Apple TVアプリ(iTunes)の「ソウルフル・ワールド」、発売後に4KからHDに変更?
2021年3月31日に、日本の「Apple TVアプリ(iTunes)」にて映画「ソウルフル・ワールド」の配信が始まりました。
この映画「ソウルフル・ワールド」は、日本の「Apple TVアプリ(iTunes)」では初めてとなるディズニーの4K HDR対応作品として注目されていました(参考: 日本の「Apple TVアプリ(iTunes)」のディズニー作品が遂に4K HDR対応!確認済み)。
ところが、いざ発売日となる2021年3月31日になると、「4K DOLBY VISION、DOLBY ATMOS」の表記が、なぜか「HD DOLBY ATMOS」へ変更されていました。
「Apple TVアプリ(iTunes)」の映画「ソウルフル・ワールド」は、配信された日の朝は「4K DOLBY VISION」だったので、不具合の修正のために一時的に「HD」になっている可能性もあります。
あるいは、いざ発売してから「しまった、間違えて4Kで配信しちゃったよ。HDに戻そう。」というマヌケな理由も考えられます。
果たして、「Apple TVアプリ(iTunes)」の映画「ソウルフル・ワールド」は4K HDRで見ることはできないのでしょうか。
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Apple TVアプリ(iTunes)の「ソウルフル・ワールド」、発売後に4KからHDに変更?
2021年4月1日現在、「Apple TVアプリ(iTunes)」の映画「ソウルフル・ワールド」は、「HD DOLBY ATMOS」のフォーマットで配信されています。
私が確認した限りでは、配信が始まった2021年3月31日の朝は「4K DOLBY VISION、DOLBY ATMOS」で配信されていましたが、その後いつの間にか「HD DOLBY ATMOS」に変わっていました。
せっかく「Apple TVアプリ(iTunes)」でディズニー作品が4K HDRで見れるようになったと喜んでいたのに、発売後にHDに下げられてしまってガッカリしている人も多いと思います。
とは言っても、「Apple TVアプリ(iTunes)」の「ソウルフル・ワールド」がこのままHDで配信され続けるのか、それとも一時的にバグの修正でHDになっているだけなのかはまだ分かりません。
一時的にHDになってるだけ?
これまでも「Apple TVアプリ(iTunes)」で配信されている映画において、「4K HDR」の対応作品が不具合の修正のために一時的に「HD」に置き換えられていたことがあります。
いつだったかは忘れましたが、私が購入した「Apple TVアプリ(iTunes)」の「スーサイド・スクワッド」の映画が、購入時は「4K DOLBY VISION」だったのに、久しぶりに見ようとすると「HD」になっていたことがありました。
その後、放っておくといつの間にか「4K DOLBY VISION」に戻っていたので、おそらく何かのバグの修正を行なっていたのだと思われます。
今回の「ソウルフル・ワールド」のケースも、単なるバグの修正のために一時的に「HD」になっているだけの可能性は十分にあり得ます。
もちろん、逆に日本のディズニーが間違えて「4K HDR」で配信してしまったので「HD」に戻したか、あるいは一旦は「4K HDR」で配信したものの、何か計画の変更があって「HD」に戻したという説も考えることはできます。
日本のディズニーは4K配信を解禁しない?
日本におけるディズニー作品の4K配信はなぜかかなりややこしいことになっています。
アメリカをはじめ海外では「Disney+」でディズニー作品が4K HDR対応で配信されているのですが、なぜか日本の「Disney+」は全て「HD」なのです(21年4月1日時点)。
なぜ日本の「Disney+」が4K非対応なのかというはっきりとした理由は分かりません。
そして、「Apple TVアプリ(iTunes)」においても、海外ではディズニー作品の「4K HDR」対応が2020年に始まっているのですが、なぜか日本の「Apple TVアプリ(iTunes)」は2021年に入っても「HD」のままでした。
今回、初めて日本の「Apple TVアプリ(iTunes)」で「ソウルフル・ワールド」が4K HDR対応で配信されるということで、日本のディズニー作品の配信における歴史的な出来事だったのですが、なぜか配信開始後に「HD」に変えられてしまったというわけです。
ここまでくると、「日本のディズニーはどうしても4K配信をやりたくないのでは」という風に考えることもできてしまいます。
日本のディズニーは「Ultra HD Blu-ray」で作品の4K版を販売していますが、4Kの配信は一切行っていません。
となると、単価の高い「Ultra HD Blu-ray」を売りたいがために4K配信はあえて解禁しないという邪推もできるわけです。
もちろん、これは単なる想像なので、実際のところはどうなのかわかりませんし、実は単にバグの修正のために「HD」になっているだけの可能性もあります。
HDで売るつもりなら4K DOLBY VISIONの表記にした理由は?
もしも日本のディズニーがはじめから「Apple TVアプリ(iTunes)」で「HD」で作品を配信するつもりなら、わざわざ「ソウルフル・ワールド」を「4K DOLBY VISION」の表記にした理由がわかりません。
やはり、一時的に「HD」になっているだけでいずれ「4K DOLBY VISION」に戻るのではと考える方が筋が通ります。
もちろん、一旦は「4K HDR」で配信することに決めたものの、いざ発売されてから「やっぱりHDで」と気が変わったという理由も考えられますが、さすがにディズニーのような世界的に有名な企業のやることとは思えません。
あるいは、米ディズニーは「4K HDR」で配信する方針であるものの、日本のディズニーが反対しているという理由もあるかもしれません(分かりませんが)。
果たして、「Apple TVアプリ(iTunes)」の映画「ソウルフル・ワールド」が「4K DOLBY VISON」で見れる日はやってくるのでしょうか。
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最後に
今回は、『Apple TVアプリ(iTunes)の「ソウルフル・ワールド」、発売後に4KからHDに変更?』についてご紹介しました。
このように、日本の「Apple TVアプリ(iTunes)」の映画「ソウルフル・ワールド」は、発売前は「4K DOLBY VISION、DOLBY ATMOS」の表記でたが、発売後に「HD、DOLBY ATMOS」に変更されてしまいました。
ここで、なぜ「HD」になってしまったのかというハッキリとした理由は分かりません。
考えられることは、バグの修正のために一時的に「HD」になっているだけで、後から「4K DOLBY VISION」に戻るという理由が1つです。
他の理由としては、「やっぱり4Kで配信したくないからや〜めた」という会社としての良識を疑う理由になります。
果たして、「Apple TVアプリ(iTunes)」の映画「ソウルフル・ワールド」は、このまま「HD」のままなのか、「4K」に戻る日は来るのか、注目ですね。