「Apple Watch」単体でできること19選!iPhoneなしでどこまで?【2023】
今回は、「Apple Watch単体でできること」についてご紹介します。
最近は腕時計型のスマートウォッチが続々と登場していますが、中でもアップルの販売する「Apple Watch (アップル・ウォッチ)」が有名どころです。
「Apple Watch」は基本的には「iPhone」と接続して使うものなのですが、Series 3以降はセルラー対応モデルが登場し、iPhoneなしでも使えるようになっています。
そんな中、「Apple Watchで単体でできることは?」、「iPhoneなしでどこまでできる?」と気になっている方も多いと思います。
そこで今回は、「Apple Watch」でiPhoneなしの単体でできることについて見ていきましょう。
※初期設定には「iPhone」が必要になります。
Apple Watch単体でできること19選
オンラインのみできることと、オフラインでもできることの2通りがある
「Apple Watch」単体でできることには、①オンラインのみできることと、②オフラインでもできることの2通りがあります。
「Apple Watch」を単体でオンラインの状態にするためには、セルラー対応モデルを使うか、GPSモデルをWi-Fiに接続する必要があります。
「Apple Watch」はSeries 3以降はセルラー対応モデルが販売されていて、iPhoneがない環境でもセルラー通信に接続できるようになっています。
また、セルラー非対応のGPSモデルの「Apple Watch」であっても、Wi-Fiに接続できる環境であればWi-Fiを使って通信することが可能です。
ちなみに、「Apple Watch」の初期設定は必ずiPhoneとペアリングしないといけないので、今回紹介する機能はすべて初期設定を完了した後の機能となります。
続いては、実際に「Apple Watch単体でできること」について見ていきましょう。
▼「Apple Watch Series 9」はこちら
Apple Watch単体でできること1. 時計
1つ目のApple Watch単体でできることは、「時計」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でも時計を使うことができます。
「時計」の機能は、「Apple Watch」がオフラインの状態でも使うことが可能です。
ただし、インターネットの電波時計の機能を使って時刻合わせをする場合は、iPhoneと接続する必要があります。
「Apple Watch」の時計は、Series4以前とSEは腕を上げた時に表示され、Series 5以降は常時点灯に対応しています。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「時計」があります。
Apple Watch単体でできること2. 電話 (セルラーモデル)
2つ目のApple Watch単体でできることは、「電話 (セルラーモデル)」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でも電話を使うことができます。
ただし、電話をiPhoneなしの単体で利用する場合は、「Apple Watch」がセルラー対応モデルである必要があります(GPSモデルは不可)。
「Apple Watch」がセルラー対応モデルでかつ電波の圏内であれば、どこからでも「Apple Watch」から電話をかけることができますし、「Apple Watch」にかかってきた電話を受け取ることができます(電話番号はiPhoneと共通)。
「Apple Watch」がGPSモデルの場合は、iPhoneなしの単体では電話が使えませんが、「FaceTimeオーディオ」であればWi-Fiを使って発着信できます。
Apple Watchの電話は、標準搭載の「電話」のアプリから利用できます。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「電話 (セルラーモデル)」があります。
Apple Watch単体でできること3. メッセージアプリ
3つ目のApple Watch単体でできることは、「メッセージアプリ」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でもメッセージアプリを使うことができます。
ただし、メッセージアプリをiPhoneなしで利用する場合は、「Apple Watch」がオンラインである必要があります。
そのため、単体で使うには「Apple Watch」がセルラー対応モデルであるか、もしくはGPSモデルをWi-Fiに接続している必要があります。
Apple Watchでは、標準搭載の「メッセージ」のアプリや、サードパーティの「LINE」などのアプリが単体で利用できます。
ちなみに、SMSの送受信はiPhoneと接続する必要があります。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「メッセージアプリ」があります。
Apple Watch単体でできること4. 心拍数を測る
4つ目のApple Watch単体でできることは、「心拍数を測る」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でも心拍数を測ることができます。
心拍数の機能は、「Apple Watch」がオフラインの状態でも使うことが可能です。
「Apple Watch」の心拍数測定は、標準搭載の「心拍数」のアプリから利用できます。
「Apple Watch」で計測した心拍数のデータは、iPhoneと接続された時に「ヘルスケア」のアプリに同期されます。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「心拍数を測る」があります。
Apple Watch単体でできること5. ワークアウト
5つ目のApple Watchで単体でできることは、「ワークアウト」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でも「ワークアウト」のアプリを使うことができます。
ワークアウトの機能は、「Apple Watch」がオフラインの状態でも使うことが可能です。
「Apple Watch」で計測したワークアウトのデータは、iPhoneと接続された時に同期されます。
「Apple Watch」のワークアウトは、標準搭載の「ワークアウト」やサードパーティーのアプリから利用できます。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「ワークアウト」があります。
Apple Watch単体でできること6. 音楽を聞く
6つ目のApple Watch単体でできることは、「音楽を聞く」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でも音楽を聞くことができます。
「Apple Watch」で音楽を聞く方法は、「①オンラインで聞く方法」と、「②オフラインで聞く方法」の2通りがあります。
「①オンラインで聞く方法」をiPhoneなしの単体で利用する場合は、「Apple Watch」がセルラー対応モデルであるか、もしくはGPSモデルをWi-Fiに接続している必要があります。
「②オフラインで聞く方法」は、事前にiPhoneから「Apple Watch」に楽曲を転送しておくことで、どこでも単体で音楽を聞くことができます。
「Apple Watch」の音楽は、標準搭載の「ミュージック」やサードパーティーのアプリから利用できます。
「Apple Watch」の楽曲再生は、本体スピーカーからの再生ができないので、Bluetoothでイヤホンやスピーカーと接続する必要があります。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「音楽を聞く」があります。
Apple Watch単体でできること7. ポッドキャストを聞く
7つ目のApple Watch単体でできることは、「ポッドキャストを聞く」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でもポッドキャストを聞くことができます。
「Apple Watch」でポッドキャストを聞く方法は、「①オンラインで聞く方法」と、「②オフラインで聞く方法」の2通りがあります。
「①オンラインで聞く方法」をiPhoneなしの単体で利用する場合は、「Apple Watch」がセルラー対応モデルであるか、もしくはGPSモデルをWi-Fiに接続している必要があります。
「②オフラインで聞く方法」は、事前にiPhoneから「Apple Watch」にエピソードを転送しておくことで、どこでも単体でポッドキャストを聞くことができます。
「Apple Watch」のポッドキャストは、標準搭載の「Podcasts」やサードパーティーのアプリから利用できます。
「Apple Watch」のポッドキャストの再生は、本体スピーカーからの再生ができないので、Bluetoothでイヤホンやスピーカーと接続する必要があります。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「ポッドキャストを聞く」があります。
▼「AirPods」はこちら
Apple Watch単体でできること8. Apple Pay
8つ目のApple Watchで単体でできることは、「Apple Pay」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でも「Apple Pay (アップル・ペイ)」を使うことができます。
Apple Payの「Suica」、「QUICPay」、「iD」、「VISAタッチ」はオフラインでも利用できるようです(参考: スマホが突然圏外に。通話や決済、地図はその時どうする? 誰でもできる「オフラインサバイバル」術)。
そのため、Apple Payは「Apple Watch」のセルラー対応モデルでも、GPSモデルでも、どちらでも同じように利用できます。
「Apple Watch」のApple Payは、「Apple Watch」のサイドボタンをダブルクリックすることで利用できます。
※「Apple Watch」で「Suica」を利用するには、事前に「iPhone」から転送しておく必要があります。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「Apple Pay」があります。
Apple Watch単体でできること9. PayPay
9つ目のApple Watch単体でできることは、「PayPay」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でもPayPayを使うことができます。
ただし、「PayPay」をiPhoneなしで利用する場合は、「Apple Watch」がオンラインである必要があります。
そのため、単体で使うには「Apple Watch」がセルラー対応モデルであるか、もしくはGPSモデルをWi-Fiに接続している必要があります。
「Apple Watch」のPayPayは、「PayPay」のアプリをインストールすることで利用できます。
「Apple Watch」のPayPayは、画面に表示されたバーコードまたはQRコードを読み取ってもらって利用します(スキャン支払いにはiPhoneが必要)。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「PayPay」があります。
Apple Watch単体でできること10. App Store
10個目のApple Watch単体でできることは、「App Store」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でも「App Store (アップ・ストアー)」を使うことができます。
ただし、App StoreをiPhoneなしで利用する場合は、「Apple Watch」がオンラインである必要があります。
そのため、単体で使うには「Apple Watch」がセルラー対応モデルであるか、もしくはGPSモデルをWi-Fiに接続している必要があります。
Apple WatchのApp Storeは、標準搭載の「App Store」のアプリから利用できます。
「App Store」へアクセスしたら、単体で「Apple Watch」用のアプリを「Apple Watch」にインストールできます。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「App Store」があります。
Apple Watch単体でできること11. ボイスメモ
11個目のApple Watch単体でできることは、「ボイスメモ」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でもボイスメモを使うことができます。
ボイスメモの機能は、「Apple Watch」がオフラインの状態でも使うことが可能です。
「Apple Watch」のボイスメモは、標準搭載の「ボイスメモ」、またはサードパーティーのアプリから利用できます。
「Apple Watch」で録音されたボイスは、インターネット接続時にiCloudを通じてお使いのiPhoen、iPad、Macなどと同期されます。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「ボイスメモ」があります。
Apple Watch単体でできること12. 計算器
12個目のApple Watch単体でできることは、「計算器」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でも計算器を使うことができます。
計算器の機能は、「Apple Watch」がオフラインの状態でも使うことが可能です。
Apple Watchの計算器は、標準搭載の「計算器」のアプリから利用できます。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「計算器」があります。
Apple Watch単体でできること13. アラーム、ストップウォッチ、タイマー
13個目のApple Watch単体でできることは、「アラーム、ストップウォッチ、タイマー」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でもアラーム、ストップウォッチ、タイマーを使うことができます。
アラーム、ストップウォッチ、タイマーの機能は、「Apple Watch」がオフラインの状態でも使うことが可能です。
Apple Watchのアラーム、ストップウォッチ、タイマーは、標準搭載の「アラーム」、「ストップウォッチ」、「タイマー」のアプリから利用できます。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「アラーム、ストップウォッチ、タイマー」があります。
Apple Watch単体でできること14. ノイズ検知
14個目のApple Watch単体でできることは、「ノイズ検知」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でもノイズ検知を使うことができます。
ノイズ検知の機能は、「Apple Watch」がオフラインの状態でも使うことが可能です。
Apple Watchのノイズ検知は、標準搭載の「ノイズ」のアプリから利用できます。
「Apple Watch」で計測したノイズのデータは、iPhoneと接続された時に「ヘルスケア」のアプリに同期されます。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「ノイズ検知」があります。
Apple Watch単体でできること15. コンパス
15個目のApple Watch単体でできることは、「コンパス」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でもコンパスを使うことができます。
コンパスの機能は、「Apple Watch」がオフラインの状態でも使うことが可能です。
Apple Watchのコンパスは、標準搭載の「コンパス」のアプリから利用できます。
※コンパスに対応するのは、「Apple Watch」のSeries 5以降になります。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「コンパス」があります。
Apple Watch単体でできること16. 防災速報
16個目のApple Watch単体でできることは、「防災速報」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でも防災速報を使うことができます。
ただし、「防災速報」をiPhoneなしで利用する場合は、「Apple Watch」がオンラインである必要があります。
そのため、単体で使うには「Apple Watch」がセルラー対応モデルであるか、もしくはGPSモデルをWi-Fiに接続している必要があります。
Apple Watchの防災速報は、「防災速報」のアプリをインストールすることで利用できます。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「防災速報」があります。
Apple Watch単体でできること17. 血中酸素濃度を測る
17個目のApple Watch単体でできることは、「血中酸素濃度を測る」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でも血中酸素濃度を測ることができます。
血中酸素濃度の測定の機能は、「Apple Watch」がオフラインの状態でも使うことが可能です。
「Apple Watch」の血中酸素濃度は、標準搭載の「血中酸素ウェルネス」のアプリから利用できます。
「Apple Watch」で計測した血中酸素濃度のデータは、iPhoneと接続された時に「ヘルスケア」のアプリに同期されます。
※血中酸素濃度の測定に対応するのは、「Apple Watch」のSeries 6以降になります。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「血中酸素濃度を測る」があります。
Apple Watch単体でできること18. 心電図を測る
18個目のApple Watch単体でできることは、「心電図を測る」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でも心電図を測ることができます。
心電図の測定の機能は、「Apple Watch」がオフラインの状態でも使うことが可能です。
「Apple Watch」の心電図は、標準搭載の「心電図」のアプリから利用できます。
「Apple Watch」で計測した心電図のデータは、iPhoneと接続された時に「ヘルスケア」のアプリに同期されます。
※心電図の測定に対応するのは、「Apple Watch」のSeries 4以降になります(SEは非対応)。
このように、Apple Watch単体でできることの1つに「心電図を測る」があります。
Apple Watch単体でできること19. 皮膚温を測る
30個目のApple Watchでできることは、「皮膚温を測る」です。
「Apple Watch」では、iPhoneなしの単体の状態でも皮膚温を測ることができます。
皮膚温の測定の機能は、「Apple Watch」がオフラインの状態でも使うことが可能です。
「Apple Watch」の皮膚温センサーが自動的に皮膚温を記録してくれるので、月経周期や排卵のタイミングを調べることができるようです。
※心電図の測定に対応するのは、「Apple Watch」のSeries 8以降とUltraになります(SEは非対応)。
このように、Apple Watchでできることの1つに「皮膚温を測る」があります。
▼「Apple Watch Series 9」はこちら
最後に
今回は、『「Apple Watch」単体でできること19選!iPhoneなしでどこまで?【2023】』についてご紹介しました。
このように、「Apple Watch」ではiPhoneなしの単体でも様々なことができるようになってきました。
また、2019年の「watchOS 6」から単体でApp Storeからアプリをインストールできるようになりましたし、ソフトウェアアップデートも単体できるようになりました。
「Apple Watch」は年々進歩しているので、今後はさらに単体でできることが増えていくでしょう。
果たして、「Apple Watch」はこれからどのような進化を遂げていくのか楽しみですね。