「Apple TV 4K」は普通のテレビでも使える!4KじゃなくてもOK

2021年5月に新型の「Apple TV 4K 第2世代」が発売されました。

「Apple TV 4K」では、4K ドルビービジョン、ドルビーアトモスの高画質・高音質の出力に対応しています。

そんな中、「私のテレビは4KじゃないけどApple TV 4Kって使えるの?」という疑問を抱いている方も多いと思います。

ご安心ください、「Apple TV 4K」は、テレビが4Kじゃなくても使えます

また、従来のHD出力までの「Apple TV HD」もまだ併売されているため、「Apple TV HD」と「Apple TV 4K」のどちらのモデルを買うべきか悩んでいる方も多いと思います。

結論から言うと、2021年の現在に「Apple TV HD (第4世代)」を買うことはオススメしません

そこで今回は、「Apple TV 4Kは、普通のテレビ(HDTV)でも使える」ということと、「Apple TV 第4世代とApple TV 4Kのどちらにすべきか」についてご紹介していきます。

「これからApple TV 4Kを買おうかな」と検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

Apple TV 4Kは普通のテレビ(HDTV)でも使える

Apple TV 4KはHDテレビに対応

「Apple TV 4K」は、HDMI端子を搭載していれば、普通のテレビ(HDTV)でも問題なく使用することができます

ただし、映像出力は「1080p SDR」に制限され、当然ながら4KやHDRの出力には対応しません。

ここで、「Apple TV 4Kと、Apple TV HDを普通のテレビ(HDTV)で使うのは、何が違うの?」、「わざわざ4Kモデルの方を買う意味があるの?」というのが気になる点かと思います。

ここで私は「Apple TV 4K」の方をオススメします。

その理由は、「Apple TV 4K」には「A12 Bionic」というチップが搭載されており、これは「Apple TV HD」の「A8 (iPhone 6と同等)」に比べて、およそ4.3倍の処理能力であるためです(参考: iPad (8th generation) Benchmarks – Geekbench BrowseriPhone 6 Benchmarks – Geekbench Browser)。

つまり、単純計算では「Apple TV 4K」の方が、アプリやゲームの処理能力において4倍以上余裕で動かせるということになります。

加えて、RAMも「Apple TV 4K」では3GB以上(参考: Apple TV 4Kの分解)、「Apple TV 第4世代」は2GBなので(参考: Apple TV(第4世代)のRAMは2GBの容量があることが判明!)、アプリの切り替えなどの処理をこなす際にも差が出てきます。

最も大きな違いとなるのは、今後「tvOS 15」や「tvOS 16」へアップデートして機能が強化されるにつれて、「Apple TV HD」では処理が重く、動作がモッサリとしてくる可能性があるという点です。

また最悪の場合は、「Apple TV HD」を買ってからすぐにアップデートを打ち切られてしまうリスクもあります。

このように、今から「Apple TV HD」を購入すると、後からまた「Apple TV 4K」やそれより新しいモデルへ買い換える必要が出て出費も増えることになるかもしれません。

これらのことを考慮すると、「HDのテレビ」をお使いの方でも、「Apple TV 4K」を購入することをオススメします。

詳しくはこちら: 「Apple TV 4K」と「Apple TV HD」の11の違いをまとめ!【2021年モデル】

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Apple TV 4Kをフルに活かすには4Kドルビービジョン・アトモス対応テレビがオススメ

「Apple TV 4K」は、4Kドルビービジョン、ドルビーアトモスの出力に対応しています。

そのため、「Apple TV 4K」の性能をフルに活かすためには、4Kドルビービジョン、ドルビーアトモスに対応するテレビを使うのがオススメになります。

「4K」は、画面の解像度が「3,840 x 2,160」に対応しているので、HDよりも4倍高精細に映像を楽しむことができます。

「ドルビービジョン」は、HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)の規格の1つで、ハイライトは明るく、暗部は濃く、色調が鮮やかでコントラストが高く、制作者が意図した通りの映像を表現できるとされています(参考: ドルビービジョン)。

「ドルビーアトモス」は、次世代のサラウンド規格で、サウンドが頭上などのあらゆる方向から流れて三次元空間を動き回り、アーティストの意図を伝えることや、エンターテインメントの演出としても優れているようです(参考: ドルビーアトモス)。

このように、「Apple TV 4K」は4Kドルビービジョン、ドルビーアトモスに対応しているので、対応するテレビを使うのがオススメになります。

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最後に

今回は、『「Apple TV 4K」は普通のテレビでも使える!4KじゃなくてもOK』についてご紹介しました。

このように、「Apple TV 4K」は4KではないHDのテレビでも使うことができます

「Apple TV 4K」は、「Apple TV HD」と比較すると処理能力が約4.3倍のため、2021年現在に「Apple TV HD」を買うことはオススメしません

そのため、お使いのテレビがHDであっても、「Apple TV 4K」を選択するのがオススメになります。

また、「Apple TV 4K」は、4K ドルビービジョン、ドルビーアトモスの高画質・高音質に対応しているため、「Apple TV 4K」の性能をフルに活かすためには、ぜひ対応するテレビを用意しましょう。

皆さんも、「Apple TV 4K」を使って、快適に動画の視聴やアプリ、ゲームなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。