Apple TVアプリ(iTunes)版「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」レビュー!画面、言語、fps、特典映像
Apple TVアプリ(iTunes)版「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のレビューについてご紹介します。
2023年3月28日に、映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター (Avatar: The Way of Water)」のデジタル購入での販売が始まりました。
早速私も「Apple TVアプリ(iTunes)」でこの「アバター2」を購入しました。
Apple TVアプリ(iTunes)版の「アバター2」は、4K Dolby Vision(ドルビービジョン)、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応しています。
そんなわけで今回は、「Apple TVアプリ(iTunes)版アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのレビュー」について見ていきましょう。
▲購入はこちら: アバター:ウェイ・オブ・ウォーター – Apple TV App (iTunes)
Apple TVアプリ(iTunes)版「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」レビュー
Apple TV 4Kで再生
まず、視聴環境についてですが「Apple TV 4K 第3世代」を有機ELテレビ「LG B9 55インチ」に接続して視聴しました。
テレビ側の倍速モードはオフにしています。
「Apple TV 4K」のインターネットは有線LANで接続して、下り600Mbps以上安定して出るようにしています。
「Apple TV 4K」は、「Apple TVアプリ(iTunes)」の映画を4K Dolby Vision、Dolby Atmosで再生できます。
映像設定は「コンテンツに合わせる」の「ダイナミックレンジ」と「フレームレート」をオンにしています。
テレビがDolby Vision(ドルビービジョン)と24Hzの入力に対応しているため、コンテンツが対応する場合は切り替わります。
音声はHDMI ARCでサウンドバーの「DENON DHT-S217」に出力しています。
サウンドバーがDolby Atmos(ドルビーアトモス)の入力に対応しているため、コンテンツが対応する場合は切り替わります。
▼「Apple TV 4K」はこちら
▼「DENON DHT-S217」はこちら
画面サイズは16:9(ビスタビジョン)に近い
▲「Apple TVアプリ(iTunes)」版の「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」を再生してまず気づいたことは、画面サイズが広いということです。
画面アスペクト比としては、16:9に近くビスタビジョンと呼ばれるものだと思います。
予告編の動画では、上下に黒帯の付いたシネマスコープサイズだったので「あれ?」と気になりました。
▲こちらが予告編の動画で、ネイティリの脚は映っていません。
▲こちらが「Apple TVアプリ(iTunes)」版です。
予告編と同じシーンですが、ネイティリの脚まで映っていて、頭上のスペースも広くなっています。
このことから、「Apple TVアプリ(iTunes)」版は上下の領域が広がって情報量が増えているようです。
「Disney+」では「IMAX Enhanced (アイマックス・エンハンスド)」というシネスコサイズの映画の上下を広げて16:9に近づけるものがありますが、それと似たようなものだと思います。
これは映像の左右がカットされているわけではなく、劇場公開時にカットされた上下の領域が復活しているだけなので安心して視聴できます。
画質は4K Dolby Vision(ドルビービジョン)に対応していて、文句なしの高画質でした。
このように、「Apple TVアプリ(iTunes)」の「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の画面サイズはほぼ16:9のビスタビジョンに近いものになっていて、画質は4K Dolby Visionで高画質となっています。
音声と字幕
▲「Apple TVアプリ(iTunes)」版「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の言語には、英語音声・字幕、日本語音声・字幕が収録されています。
▲音声のフォーマットは、
- 英語 … Dolby Atmos、Dolby Digital 7.1、Dolby 5.1、AAC
- 日本語 … Dolby Digital 7.1、Dolby 5.1、AAC
となっています。
英語音声にしてDolby Atmos対応のサウンドバーで視聴してみましたが、戦闘シーンは奥行きのある広い音が鳴ります。
配信はどうしても4K Ultra HD Blu-rayよりも音質が劣りますが(ロスレス非対応)、サウンドバーで聞く程度であれば十分すぎる音質です。
字幕のフォーマットは、
- 日本語
- 英語 (SDH)
となっています。
「Apple TVアプリ(iTunes)」は日本語音声+日本語字幕の組み合わせや、英語音声+英語字幕の組み合わせも可能です。
「Apple TV 4K」で再生すると、中華フォントではない日本語フォントで表示されるので見やすいです。
▲ちなみに、「Apple TVアプリ(iTunes)」ではナヴィ語の字幕は映像に焼き込みされているので、オフにできないようです。
ナヴィ語の他にも、たまに表示される場所名の字幕も焼き込みなのでオフにできませんでした。
チャプタにも対応
▲「Apple TVアプリ(iTunes)」版は、チャプタにも対応しています。
「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」は3時間以上あるとても長い映画なので、チャプタ機能はありがたいです。
フレームレートは24fps
「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」は48fpsの「HFR(ハイフレームレート)」に対応した映画で、劇場公開では「HFR」で上映されているところも多くありました。
「Apple TVアプリ(iTunes)」版の「アバター2」は24fpsで「HFR」には対応していません。
とは言っても、元々「HFR」は3Dメガネでアクションシーンの視聴を快適にするために用意されたものらしいので、2Dで視聴する場合は24fpsで全く問題ないと思います。
特典映像は後から追加?[追加済み]
デジタル購入での販売が開始された2023年3月時点では、映像特典は収録されていませんでした。
ところが、4月〜5月に追加されて見れるようになるという情報があります(参考: 「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」デジタル配信スタート – AV Watch)。
おそらく、「Apple TVアプリ(iTunes)」版も「iTunes Extras (アイチューンズ・エクストラズ)」で特典映像が見れるようになると思われます。
※2023年4月5日頃に特典映像が追加済みであることが確認できました!
「Apple TVアプリ(iTunes)」の「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の特典映像は
- パンドラの世界 … 2時間32分14秒
- 広がるパンドラの世界 … 28分7秒
- マーケティング素材とミュージックビデオ … 8分52秒
というトータルで3時間以上の大ボリュームとなっています(本編と合わせると6時間超え)。
視聴した感想
本編を最後まで視聴した感想しては、結構楽しめました。
「アバター2」は劇場では見ていないので、iTunes版が初視聴となります。
CGのレベルは2022年時点の最高といった具合で、世界中のCGクリエーターをかき集めて好きなだけ金かけて使った贅沢感はありました。
iTunes版の「アバター2」は全体的に画質も良く満足でした。
総合的には満足いくクオリティだったため、買うか悩んでいる方にはオススメです。
画質の良さはもちろん、価格も手頃でしたし、映像特典も追加されたので楽しめます。
Apple TV 4Kはもちろん、iPhone、iPadといったモバイル端末でも視聴できるので便利です。
▼購入はこちら: アバター:ウェイ・オブ・ウォーター – Apple TV App (iTunes)
▼「Apple TV 4K」はこちら
▼ドルビーアトモス対応の「DENON DHT-S217K」はこちら
最後に
今回は、『Apple TVアプリ(iTunes)版「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」レビュー!画面、言語、fps、特典映像』についてご紹介しました。
このように、Apple TVアプリ(iTunes)版「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」は画面サイズが16:9のビスタビジョンに近くなっていて、画質は4K Dolby Visionの高画質に対応しています。
音声と字幕は、英語音声がDolby Atmos対応で、日本語吹き替え音声(7.1ch)も収録、日本語と英語の字幕にも対応しどの言語でもオンオフできますが、ナビィ語などの字幕は焼き込みでオフにできないようです。
また、チャプタにも対応し、フレームレートは24fpsで「HFR」には非対応となっています。
特典映像は既に追加済みで、3時間以上の大ボリュームとなっています。
Apple TVアプリ(iTunes)版「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」で視聴を楽しんでみてはいかがでしょうか。