iPad Pro向けの「Final Cut Pro」が欲しい!多くのユーザーが望んでいる?

iPad Pro」は着実に進化を続けています。

新しいiOS11では「ドラッグ&ドロップ」や「ファイル管理」に対応し、よりMacやPCに近づきました。

さらに、新しい10.5インチモデル、第2世代12.9インチモデルに搭載されている「A10X」プロセッサはディアルコアのインテルCore i5を搭載したMacBook Pro 13インチに匹敵するスペックだそうです(参考: 10.5インチ型「iPad Pro」の「A10X Fusion」、MacBook ProやiMac並の性能に匹敵することが判明)。

ここまでiPad Proが進化しているなら、Macの映像編集ソフトの定番である「Final Cut ProもiPad Pro向けにリリースして欲しいという思いがあります。

iPad Proのスペックなら十分に動かせる?

そもそもMacの「Final Cut Pro」をそのままiPad Proで動かせるのかという話ですが、これはスペック的には十分可能だと思います。

OSが違うので一概には言えませんが、Final Cut Proのシステム条件としては、4GBのRAMとIntel HD Graphics 3000以降のグラフィックスカード、256MBのVRAM、4.15GBのディスク空き容量が必要とされています。

これらの条件のMacよりも最新のiPad Proの方がハイスペックなので、やろうと思えばFinal Cut ProをiPad Proでも動かせるはずです。

ただ、ネックになるのはiPad Proはマウスに対応していないので、UIを全てタッチにしなければいけないことです。さすがに全てのUIをそのままタッチにすると使いづらいものになるので、iPad Proがマウス対応するまではFinal Cut Proのリリースを控えているのかもしれません。

もし登場すれば利用するユーザーは多い?

もしもFinal Cut ProがiPad Pro向けにリリースされれば、MacのFinal Cut Pro以上に多くのユーザーが利用することに期待できます。

そもそもMacを利用しているユーザーの数よりもiPadを利用しているユーザーの数の方が圧倒的に多いことに加えて、MacよりもiPadの方が扱いやすくビギナー向きなので、映像編集の初心者でも取っつきやすいFinal Cut ProがiPadユーザーにすんなり受け入れられる可能性が高いのです。

例えばYouTubeに動画投稿をしてみたいアマチュアの人や、Macは高価すぎてなかなか手を出せないという学生の方にもiPad版のFinal Cut Proは使われると思います。

せっかくiPhoneやiPadで4K動画が撮れるようになったものの、iMovieではちゃっちい映像しか作れないのがネックです。もしもFinal Cut ProがiPadに対応すれば、新たに映像編集を行うユーザー層を開拓できるのではないでしょうか。

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最後に

今回は、「iPad Pro向けのFinal Cut Proが欲しい」についてご紹介しました。

もちろん、そもそもFinal Cut ProをiPad Proできちんと動かすためには、OSレベルでのマウスの対応が必要になります。そのため、もしかするとiOS12か13のリリースと同時に、マウスの対応とFinal Cut Proがリリースされるという嬉しいサプライズがあるかもしれませんね。

現状のiPad Proは高すぎるスペックを持て余しています。今後アップルがこのスペックを使いこなすための何らかのアプリを用意してくることは、間違いなさそうですね。