「Apple TV 4K」第3世代と第2世代の7つの違い!2022年vs2021年モデル

2022年11月4日に、新型となる「Apple TV 4K 第3世代」が発売されました。

「Apple TV 4K 第3世代」は、2021年に発売された「Apple TV 4K 第2世代」の後継モデルで、約1年5ヶ月ぶりの新型となります。

「Apple TV 4K 第3世代」では、「A15チップ」搭載などのいくつかの新機能が盛り込まれています。

そんな中、「Apple TV 4Kの第3世代は第2世代から何が変わったの?」、「Apple TV 4Kの第2世代から第3世代に買い替える必要ある?」と気になっている方も多いと思います。

そこで今回は、「Apple TV 4Kの新型と旧型の違い」について見ていきましょう。

こちらの記事もオススメです: 「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」レビュー!【開封・設置・初期設定編】

「Apple TV 4K」の新型と旧型の7つの違い

「Apple TV 4K」第2世代と第1世代の比較表

Apple TV 4K
第3世代
Apple TV 4K
第2世代
発売20222021
価格¥19,800
¥23,800
¥21,800
¥25,800
リモコンSiri Remote
第3世代
Siri Remote
第2世代
プロセッサA15 BionicA12 Bionic
ストレージ64GB/128GB32GB/64GB
RAM4GB3GB
有線LANギガビットEthernet
(64GBは非搭載)
ギガビットEthernet
(両モデル搭載)
サイズ31 x 93 x 93mm35 x 98 x 98mm
重量208g/214g425g

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「Apple TV 4K」の新型と旧型の違い1. 価格

1つ目の「Apple TV 4K」の新型と旧型の違いは、「価格」です。

新型の「Apple TV 4K 第3世代」は、価格が64GBの「Wi-Fiモデル」が¥19,800(税込)、128GBの「Wi-Fi + Ethernetモデル」が¥23,800(税込)となっています。

旧型の「Apple TV 4K 第2世代」は、価格が32GBが¥21,800(税込)、64GBが¥25,800(税込)でした(22年7月以降)。

つまり、新型の「Apple TV 4K 第3世代」は、64GBの「Wi-Fiモデル」が¥6,000(約23%)安くなったことになります(ただし64GBの「Wi-Fiモデル」は有線LANポートが削除されているので注意)。

さらに、「Apple TV 4K 第3世代」には、「Apple TV 4K 第2世代」の64GBモデルよりも安い値段で128GBの「Wi-Fi + Ethernetモデル」が追加されているのでお得感があります。

「Apple TV 4K」の新型と旧型の違い2. リモコン

2つ目の「Apple TV 4K」の新型と旧型の違いは、「リモコン」です。

新型の「Apple TV 4K 第3世代」には、新しい「Siri Remote 第3世代」が同梱されています。

「Siri Remote 第3世代」は、新しく充電ポートがUSB-C端子になっているのが特徴です。

しかしながら、充電ポート以外は「Siri Remote 第2世代」と同じのためあくまでもマイナーチェンジとなっています。

「Apple TV 4K」の新型と旧型の違い3. プロセッサ

3つ目の「Apple TV 4K」の新型と旧型の違いは、「プロセッサ」です。

「Apple TV 4K 第3世代」には、プロセッサに「A15 Bionic」が搭載されています。

「Apple TV 4K 第3世代」と、「Apple TV 4K 第2世代」を比較すると、CPUは50%高速、GPUは30%高速になっているようです(参考: Apple、パワフルな次世代のApple TV 4Kを発表 – Apple (日本))。

そのため、アプリの起動速度や安定性が向上し、ゲームのパフォーマンスの向上しています。

「Apple TV 4K」の新型と旧型の違い4. ストレージ

4つ目の「Apple TV 4K」の新型と旧型の違いは、「ストレージ」です。

「Apple TV 4K 第3世代」のストレージは、64GBの「Wi-Fiモデル」と128GBの「Wi-Fi + Ethernetモデル」2モデルとなっています。

「Apple TV 4K 第2世代」のストレージは、32GBと64GBの2モデルだったため容量が2倍に増えています。

これによって、より多くのゲームアプリなどをインストールすることが可能になっています。

こちらの記事もオススメです: 「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」のストレージ容量が128GBに増えた2の理由!何に使う?

「Apple TV 4K」の新型と旧型の違い5. RAM

5つ目の「Apple TV 4K」の新型と旧型の違いは、「RAM」です。

「Apple TV 4K 第3世代」のRAMは4GBに増加しています(参考: New Apple TV and 10th-Generation iPad Both Feature Increased 4GB of RAM – MacRumors)。

「Apple TV 4K 第2世代」のRAMは3GBでした。

「Apple TV 4K 第3世代」はRAMが増加したことで、アプリやゲームのパフォーマンスが向上しています。

「Apple TV 4K」の新型と旧型の違い6. 有線LAN

6つ目の「Apple TV 4K」の新型と旧型の違いは、「有線LAN」です。

「Apple TV 4K 第3世代」の有線LANは、64GBの「Wi-Fiモデル」が非搭載、128GBの「Wi-Fi + Ethernetモデル」が搭載となっています。

「Apple TV 4K 第2世代」は、32GBと64GBのどちらも有線LANポートが搭載されていました。

「Apple TV 4K 第3世代」で有線LANを使用したい場合は、128GBの「Wi-Fi + Ethernetモデル」を選択しましょう。

「Apple TV 4K」の新型と旧型の違い7. デザイン・大きさ・重さ

7つ目の「Apple TV 4K」の新型と旧型の違いは、「デザイン・大きさ・重さ」です。

「Apple TV 4K 第3世代」では、新しいデザインが採用されてます。

▲「Apple TV 4K 第2世代」では本体に「アップルロゴtv」と書かれていたものが、「Apple TV 4K 第3世代」では「アップルロゴ」のみに変更されています。

▲「Apple TV 4K 第3世代」の大きさは31 x 93 x 93mmで、「Apple TV 4K 第2世代」の35 x 98 x 98mmより縦横が5mm程度小さくなり、高さが4mm程度小さくなっています。

「Apple TV 4K 第3世代」の重さは64GBの「Wi-Fiモデル」が208g、128GBの「Wi-Fi + Ethernetモデル」が214gとなっていて、「Apple TV 4K 第2世代」の425gよりも211〜217g(約50%)軽量化しています。

▲「Apple TV 4K 第3世代」が小型化・軽量化した背景には、「Apple TV 4K 第2世代」の底部に搭載されていたファンが廃止されたことが理由としてあるようです。

「Apple TV 4K」の第2世代から第3世代に買い替える必要はある?

ここで、「Apple TV 4K 第2世代から第3世代へ買い替える必要はある?」と気になるところだと思います。

その答えとしては、「A15チップ」、「128GBストレージ」、「RAM 4GB」、「新デザイン」のいずれかが必要な人は買い替えるのがオススメになります。

というのも、まず新しい「Siri Remote 第3世代」は旧型の「Siri Remote 第2世代」とほぼ同じで、充電ポートが変更されただけのためです。

また、現在「Apple TV 4K 第2世代」を使っている人が「Apple TV 4K 第3世代 64GB Wi-Fiモデル」に買い換えると、有線LANポートが無くなってしまうので、有線LANが必要な人は「Wi-Fi + Ethernetモデル」を選択する必要があります。

「Apple TV 4K 第3世代」で最も大きく変わったのは「A15チップ」で、「Apple TV 4K 第2世代」よりもCPUは50%向上、GPUは30%向上しているので、アプリやゲームのパフォーマンスが向上していますが、ぶっちゃけ動画視聴程度であれば「Apple TV 4K 第2世代」の「A12チップ」でも十分高速でした。

新しく追加された「128GBストレージ」と「RAM 4GB」は、主にゲームアプリを利用するユーザーに恩恵がありますが、ほとんどのユーザーは持て余すことになると思います。

少し小さくなって軽くなった「新デザイン」は新しいもの好きの人には若干嬉しいところですが、劇的に変わったわけではないので、これだけのために「Apple TV 4K 第2世代」から買い換えるのは微妙なところです。

このように、「A15チップ」、「128GBストレージ」、「RAM 4GB」、「新デザイン」が特に必要ない場合は、「Apple TV 4K 第2世代」のままで十分だと思います。

ちなみに、現在「Apple TV 4K 第1世代」を使用している場合は、値下げに加えてスペックが大幅に向上しているため「Apple TV 4K 第3世代」に買い換えることをオススメします。

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最後に

今回は、『「Apple TV 4K」第3世代と第2世代の7つの違い!2022年vs2021年モデル』についてご紹介しました。

このように、「Apple TV 4K」の新型と旧型の違いには、①価格、②リモコン、③プロセッサ、④ストレージ、⑤RAM、⑥有線LAN、⑦デザイン・大きさ・重さなどがあります。

「Apple TV 4K」を「第2世代」から「第3世代」に買い替える必要があるかどうかは、「A15チップ」、「128GBストレージ」、「新デザイン」が必要かどうかで決まってきます。

ちなみに、現在「Apple TV 4K 第1世代」を使用している場合は、値下げに加えてスペックが大幅に向上しているため「Apple TV 4K 第3世代」に買い換えることをオススメします。

皆さんも、「Apple TV 4K」を使ってさまざまな機能を快適に使ってみてはいかがでしょうか。

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