Apple Watch寿命ランキング!サポート期間が最も短い/長い機種は?【2025年2月】

Apple Watchは、機種によってサポートの期間が変わる、いわゆる機種ガチャです。

これまで、最もサポートが短かったハズレ端末は3年5ヶ月、逆に最も長かったアタリ端末は5年11ヶ月でした。

そこで、Apple Watchのサポートが最も短い/長い機種はどれだったのか、寿命ランキングを見ていきましょう。

Apple Watch寿命ランキング!サポート期間が最も短い/長い機種は?【2025年2月】

第4位. 初代 (3年5ヶ月)

初代
発売2015年
SoCS1
打ち切り2018年の
watchOS 5に対応せず
寿命3年5ヶ月

第4位、カスみたいに最もサポートが短かった端末は、初代(Series 0)となります。

2015年4月に発売された初代Apple Watchは、2018年9月リリースのwatchOS 5に対応しなかったため、発売からたったの3年5ヶ月でグッバイされました。

どんな製品でも、初代モデルは人柱端末になってしまいがちですが、特にSoCのS1チップが相当酷くて、アプリを1個開くのに10秒以上かかっていた記憶があります。

このように、最もサポートが短かったハズレ端末は、初代(Series 0)でした。

第3位. SE (3年11ヶ月)

SE
発売2020年
SoCS5 (S4と同等)
打ち切り2024年の
watchOS 11に対応せず
寿命3年11ヶ月

第3位、初代に続くワースト端末は、SE (第1世代)です。

2020年9月に発売されたApple Watch SEは、2024年9月リリースのwatchOS 11に対応しなかったため、3年11ヶ月でさよならバイバイとなりました。

SE1が短命に終わってしまった原因は、SoCのS5チップで、これより2年前に出たS4と同スペだったので、結果として4年経たずに打ち切られることになりました。

このように、SE1はサポートが4年持たなかったことから、初代と同様にハズレ端末であると言えます。

第2位. Series 1・2・5 (4年11ヶ月)

Series 1・2Series 5
発売2016年2019年
SoCS1P/S2S5 (S4と同等)
打ち切り2020年の
watchOS 7に対応せず
2024年の
watchOS 11に対応せず
寿命4年11ヶ月4年11ヶ月

第2位は、Series 1、Series 2、Series 5の3機種です。

これらは4年以上サバイブした端末になるので、ハズレでもアタリでもない、普通であると言えます。

2016年9月に出たSeries 1・2は、2020年9月リリースのwatchOS 7に非対応だったため、4年11ヶ月、2019年9月に発売されたSeries 5も、2024年9月リリースのwatchOS 11に対応しなかったため、4年11ヶ月でサ終となりました。

Series 1・2に関しては、初期に発売されたほうなので仕方ないとしても、Series 5に関してはもっと頑張れよ、と思いますよね。

第1位. Series 3・4 (5年11ヶ月)

Series 3Series 4
発売2017年2018年
SoCS3S4
打ち切り2022年の
watchOS 9に対応せず
2024年の
watchOS 11に対応せず
寿命5年11ヶ月5年11ヶ月

最も長寿だったのは、Series 3、Series 4の2機種で、これらのアタリ端末を買った人は勝ち組です。

この2機種は5年以上生存したため、現在のところ、Apple Watchの長寿記録を持っています。

2017年9月に出たSeries 3は、2022年のwatchOS 9に対応しなかったため、寿命は5年11ヶ月となり、2018年9月に出たSeries 4は、2024年のwatchOS 11に対応しなかったため、こちらも5年11ヶ月で打ち切りとなります。

Series 3・4は6年弱と長く使えたので、これから買うならこういうアタリ機種を引き当てたいところです。

Series 6は4年11ヶ月以上

Series 6
発売2020年
SoCS6
継続中2024年の
watchOS 11に対応
寿命 (2024年9月時点)4年11ヶ月〜

ちなみに、Series 6は現在4年11ヶ月継続していて、2025年のwatchOS 12に対応すれば、5年11ヶ月に伸びます。

私の予想では、watchOS 12に対応する可能性は高そうなので、Series 6がSeries 3・4と同じ、アタリ端末の仲間入りを果たすと思います。

もちろん、Series 6がwatchOS 12に対応しない可能性もなくはないですが、S6・S7・S8チップが同じ性能であることを考えると、このタイミングで打ち切られることは考えにくいと言えます。

サポート期間の長さはSoCで決まる?

Series 4Series 5SE
発売2018年2019年2020年
SoCS4S5 (S4と同等)S5 (S4と同等)
打ち切り2024年の
watchOS 11に対応せず
2024年の
watchOS 11に対応せず
2024年の
watchOS 11に対応せず
寿命5年11ヶ月4年11ヶ月3年11ヶ月

これまでのApple Watchのサポート期間の傾向を見ると、SoCの性能に比例していることが分かります。

Apple WatchのSoCは、番号が上がっても性能が横ばいであることが多々あるため、その場合は、古い機種と同じタイミングでサポートが終了することになります。

例えば、S4とS5チップは同じ性能だったので、2024年のwatchOS 11の時に、Series 4、Series 5、SEの3機種が同時にサ終しました。

SEに関しては、発売から3年11ヶ月しか経ってなかったので、買った人は大損したわけです。

Series 6・7・8は同時に終わる?

Series 6Series 7Series 8
発売2020年2021年2022年
SoCS6S7 (S6と同等)S8 (S6と同等)
継続中2024年の
watchOS 11に対応
2024年の
watchOS 11に対応
2024年の
watchOS 11に対応
寿命 (2024年9月時点)4年11ヶ月〜3年11ヶ月〜2年11ヶ月〜

SoCの情報を元に、今後のサポート期間を考えてみると、面白い予想が立てられます。

Series 6・7・8に搭載されている、S6、S7、S8チップは、性能が横ばいで、中身はほとんど同じです(参考: えっ?Apple Watch Series 8のチップって、Series 6と同じなの⁉︎ | ギズモード・ジャパン)。

つまり、Series 6・7・8は、同じタイミングでwatchOSの更新を打ち切られる可能性が高いと言えます。

これから買う人は、安売りしていてもSeries 8は避けたほうが良い、ということになります。

▼「Apple Watch Series 10 42mm」はこちら

最後に

今回は、『Apple Watch寿命ランキング!サポート期間が最も短い/長い機種は?【2025年2月】』についてご紹介しました。

このように、最もサポートが短かったハズレ端末は初代の3年5ヶ月、逆に最も長かったアタリ端末はSeries 3・4の5年11ヶ月でした。

果たして、Apple Watchの寿命は今後どうなるのか、楽しみですね。