「Google TV Streamer (4K)」が発表!Amlogic S905X5、RAM4GBの最強マシンへ

新しい「Google TV Streamer (4K)」が発表され、日本では9月24日に発売されます。

この製品は、「Chromecast with Google TV 4K」の後継モデルとなるデバイスで、SoCはAmlogic S905X5、RAMは4GBが搭載されるなど、スペックが大幅に向上しています。

そこで今回は、「Google TV Streamer (4K)が発表」について見ていきましょう。

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▲「Google TV Streamer 4K」はこちら

「Google TV Streamer (4K)」が発表

新旧の比較

Google TV
Streamer (4K)
Chromecast
with Google TV 4K
発売20242020
SoCAmlogic S905X5Amlogic S905D3
RAM4GB2GB
価格16,000円7,600円

まずは、新型のGoogle TV Streamer (4K)と、旧型のChromecast with Google TV 4Kのスペックを比較して、どれくらい強くなったのか見ていきます。

発売した年は、Chromecast with Google TV 4Kが2020年だったので、約4年ぶりの新型となります。

ちょっと時間が空きすぎたと思うので、もう少し短いスパンで出して欲しかったところです。

SoCは、旧型のAmlogic S905D3から、新型はAmlogic S905X5へ進化しています。

公式発表では、プロセッサが22%高速化しているようです。

RAMは、旧型の2GBから、新型は4GBへ、2倍に向上しています。

今回最も変わったのは、まさにこのRAMで、アプリの切り替えや長時間使用時の挙動が、大幅に向上していることに期待できます。

価格は、旧型が7,600円、新型は16,000円となっています。

競合他社と比較

Google TV
Streamer (4K)
Fire TV Stick
4K Max 第2世代
Apple TV 4K
第3世代
発売202420232022
SoCAmlogic S905X5MT8696TA15
RAM4GB2GB4GB
OSAndroid TV OSFire TV OStvOS
ホーム画面の
おおすめと広告
アプリ専用モードで非表示強制表示
(オフは不可)
はじめから非表示
価格16,000円9,980円19,800円〜

次は、競合他社である「Fire TV Stick 4K Max 第2世代」、「Apple TV 4K 第3世代」と比較していきます。

発売した年は、Fire TV Max 2が2023年、Apple TV 4K 3が2022年で、いずれもまだ新しいです。

Apple TV 4Kに関しては、2024年に新型が出る噂もあります。

SoCは、Fire TV Max 2がMT8696T、Apple TV 4K 3がA15となっています。

単純な処理能力の比較では、Apple TV 4K 3 > Google TV Streamer ≒ Fire TV Max 2となります。

RAMは、Fire TV Max 2が2GB、Apple TV 4K 3が4GBとなります。

RAMの比較では、Apple TV 4K 3 = Google TV Streamer > Fire TV Max 2です。

OSは、Google TV StreamerがAndroid TV OS、Fire TV Max 2がFire TV OS、Apple TV 4K 3がtvOSとなります。

対応アプリ数は、Google TV Streamer ≒ Fire TV Max 2 > Apple TV 4K 3です。

ホーム画面のおすすめと広告表示は、Google TV Streamerがアプリ専用モードでオフが可能、Fire TV Max 2がオフ不可の強制表示、Apple TV 4K 3がはじめから非表示となっています。

これはOSの仕様になるので、ホーム画面をシンプルにしたい場合は、Google TV StreamerかApple TV 4K 3を選択するのがオススメです。

価格は、Google TV Streamerが16,000円、Fire TV Max 2が9,980円、Apple TV 4K 3が19,800円〜となります。

価格の安さでは、Fire TV Max 2 > Google TV Streamer > Apple TV 4Kとなります。

最強のコネクテッドTVに?

Google TV Streamer (4K)は、ハードウェアスペックが強く、対応アプリ数も圧倒的なので、現状では最強のコネクテッドTVであると言えます。

これまで、ハードウェア最強なのはApple TV 4K 第3世代でしたが、Google TV Streamer (4K)がRAM 4GBと、追いついてきました。

Fire TV Stick 4K Max 第2世代に至っては、RAMが2GBしかないため雑魚です。

今までは、対応アプリ数は多いもののスペックが劣るFire TV Max 2か、対応アプリ数は少ないもののスペックが勝るApple TV 4K 3かの2択でしたが、これからは対応アプリ数が多くてスペックも高い、Google TV Streamer (4K)という第3の選択肢が生まれたわけです。

私は以前Chromecast with Google TV 4Kを使っていたのですが、アプリ数は多いものの、RAM 2GBが足を引っ張り、サッカーのワールドカップを長時間視聴すると、動きがカクカクになって再起動が必要になる、という苦い思い出がありました。

新しいGoogle TV Streamer (4K)では、RAM 4GBに倍増したため、この問題もあっさりと解決してくれそうです。

また、Fire TV Stick 4K Max 第2世代も使っていたことがあったのですが、ホーム画面に出てくる汚い広告とおすすめを、オフにできないことにイライラして、結局使うのをやめました。

この問題も、Google TVのアプリ専用モードを使えば、あっさりと解決できます。

コネクテッドTV市場は、事実上Fire TV一強となっていたのですが、Google TV Streamer (4K)の登場で、この寡占状態が変わってくれそうです。

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最後に

今回は、『「Google TV Streamer (4K)」が発表!Amlogic S905X5、RAM4GBの最強マシンへ』についてご紹介しました。

このように、新しい「Google TV Streamer (4K)」は、SoC、RAMともにアップグレードしています。

果たして、Google TV Streamer (4K)はどのような製品になっているのか、発売が楽しみですね。