「ABEMA」の「ワールドカップ」の画質が悪い?高画質60fpsで見る方法
2022年11月20日より、「2022 FIFAワールドカップ」が開催されています。
「2022 FIFAワールドカップ」の試合は、全試合が動画配信サービスの「ABEMA (アベマ)」で配信されています。
「ABEMA (アベマ)」の「2022 FIFAワールドカップ」は、スマホ、タブレット、パソコン、スマートテレビ、ストリーミング端末といった幅広いデバイスに対応していることに加えて、マルチカメラ対応や本田圭佑の実況解説が聞けることでも話題を呼んでいます。
そんな「ABEMA (アベマ)」の「2022 FIFAワールドカップ」なのですが、「画質が悪い」、「フレームレートが低くてカクカクしている」と感じている人も多いと思います。
そこで今回は、「ABEMA (アベマ)」をさまざまな視聴方法を試してみた結果、テレビで60fpsで見れるベストな方法を見つけたのでご紹介していきます。
「ABEMA」の「ワールドカップ」の画質が悪い?
各デバイスの画質をチェック
まずは、私が所持しているデバイスを使って「ABEMA (アベマ)」の「2022 FIFAワールドカップ」をそれぞれ確認してみました。
- iPhone 11 Pro Max (アベマアプリ) … 60fps 高画質
- iPad Pro 12.9 2018 (アベマアプリ) … 60fps 高画質
- MacBook Air M1 2020 (ブラウザ) … 30fps 低画質
- Fire HD 8 2020 (アベマアプリ) … 30fps 低画質
- Apple TV 4K 2022 (アベマアプリ) … 30fps 高画質
- Chromecast with Google TV 4K (アベマアプリ) … 60fps 高画質
- AirPlay (アベマアプリから) … 60fps 高画質
- キャスト (アベマアプリから) … 30fps 高画質
特にスポーツの動画はフレームレートが重要になってくるので、60fpsで視聴できる方法を使いたいところです。
「60fps 高画質」で視聴できたものは、iPhone、iPad、Chromecast with Google TV、AirPlayの4つなので、この中から視聴デバイスを選択するのがオススメです。
※「AirPlay」は、iPhone・iPadから「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」へ接続しています(参考: 「Apple TV」でABEMAの「ワールドカップ」を見る方法!アプリまたはAirPlay)。
「MacBook Air」の「Safari」、「Chrome」ではなぜかひどい画質で再生されたので、おそらく「ABEMA (アベマ)」側でブラウザの画質を制限していると思われます(無断キャプチャ対策?)。
「Chromecast with Google TV 4K」のアプリでは60fpsで再生されたのですが、キャストを使って再生するとなぜか30fpsに制限されてしまいました。
ちなみに、「Fire TV Stick 4K Max」は私は持っていないのですが、ネットの口コミを見ていると試合がちょいちょい止まる(コマ落ちする)というのが報告されています(Fire TV Cubeは安定しているという情報も)。
もちろん、前提として高速で安定したWi-Fi接続が必要なので「Wi-Fi 6」対応のルーターを用意しておきましょう。
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テレビで見るなら60fps対応の「Chromecast with Google TV 4K」がオススメ
テレビで「ABEMA (アベマ)」の「2022 FIFAワールドカップ」を見る際は、60fpsかつ高画質で視聴できる「Chromecast with Google TV」を使う方法がオススメになります。
「Chromecast with Google TV」で「ABEMA (アベマ)」の「2022 FIFAワールドカップ」の試合を視聴してみましたが、見た感じでは1080/60pが出ていることに加えて、途中で止まることもなく安定して視聴できました。
しかしながら、「Chromecast with Google TV」は決してスペックが高いデバイスではないので、念のために試合が始まる前に再起動させておくのがオススメになります。
※日本vsクロアチア戦をリアルタイムで見ていましたが、延長戦に突入したあたりで映像がカクカクし始めたため長時間視聴には弱いようです。ただキックオフの1時間前から再生していたので、通常の1試合分であれば耐えられると思います。
「Chromecast with Google TV」は比較的安価に購入できるので「2022 FIFAワールドカップ」の視聴にオススメになります。
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60fps対応で安定感バツグンな「AirPlay」もオススメ
▲テレビで「ABEMA (アベマ)」の「2022 FIFAワールドカップ」を見る際は、「iPhone・iPad」の「ABEMA (アベマ)」のアプリから「Apple TV 4K」に「AirPlay」をして視聴する方法もオススメになります。
一応「Apple TV 4K」の「ABEMA (アベマ)」のアプリからも見れるのですが、なぜか1080/30pまでしか出ないのでフレームレートが足りずカクカクして見えます。
そこで、「iPhone・iPad」の「ABEMA (アベマ)」のアプリで「2022 FIFAワールドカップ」の試合を再生し、「AirPlay」を使って「Apple TV 4K」に接続することで60fpsで再生できます。
実際に、「iPhone」から「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」に「AirPlay」をして、日本vsドイツ、日本vsコスタリカ、日本vsスペイン、日本vsクロアチアの4試合をリアルタイムで視聴しましたが、途中で止まることもなく最初から最後まで安定して視聴できました。
「ABEMA (アベマ)」から「Apple TV 4K」に「AirPlay」をしている最中は、画面をスリープにしても大丈夫ですし、ホーム画面に戻ってニュースやSNSをチェックすることもできました。
安定度で言えば、「AirPlay」の方が「Chromecast with Google TV」よりも安定しているので、失敗したくない場合は「AirPlay」を使うのもいいと思います。
ちなみに、「Mac」に「AirPlay」することもできます(参考: 「MacにAirPlay」する方法!iPhone、iPad、Macから【2022】)。
こちらの記事もオススメです: 「Apple TV」でABEMAの「ワールドカップ」を見る方法!アプリまたはAirPlay
▼「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」はこちら
試合の前にWi-Fiルーターとデバイスを再起動し、アベマアプリをアプデしておこう
「ABEMA (アベマ)」の「2022 FIFAワールドカップ」の配信は、通信と端末の両方に負荷がかかります。
そのため、試合が始まる前に余裕を持って「Wi-Fiルーター」と視聴する「デバイス」を再起動させておきましょう。
もしも試合が始まった後に再生が止まる・安定しないといったトラブルが発生すると、1回きりのリアルタイム視聴が楽しめなくなってしまいます。
また、「ABEMA (アベマ)」のアプリに更新が来ているかもしれないので、最新の状態かどうかを確認してアップデートしておきます。
このように、試合が始まる前に「Wi-Fiルーター」と「デバイス」の接続を確認して、「ABEMA (アベマ)」のアプリをアップデートしておくことが大切になります。
▼「Fire TV Cube」もオススメです
最後に
今回は、『「ABEMA」の「ワールドカップ」の画質が悪い?高画質60fpsで見る方法』についてご紹介しました。
このように、「ABEMA (アベマ)」の「2022 FIFAワールドカップ」を見る際はiPhone、iPad、Chromecast with Google TV、AirPlayの4つで「60fps 高画質」で視聴できるのでオススメです。
テレビで見る際は「Chromecast with Google TV」を使う方法がオススメになります。
また、「iPhone・iPad」の「ABEMA (アベマ)」のアプリから「Apple TV 4K」へ「AirPlay」する方法でも安定して視聴することができました。
皆さんも、「Chromecast with Google TV」や「AirPlay」を使って、「ABEMA (アベマ)」の「2022 FIFAワールドカップ」を快適に楽しんでみてはいかがでしょうか。