「ターミネーター1」のDVD/ブルーレイのおすすめ!吹き替えや特典映像は?
1984年公開の映画「ターミネーター (The Terminator)」のDVD/ブルーレイはどれが良いのか見ていきましょう。
ジェームズ・キャメロン監督と言えば、「タイタニック」や「アバター」などの超大作で有名ですが、出世作となったのがシリーズ1作目の「ターミネーター」です。
「ターミネーター1」は、低予算かつ製作スケジュールも短いというギリギリの状態で作られましたが、アイデアと節約術で完成まで漕ぎ着けました。
どれくらい低予算だったかと言うと、続編「ターミネーター2」のT1000の変身シーン数分に使われたCGの予算よりも「ターミネーター1」の全体の製作費の方が少なかったようです。
「ターミネーター1」は高い評価を受けて興行的にも大ヒットし、ジェームズ・キャメロン監督は無名の貧乏監督から一気にハリウッドの大物へとのし上がっていきます。
そんな「ターミネーター1」を見るなら、本編はもちろんメイキング、インタビュー、ドキュメンタリーなどの特典映像も楽しみたいところです。
そんなわけで今回は、「ターミネーター1のDVD/ブルーレイのおすすめ」について見ていきましょう。
「ターミネーター1」のDVD/ブルーレイのおすすめ
本編の視聴はブルーレイ版がオススメ
まず、「ターミネーター1」の本編を視聴したい場合ら2K HDの「Blu-ray」がオススメになります。
2023年4月時点では、「ターミネーター1」の「4K Ultra HD Blu-ray」や「4K配信」などはないので、2K HDの「Blu-ray」版が最高画質となります。
そのため、まずはブルーレイ版の中からどれが良いかを探してみましょう。
ブルーレイ版の種類
「ターミネーター1」のブルーレイは、
- ターミネーター スペシャル・ブルーレイBOX (2012)
- ターミネーター (2014)
- ターミネーター〈日本語吹替完全版〉コレクターズ・ブルーレイBOX (2015)
- ターミネーター (2015)
- ターミネーター〈日本語吹替完全版〉(2015)
- ターミネーター (2021)
が存在します。
この中で最も安価で入手しやすいのは、現在ワーナーから販売されている「ターミネーター (2021)」です。
私もワーナー版のブルーレイを購入しました。
ワーナーの「ターミネーター (2021)」は画質も良好で、音声には
- 英語 5.1ch DTS ロスレス
- 日本語 吹替 5.1ch DTS (DVD/BD版)
が収録されています。
▼ワーナーの「ターミネーター (2021)」はこちら
VHS版やテレビ版の吹き替えで見たい場合は、「ターミネーター〈日本語吹替完全版〉コレクターズ・ブルーレイBOX (2015)」か「ターミネーター〈日本語吹替完全版〉(2015)」を探しましょう。
20世紀フォックスから販売されていた「吹替の帝王」シリーズ第9弾の「ターミネーター <日本語吹替完全版>」では、DVD/BD版に加えてVHS版、テレビ朝日版、テレビ東京版が収録されています。
ただし、この「<日本語吹替完全版>」は現在は入手困難でプレミア価格となっています。
▼「ターミネーター〈日本語吹替完全版〉コレクターズ・ブルーレイBOX (2015)」はこちら
▼「ターミネーター〈日本語吹替完全版〉(2015)」はこちら
ブルーレイ版には未収録の特典映像がある
「ターミネーター1」の本編はブルーレイがオススメなのですが、特典映像が見たい場合は注意が必要です。
「ターミネーター1」のブルーレイ版に収録されている特典映像は、
- ターミネーターの創造: VFXと音楽
- 「ターミネーター」製作秘話
- 未公開シーン集
となっていて、これは実は「DVD」版から大幅にカットされているのです(権利の関係?)。
そのため、「ターミネーター1」の特典映像を全部見たい場合は、収録されている「DVD」を探しましょう。
ちなみに
- 『ターミネーター』製作30周年記念パネル・ディスカッション
- フィルム・フェスティバルでのジェームズ・キャメロン監督の質疑応答
は「ターミネーター〈日本語吹替完全版〉コレクターズ・ブルーレイBOX (2015)」の期間限定のデジタル特典だったため現在は視聴不可となっています。
「DVD」に収録されている特典映像
「DVD」に収録されている特典映像は、
- メイキングドキュメンタリー集 (7種)
- ターミネーターの創造: VFXと音楽
- 事の発端
- メイキング・オブ・『ターミネーター』
- 撮影開始の流れ
- 現実世界のロボットたち
- 公開にあたって
- 究極の力:『ターミネーター』の遺産
- 未公開シーン集 (音声解説付)
- インタビュー集 (29種)
- ガソリンスタンドの少年
- 警官になった1時間
- ハンターキラーの原型
- キャメロンの求める特殊効果
- 撮り直したシーン
- 『ターミネーター』までの道のり
- デパートからの脱出シーン
- キャメロンの撮影スタイルと編集
- 使われなかったシーン
- チチュウカイミバエ・パニック
- リース役の準備
- キャメロンの素晴らしさ
- モノラル録音の理由
- シンセサイザーの音楽
- フライパンの音
- 音楽とシーン
- 予算の都合
- 『ターミネーター』のノベライズ
- 脚本の仕上げ
- 製作者と監督の関係
- 守りぬいた企画
- リンダ・ハミルトンの成長
- スタン・ウィンストンについて
- 撮影延期の賜物
- 最初の試写
- ヒット後の宣伝
- 成功の理由
- 未来の布石
- 『ターミネーター』のファンへ
- フォト・ギャラリー
- キャメロン監督による脚本アイデア
- 静止画像
- ジェームズ・キャメロンによるアートワーク
- プロダクション・フォト
- スタン・ウィンストンによる特殊効果
- ファンタジーII社による視覚効果
- 宣伝用アイテム
- TVスポット&劇場予告編集
- TVスポット: 未来からの訪問者編
- TVスポット: 追跡編
- 先行予告編
- 劇場予告編
- 海外版予告編
- DVD-ROM
となります。
また、「未公開シーン集」には、ブルーレイ版では削除されたジェームズ・キャメロン監督の音声解説も入っています。
特典映像全部入りDVDは4種類
「ターミネーター1」の特典映像が全て収録されているDVDは2006年以降に発売された
- ターミネーター アルティメット・コレクション (2006)
- ターミネーター <新生アルティメット・エディション> (2007)
- ターミネーター <2枚組> (2009)
- ターミネーター <2枚組>〔初回生産限定〕(2012)
の4種類となります。
ちなみに、いずれもディスクの内容は同じなので上記のリストの中から好きなものを買って大丈夫です。
この中で比較的に安価で入手しやすいのは2009年に20世紀フォックスから発売された「ターミネーター <2枚組>」です。
パッケージカバーに<2枚組>と表記されているものが正解で、「アルティメット・エディション (2003)」と似ているので間違えないように注意しましょう。
▼「ターミネーター <2枚組> (2009)」はこちら
ちなみに、私が購入したのは、2007年に20世紀フォックスから発売された「ターミネーター <新生アルティメット・エディション>」ですが、こちらも「ターミネーター <2枚組> (2009)」と同じ内容で特典映像が全て入っていました。
▼「ターミネーター <新生アルティメット・エディション> (2007)」はこちら
2006年より前に発売されたDVDは特典が不足しているので注意
ここで注意が必要なのは、2006年より前に発売された「ターミネーター <特別編> (2001)」と「ターミネーター アルティメット・エディション (2003)」は特典が少ないということです。
「 <特別編> (2001)」と「アルティメット・エディション (2003)」の特典は、
- スタッフ&キャストが語る製作秘話 (『インタビュー集 (29種)』と同じ※日本語字幕なし)
- ドキュメンタリー集 (2種)
- 未公開シーン集 (音声解説付)
- 静止画集
- 予告編集 (3種)
- TVスポット集 (2種)
となっています。
最も厄介なのは「インタビュー集 (29種)」に日本語字幕がないことで、付属の冊子を読みながら見る必要があることです。
また、ドキュメンタリー集は2006年に新規に追加されて増えたため、今から見るのであれば2006年以降に発売された2枚組のDVDをオススメします。
また、「アルティメット・エディション (2003)」のパッケージが「ターミネーター <2枚組> (2009)」と似ているので間違えないように注意しましょう。
▼ブルーレイ/DVDプレーヤーは「SONY BDP-S1500」がオススメです
最後に
今回は、『「ターミネーター1」のDVD/ブルーレイのおすすめ!吹き替えや特典映像は?』についてご紹介しました。
このように、「ターミネーター1」の本編を見る際は「Blu-ray」がオススメです。
ブルーレイは、ワーナーの「ターミネーター (2021)」または20世紀フォックスの「<日本語吹替完全版> (2015)」を選択しましょう。
ブルーレイ版は特典映像がカットされているので、見たい場合は、特典映像が見たい場合は「DVD」を探しましょう。
特典映像が全て入っているのは、2006年以降に発売された4種類となります。
皆さんも、「ターミネーター1」のDVD/ブルーレイを入手して視聴を楽しみましょう。