「Apple TV」の「YouTube」がHDRと24Hz切り替え出力に対応!コンテンツに合わせるをオンにしよう
2022年8月頃より、「Apple TV」の「YouTube」のアプリがHDRと24Hzの切り替え出力に対応していることが確認できました。
これまでも一応「Apple TV」の「YouTube」のアプリでHDRの視聴はできましたが、フォーマットが固定されていてコンテンツごとに出力を切り替えることができませんでした。
現在は、「Apple TV」の「YouTube」のアプリでSDR動画の再生時はSDR出力、HDR動画の再生時はHDR出力、24fps動画の再生時は24Hz出力に切り替えて出力されます。
HDRと24Hzの切り替えを有効にするためには、事前に設定から「コンテンツに合わせる」の「ダイナミックレンジに合わせる」と「フレームレートに合わせる」をオンにしておきましょう。
そんなわけで今回は、「Apple TVのYouTubeがHDRと24Hz切り替え出力に対応」について見ていきましょう。
※対応が確認できた機種は「Apple TV 4K 第2世代 (2021)」となります。
「Apple TV」の「YouTube」がHDRと24Hz切り替え出力に対応
コンテンツに合わせるをオンにしよう
▲「Apple TV」の「YouTube」アプリでHDRと24Hz切り替え出力を有効にするには、事前に「コンテンツに合わせる」をオンにする必要があります。
まず、「Apple TV」のホーム画面から「設定」を開いて、「ビデオとオーディオ」を選択し、「コンテンツに合わせる」を選択します。
「コンテンツに合わせる」を開いたら、「ダイナミックレンジに合わせる」と「フレームレートに合わせる」をオンにしましょう。
▲他にも、「ビデオとオーディオ」の「フォーマット」を「4K SDR」にしておくことで、SDR、HDR10、DOLBY VISIONの出力をコンテンツに合わせて切り替えられるようになるのでオススメです。
YouTubeでHDRや24fpsの動画を再生すると切り替わる
▲「コンテンツに合わせる」の設定が完了したら、「YouTube」のアプリを開いて「HDR」で検索して動画を再生してみましょう。
「HDR」に対応した動画を再生すると、画面が暗転してHDR出力に切り替わるはずです。
ちなみに、タイトルに「HDR」と書かれているものの実際にはSDR動画である「エセHDR」もあるので注意しましょう。
また、SDR動画も24fpsで制作されているものは24Hzに切り替えて出力されます。
ちなみに、対応が確認できた機種は「Apple TV 4K 第2世代 (2021)」なので、うまく出力されない場合はお使いの機種を確認してみましょう。
切り替え時のラグが気になる場合はフォーマットを固定
「Apple TV」の「YouTube」アプリでHDRと24Hzの切り替え出力に対応したのですが、出力を切り替える際のラグが気になるという方もいると思います。
出力切り替え時のラグはどうにもできないので、どうしても気になる方は出力フォーマットをSDR、HDR、DOLBY VISIONのいずれかに固定しましょう。
「Apple TV」の出力を固定するには、「コンテンツに合わせる」をオフにして、「フォーマット」を「4K SDR」、「4K HDR」、「4K ドルビービジョン」のいずれかに設定します。
もちろん、出力を固定してしまうと動画に合わせて出力を切り替えることができなるため、コンテンツによっては色味が不自然になる場合もあります。
そのため、フォーマットの切り替えを優先するか、ラグのないシームレスを優先するか、お好みに合わせて選択しましょう。
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最後に
今回は、『「Apple TV」の「YouTube」がHDRと24Hz切り替え出力に対応!コンテンツに合わせるをオンにしよう』についてご紹介しました。
このように、「Apple TV」の「YouTube」アプリは、HDRと24Hzの切り替え出力に対応しました。
「Apple TV」の「YouTube」でHDRと24Hzを切り替えるには、事前に設定で「コンテンツに合わせる」をオンにしておきましょう。
ちなみに、コンテンツごとに出力を切り替えると、どうしても切り替え時にラグが発生します。
そのため、ラグが気になるという方は「コンテンツに合わせる」をオフにしてフォーマットを固定しましょう。
皆さんも、あなたに合った映像設定にして「Apple TV」で「YouTube」を快適に使ってみてはいかがでしょうか。