中国スマホ「Huawei (ファーウェイ)」はここがスゴイ!
皆さんは「Huawei (ファーウェイ)」という会社をご存知でしょうか。ファーウェイは中国のスマホメーカーなのですが、なんでも近年爆発的な勢いで販売台数を増やしているそうです。世界のスマホ販売台数では現在サムスン、アップルに次いで3位まできています。このペースで成長すれば、数年以内にアップルを抜いて2位になるのではという予想も立てられています。そこで今回はそんな急成長しているファーウェイについてご紹介します。
中国スマホ「Huawei (ファーウェイ)」はここがすごい!
魅力① 価格
1つ目の魅力はなんといっても価格です。2016年発売の「Huawei P9 lite」は2万台から購入できます。さらに上位機種の「Huawei P9」でも5万円程度です。同じ最新機種でもアップルの「iPhone7」は8万円ほどで、サムスンの「Galaxy S7」は7万円くらいします。中国メーカーだからこそ実現できるこの低価格さはすごいですね。
魅力② 高性能
「値段が安いってことは性能も低いんでしょ?」と思った方も多いかもしれませんが、ファーウェイのスマホは他社に劣らないレベルの高性能さです。廉価モデルの「Huawei P9 Lite」は5.2インチフルHDディスプレイ、1,300万画素のリアカメラ、800万画素のインカメラ、2GBのRAMを搭載し、厚さは7.5mm、重量は147g。というiPhoneと比較してもカタログスペック上は全く劣っていません。さらにベンチマークの結果もiPhone6Sと同程度です。
さらに高性能を求めるコアユーザーには、ハイエンドモデルである「Huawei P9」があります。「P9」のスペックは、リアカメラにデュアルレンズカメラを搭載し、RAMは3GB、厚さ6.95mmです。iPhoneよりも低価格で高い性能を持っているということもあって、世界ではファーウェイのスマホが徐々に人気を集めてきているそうです。
魅力③ 広告
またファーウェイは広告戦略がうまいことも特徴です。映画好きの人ならピンとくると思うのですが、上の画像の左側で自撮りしている男性は、ハリウッド俳優のヘンリー・カヴィルです。最近では「マン・オブ・スティール」「バットマンvsスーパーマン」などでスーパーマン役を演じた人です。中国では彼が出演する広告が至る所に表示されていて、TVでは彼の出演するCMが流れています。もはやファーウェイは陳腐な中国メーカーではなく、世界を代表する一流メーカーであるのかもしれませんね。
最後に
ここまでファーウェイの魅了をお伝えしてきましたが、私自身は根っからのアップルファンです。ただ最近のアップルにはサプライズが少なく、あまりワクワクしなくなってきました。そのくせに製品の値段ばかり高くなって、少し傲慢になっているのかもしれませんね。
今は頂点を極めているアップルですが、今後はファーウェイのような新興メーカーにシェアを奪われていく可能性が高いです。これはかつて世界を掌握した自動車メーカーゼネラルモーターズが、安価な日本車のせいで衰退した歴史と似ているのかもしれませんね。