「Apple TV 4K」と「Chromecast with Google TV 4K」の組み合わせは最強!全コンテンツ・機能が使える
「Apple TV 4K」と「Chromecast with Google TV 4K」を、組み合わせて使うと最強なのでオススメです。
最近はテレビで動画配信サービスを楽しんでいる人も増えていると思います。
そんな中、「テレビで動画を見るならどのデバイスを使うのが良いの?」と疑問になるところです。
結論から言うと、「Apple TV 4K」と「Chromecast with Google TV 4K」を組み合わせて使う方法がオススメになります。
そんなわけで今回は、「Apple TV 4KとChromecast with Google TV 4Kの組み合わせは最強」について見ていきましょう。
「Apple TV 4K」と「Chromecast with Google TV 4K」の組み合わせは最強
メリット・デメリット
Apple TV 4K | Chromecast with Google TV 4K |
処理能力が高い | 処理能力が低い |
安定感バツグン | やや不安定 |
海外サービスに強い | 国内サービスに強い |
一部アプリ・機能非対応 | 対応アプリ・機能が豊富 |
AirPlay・ミラーリング対応 | Cast・ミラーリング対応 |
値段が高い | 値段が安い |
CC字幕が日本語フォント | CC字幕が中華フォント |
「Apple TV 4K」と「Chromecast with Google TV 4K」のメリット・デメリットについて見ていきます。
まず「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」は「A15 Bionic」チップ、「RAM 4GB」を搭載しているのでスペックは非常に高く、テレビ向けデバイスの中では処理能力が最強です。
「Chromecast with Google TV 4K」は「クアッドコア Amlogic S905X3」、「RAM 2GB」なので、処理能力はあまり高くありません。
次に、「Apple TV 4K」は安定度がバツグンで、アプリをガンガン使ったりゲームを遊んでも全然余裕です。
「Chromecast with Google TV 4K」はやや不安定なので、デバイスに負荷をかけ過ぎないように工夫したり、まめに再起動する必要があります。
「Apple TV 4K」は、YouTube、Netflix、Amazon Prime Video、Disney+といった海外サービスに強いです(パフォーマンスは最高レベル)。
「Chromecast with Google TV 4K」は、TVer、U-NEXT、DMM TV、dアニメストア、ABEMAなどの国内サービスに強いです(Apple TV 4K非対応アプリも使える)。
「Apple TV 4K」では一部アプリ・機能が非対応で使えず、これはアップルの「tvOS」が独自仕様に走ってることが原因だと思われます。
「Chromecast with Google TV 4K」は対応アプリ・機能が豊富で、グーグルの「Android TV OS」がより自由度の高い設計になっているようです。
次に、「Apple TV 4K」では、「AirPlay・ミラーリング」が、「Chromecast with Google TV 4K」では「Cast・ミラーリング」が使用でき、純正の公式な機能なので安定感が高く安全です。
「Apple TV 4K」は定価¥19,800からで値段が高いですが、「Chromecast with Google TV 4K」は定価¥7,600と値段が安いです(22年12月5日時点)。
「Apple TV 4K」のCC字幕は日本語フォントで、「Chromecast with Google TV 4K」は中華フォントなので、海外の映画やドラマを見る際は「Apple TV 4K」がオススメです。
まとめると、「Apple TV 4K」は処理能力の高さと「AirPlay・ミラーリング」対応がメリットで「Chromecast with Google TV 4K」は対応アプリ・機能の豊富さと「Cast・ミラーリング」対応がメリットとなります。
「Apple TV 4K」と「Chromecast with Google TV 4K」の使い分け
続いては、「Apple TV 4K」と「Chromecast with Google TV 4K」の使い分けについて見ていきます。
「Apple TV 4K」と「Chromecast with Google TV 4K」ではほとんどのアプリ・機能が共通して使えますが、一部片方でしか使えないものがあります。
共通して使えるものは、なるべく処理能力の高い「Apple TV 4K」で使用することで、「Chromecast with Google TV 4K」の負荷を減らします。
「Chromecast with Google TV 4K」は、長時間使用すると映像が止まったりアプリが落ちることもあるため、なるべくこちらでしか使えないアプリ・機能のみを使うようにします。
「Apple TV」で使う主なアプリ・機能
「Apple TV」で使う主なアプリ・機能は、以下の通りです。
- YouTube
- Netflix
- Amazon Prime Video
- Disney+
- Apple TVアプリ(iTunes、Apple TV+)
- U-NEXT (2K)
- ABEMA (テレビ・ビデオ)
- Apple Music
- Apple Arcade
- AirPlay・ミラーリング
- など
まず、「YouTube」、「Netflix」、「Amazon Prime Video」、「Disney+」、「Apple TVアプリ(iTunes、Apple TV+)」などは「Apple TV」の方が起動やレスポンスが速く、4K HDR再生すると端末負荷も大きいので「Apple TV」を使用します。
また、特典映像の「iTunes Extras」は「Google TV」には非対応なので「Apple TV 4K」を使います(参考: iTunes Extras を視聴できない場合 – Apple サポート(日本))。
「Apple TV 4K」はCC字幕が日本語フォントに対応しているので、「Netflix」、「Disney+」、Apple TVアプリ(iTunes、Apple TV+)などの字幕が見やすいです。
「ABEMA」はテレビ・ビデオに関しては「Apple TV」の方が高画質かつレスポンスがいいので使いますが、「Apple TV」版は「2022 FIFAワールドカップ」が30fpsにしか対応していないことと、「一部の見逃し配信」に対応していないのでその2つの視聴は「Google TV」版を使います。
「Apple Music」、「Apple Arcade」、「AirPlay・ミラーリング」などは「Apple TV 4K」でのみ使えるアプリ・機能なので「Apple TV 4K」を使います。
こうして見てみると、「Apple TV 4K」は海外のサービスに強いようです。
Google TVで使う主なアプリ・機能
「Google TV」で使う主なアプリ・機能は、以下の通りです。
- TVer
- GYAO! ※サービス終了
- Lemino
- dアニメストア
- DMM TV
- NHKプラス
- U-NEXT (4K、ライブ対応)
- ABEMA (W杯・一部見逃し配信)
- Cast・ミラーリング
- など
まず「TVer」、「Lemino」、「dアニメストア」、「DMM TV」、「NHKプラス」などは「Apple TV」には非対応なので「Google TV」を使用します。
「U-NEXT」に関しては「Apple TV」にも対応していますが、「Apple TV」版はなぜか4Kには非対応なのとライブ配信も見れないので「Goolge TV」版を使います(23年8月17日時点)が、CC字幕が中華フォントになってしまうのが難点です。
「ABEMA」は「Google TV」版はテレビ・ビデオの画質やレスポンスが「Apple TV」版よりも劣るため「Apple TV」を使い、60fps対応で優れている「2022 FIFAワールドカップ」と「Apple TV」版では非対応の「一部の見逃し配信」を「Google TV」版で見ます。
「Cast・ミラーリング」は「Chromecast with Google TV 4K」でのみ使えるアプリ・機能なので「Chromecast with Google TV 4K」を使います。
こうして見てみると、「Chromecast with Google TV 4K」は日本の無料系サービスに強いようです。
全コンテンツ・機能が使える
「Apple TV 4K」と「Chromecast with Google TV 4K」を組み合わせることで、テレビ向けに提供されている全コンテンツ・機能が使えます。
唯一のデメリットはデバイスを揃えるのに3万円程度かかることですが、セールを狙う、中古を探すなどでもう少し安く入手することも可能です。
ちなみに、「Fire TVはどうなの?」と気になると思います。
以前試してみたところ、「Fire TV」はAirPlay・Cast・ミラーリングに非対応で、一応「AirReceiver」という謎のアプリを導入すれば使えるものの純正に比べると安定度がイマイチだったので選択肢から外しました(参考: AirReceiver:Amazon.co.jp:Appstore for Android)。
もちろん、「AirPlay・Cast・ミラーリング」を使わない人や安定度を気にしないのであれば「Fire TV」はセールで激安で入手できるので入門用などにアリだと思います。
▼「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」はこちら
▼「Chromecast with Google TV 4K」はこちら
最後に
今回は、『「Apple TV 4K」と「Chromecast with Google TV 4K」の組み合わせは最強!全コンテンツ・機能が使える』についてご紹介しました。
「Apple TV 4K」と「Chromecast with Google TV 4K」を組み合わせて使うことで、テレビ向けに提供されている全コンテンツ・機能が使えるのでオススメです。
「Apple TV 4K」は「A15 Bionic」と「RAM 4GB」搭載で圧倒的に処理能力が高いのがメリットで、「Chromecast with Google TV 4K」は対応するアプリ・機能が豊富なのがメリットです。
そのため、「Apple TV 4K」と「Chromecast with Google TV 4K」で使うアプリ・機能をうまく分けるのがオススメになります。
皆さんも、「Apple TV 4K」と「Chromecast with Google TV 4K」を組み合わせて、快適に使ってはいかがでしょうか。