ドラマ「ノット・オッケー」の感想!Netflixの次の代表作になれる?
2020年2月26日より、定額動画配信サービスの「Netflix (ネットフリックス)」でオリジナルドラマの「ノット・オッケー (I Am Not Okay with This)」の配信が始まりました。
「ノット・オッケー」は、Netflixで人気が高い「ストレンジャー・シングス」のプロデューサーと、「このサイテーな世界の終わり」の監督がタッグを組んだ作品として話題を呼んでいました。
私も早速「ノット・オッケー」のシーズン1を全話視聴しました。
そんなわけで今回は、ドラマ「ノット・オッケー」の感想について見ていきましょう。
視聴はこちら: Netflixで「ノット・オーケー」を観よう
※今回はネタバレを含まないので、未視聴の方も安心してご覧ください。
ドラマ「ノット・オッケー」の感想
「ノット・オッケー」とは?
「ノット・オッケー (I Am Not Okay with This)」は、Netflixが製作するオリジナルドラマで、2020年2月26日よりNetflixで配信開始されました。
「ノット・オッケー」は、シーズン1が全7話構成で、レーティングは年齢制限なしとなっています。
製作総指揮は、「ストレンジャー・シングス」などのショーン・レヴィ、監督は「このサイテーな世界の終わり」などのジョナサン・エントウィッスルが務めています。
キャストには、「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」、「少女探偵ナンシー」などのソフィア・リリス、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」などのワイアット・オレフらが出演しています。
「ノット・オッケー」の辛口レビューサイトであるロッテン・トマトズのオーディエンススコアは87%となっています(参考: I AM NOT OKAY WITH THIS)。
このように、「ノット・オッケー」は一度は見ておきたいドラマとなっています。
超能力はメインじゃない?
まず、「ノット・オッケー」を見る前の印象としては、ストレンジャー・シングスのような少女が超能力に目覚めて敵(モンスター)と戦う系の話だと思っていました。
実際に予告編を見ても、超能力のシーンが多めに使われていたので、超能力が物語の中心になると考えていました。
しかしながら、実際に「ノット・オッケー」のシーズン1を見た感想としては、超能力はメインではなく、ほとんど登場しませんでした。
「ノット・オッケー」は、「ストレンジャー・シングス」と「このサイテーな世界の終わり」の両方を足したような話だとよく言われています。
ところが、実際は2割くらいが「ストレンジャー・シングス」で、8割くらいが「このサイテーな世界の終わり」であるという印象でした。
「ストレンジャー・シングス」のような、SFやモンスターといった要素は「ノット・オッケー」にはほとんど登場しません。
その代わりに、「このサイテーな世界の終わり」のような10代の苦悩や心理描写は「ノット・オッケー」でもたっぷり描かれています。
このように、「ノット・オッケー」では超能力はあまりメインではありません(シーズン1時点では)。
マーケティングがうまい
「ノット・オッケー」の最大の目玉は、「ストレンジャー・シングス」の製作陣と、「このサイテーな世界の終わり」の監督が作っていることです。
「ストレンジャー・シングス」と「このサイテーな世界の終わり」は、Netflixの中でもトップクラスの人気コンテンツなので、この2つの要素を組み合わせればヒットするのは確実と言えます。
さらに、映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり」に登場したソフィア・リリスとワイアット・オレフをメインキャストに起用したことも注目を集める点で効果が大きかったと思います。
このように、「ノット・オッケー」は見る前からすでに「これ面白いやつやん」と思わせてくれるマーケティングのうまさがあったと思います。
そして実際に見た感想としては、「このサイテーな世界の終わり」の別の世界のお話で、ついでに超能力が出てくるといった具合でした。
このドラマがもしも無名監督と無名役者の作品だった場合、おそらく見てなかったと思うので、やはりマーケティングがうまかったと思います。
Netflixの新たな代表作になれる?
「ノット・オッケー」は、「ストレンジャー・シングス」と「このサイテーな世界の終わり」に続く、Netflixの新たな代表作になることを狙って作られていると思います。
「ノット・オッケー」のシーズン1はあっという間に終わってしまうのですが、どう考えても最初から続編ありきで作っているという印象を受けました。
おそらくは「ストレンジャー・シングス」のように4シーズンくらいは作る気満々で製作していると思われます。
正直なところ、「このサイテーな世界の終わり」よりも「ストレンジャー・シングス」派の私にとっては、「ノット・オッケー」のシーズン1はそこまで好きではありませんでした(普通に楽しめましたが)。
しかしながら、おそらくシーズン2以降はより超能力の面がフォーカスされていくことになると思うので、シーズン1でハマれなかった人も今後はより面白くなることに期待できます。
このように、「ノット・オッケー」は間違いなくNetflixの次の代表作になることを想定して作られているので、シーズン2以降の展開に期待しましょう。
視聴はこちら: Netflixで「ノット・オーケー」を観よう
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最後に
今回は、『ドラマ「ノット・オッケー」の感想!Netflixの次の代表作になれる?』についてご紹介しました。
このように、「ノット・オッケー」のシーズン1では、超能力はあまりメインで登場しないので、SF要素を目当てで見ると少しガッカリするかもしれません。
しかしながら、10代の心理描写がたくさん盛り込まれているので、「このサイテーな世界の終わり」が好きな人は間違いなく気に入ると思います。
また、初めから続編を想定した作りになっているので、シーズン2以降も作られることになります。
おそらく「ノット・オッケー」は、Netflixの次の代表作として作られていくのではないでしょうか。
私は「ノット・オッケー」は普通に楽しめましたし、シーズン2にも期待しています(20年3月22日時点ではまだ製作発表されていませんが)。
皆さんも、Netflixのドラマ「ノット・オッケー」の視聴を楽しんでみてはいかがでしょうか。
視聴はこちら: Netflixで「ノット・オーケー」を観よう