっくりとスペックを確認すると、映像エンジンはα5 AI Processor 4K Gen6、画面サイズは43〜75インチ、HDR10/HLG対応、HDMIは3個でeARC、ALLM対応あり、チューナーは4Kが1個、地デジ/BSが2個となっています。
LGの強みは有機ELなので、液晶はあまりオススメしません。
LGの液晶は、価格は中華より劣りますし、画質は日本メーカーより劣るので中途半端なポジションです。
これを買うくらいなら、より安いハイセンスか、少し足してレグザを選んだほうがずっと良いです。
▼「LG UR8000 43インチ」はこちら
価格でぶっちぎりなのは二大中華
価格 | |
TCL P636 | 4.25万円〜 |
ハイセンス E6K | 4.35万円〜 |
LG UR8000 | 5.99万円〜 |
レグザ M550M | 6.41万円〜 |
シャープ FL1 | 7.28万円〜 |
パナソニック MX800 | 7.68万円〜 |
ソニー X75WL | 8.65万円〜 |
▲※価格は2024年6月10日時点 (価格.comより)
テレビを選ぶ上で最も重要なのは価格です。
価格を比較した結果、二大中華メーカーであるハイセンスとTCLがぶっちぎりで安いです。
もしも中華メーカーの中から選ぶのであれば、ハイセンス E6Kを推します。
ハイセンスはレグザの技術を持っているので、中華のくせにある程度ちゃんとしているのが良いです。
TCLは海外メーカーの悪いところが全部出ていて、使い勝手が悪く、画質も悪いです。
中華の次に安い韓国のLGは、有機ELは優れていますが、液晶は中華に負けるのでオススメしません。
その次に安い、レグザとシャープはどちらも良いメーカーです。
日本メーカーでありながらも、外資が入っているので価格も比較的安価です。
実際に、2023年の日本のテレビ市場シェアは、レグザとシャープの2トップでした(ちなみに3位はハイセンス)。
パナソニックとソニーは、物は良いですが、このスペックでこの値段は高すぎるので、コストパフォーマンスは悪いです。
同等スペックのテレビが、レグザとシャープであればもっと安価に手に入ります。
パナソニーがオススメになるのは、「絶対にパナソニーじゃないと嫌だ」というブランド志向の強い人になります。
結論
結論としては、コスパで選ぶならハイセンス、悩んだらレグザかシャープがオススメになります。
価格は抑えているけど、ある程度画質が良いものが欲しいという、コストパフォーマンスで選ぶのであれば、ハイセンス E6Kがオススメになります。
ですが、「日本メーカーじゃないと絶対に嫌」という人もいると思います。
その場合は、レグザかシャープになります。
レグザ M550Mとシャープ FL1は、どちらも日本メーカーでありながらも価格は抑え目なのでオススメです。
ソニーとパナソニックに関しては、ブランド志向の人にオススメになります。
「ソニーじゃなきゃ嫌だ」、「パナソニックじゃなきゃ嫌だ」という人は、素直にソニーやパナを買ったほうが幸せになれると思います。
残ったTCLとLGに関しては、避けたほうがいい、というか、ぶっちゃけ買ってはいけません。
TCLは安いですが品質が悪いので、安さで選ぶならハイセンスにしたほうがいいです。
LGの液晶は中途半端な値段のくせにそこまで良くないので、LGにするなら少し足してレグザかシャープにしたほうがいいです。
このように、テレビ選びは、コスパはハイセンス、迷ったらレグザかシャープを買っておけば失敗しないのでオススメです。
▼「レグザ M550M 43インチ」はこちら
▼「シャープ FL1 42インチ」はこちら
▼「ハイセンス E6K 43インチ」はこちら
最後に
今回は、『【2024年6月】安い4Kテレビのおすすめ7機種!コスパ最強のモデルはこれ』についてご紹介しました。
このように、安い4Kテレビのおすすめは、コスパではハイセンス、迷ったらレグザかシャープを選んでおけば失敗しないと思います。
皆さんも、あなたに合ったテレビを選んで、視聴を楽しみましょう。