Apple Watchで「Edy」を使う裏技!電子マネーを網羅しよう
皆さんは「電子マネー」をよく使いますか?
2016年にApple Payが日本に上陸してから、iPhoneやApple Watchで電子マネーを使う人も増えたのではないでしょうか。
そんな便利なApple Payにも1つ欠点があります。それは、「Edy」に対応していないことです。
Apple Payが対応しているのは、「Suica」、「QUICPay」、「iD」の3種類だけなので、電子マネーの中でもメジャーなEdyを使うことはできないのです。
そこで今回は、「Apple WatchでEdyを使う裏技」をご紹介します。
実は、サードパーティ製のアクセサリを用いることで、Apple WatchでもEdyを使うことができる裏技が存在します。これであなたは、4種類の電子マネーを網羅することができるのです。
Apple Watchで「Edy」を使う方法
Apple Watchで「Edy」を使うための方法は、Edy対応のバンドを使うことです。具体的には、ソニーから発売されている「wena wrist (ウェナ・リスト)」という製品を使います。
ウェナ・リストは、あらゆる腕時計に装着できるバンド型端末(いわゆるスマートバンド)で、バンドそのものにEdyなどの機能が内蔵されています。そのため、ウェナ・リストをApple Watchに装着することで、Apple WatchでEdyを利用することも可能になるわけです。
ウェナ・リストには多機能でシルバー仕様の「wena wrist」と、より機能を絞ったレザー仕様の「wena wrist leather (ウェナ・リスト・レザー)」の2種類があります。Apple WatchでEdyを使いたいという目的であれば、安価なウェナ・リスト・レザーの方で十分だと思います。
▼「ウェナ・リスト・レザー」はこちら(※ラグ幅にご注意ください)
ウェナ・リストを使うためには、Apple Watch用のアダプターを別途購入して接続しなければなりませんが、この方法でApple WatchでのEdy対応は実現します(参考: Apple WatchとWena Wrist Leatherの組み合わせは最強かも?)。
▼アダプターはこちら(※ラグ幅にご注意ください)
Edyにチャージするためには、ウェナ・リストであればアプリから、ウェナ・リスト・レザーであればチャージ機やパソリから可能です。
Apple Payは今後もEdyに対応しないのか?
ここでそもそも、「Apple Payは今後もEdyには対応しないの?」と疑問に思っている方も多いと思います。
その答えは、どちらとも言えないところなのですが、2015年にApple Payが日本で始まって3年近く経っても対応がないことからも、今後もApple PayのEdy対応の可能性は低いと言えるかもしれません(対応するつもりならもっと早くできたはず)。
一方で、グーグルがAndroid端末向けに展開している「Google Pay」では、EdyもSuicaもnanacoもWAONもQUICPayも対応しているという、アップルユーザーとしてはうらやましいことになっています。
ここで、「なぜEdyはGoogle Payに対応してApple Payには対応しないのか」というのが最大の疑問になります。真相は謎ですが、アップルと楽天との間で同意が得られなかったか、単にアップルと楽天の仲が悪いことが原因と考えられます。
以上のことから、今後もApple PayにEdyが対応する可能性は低いので、アップルユーザーがEdyを使い場合は、「wena wrist」を使うか、大人しくEdyのICカードを使うしかなさそうです。
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最後に
今回は、「Apple WatchでEdyを使う裏技」についてご紹介しました。
Apple Pay対応の流れを受けてか、最近は電子マネーに対応した店や自動販売機なども増えてきましたね。
電子マネーを使えば、レジの決済が早くなったり、小銭の管理が楽になるだけでなく、紙幣に触れなくていいので衛生面でもクリーンで安全というメリットがあります。
日本は世界的にも稀な現金主義国と言われていますが、今後は電子マネーのメリットが認知されていくことで、この傾向も変わっていくのかもしれませんね。
皆さんも、Apple WatchでEdyを使って快適な電子マネーライフを楽しみましょう。