iPhoneのエミュレーター「Folium」で3DSを遊んでみた!aes_keysが必須
新しいiPhone用エミュレーターの「Folium (フォリウム)」が、App Storeに登場しました。
「Folium」は、ニンテンドー3DS、ニンテンドーDSなどに対応していて、App Storeの3DS対応エミュはこれが初となります。
そんなわけで今回は、「iPhoneのエミュレーターFoliumで3DSを遊んでみた」について見ていきましょう、
※エミュレーターの利用は合法ですが、ROMのダウンロードは著作権侵害になる場合があるので、ご利用は自己責任でお願いします。
iPhoneのエミュレーター「Folium」で3DSを遊んでみた
アプリを入手
まずは、App Storeから「Folium」のアプリを入手しましょう。
ダウンロード: Folium – App Store
このアプリは有料版のみの提供で、無料版はないようです。
※24年6月5日時点ではiPad版はありません。
まともに使えるか分からないので躊躇ったのですが、実験で購入してみました。
「Folium」をインストールしたら、起動しましょう。
aes_keysを設定
「Folium」でニンテンドー3DSのゲームを遊ぶためには、「aes_keys」を設定する必要があります。
ニンテンドー3DSのaes_keysを入手する方法は、各自で調べてください。
aes_keysを用意したら、iPhoneの「ファイル」のアプリに保存しておきます。
「それはどうやるんだい?」となるところですが、「iCloudドライブ」への保存は「iCloud.com」からできるほかに、Macから直接AirDropをして「ファイル」に保存することもできます。
iPhoneでテキストファイルを作成するには、「Pages」のアプリで「書き出し」→「標準テキスト」で行えます。
「Folium」の「aes_keys txt」を選択し、「Import」のボタンを押して、ファイルを選択します。
うまくいくと、「aes_keys」の項目が引っ込んで表示されなくなるので、設定完了となります。
ROMを読み込んでゲームを起動
ゲームを遊ぶ準備ができたので、あとはROMデータを入手して読み込むだけです。
ニンテンドー3DSのROMを入手する方法は、各自で調べてください。
※ROMのダウンロードは著作権侵害になる場合があるので、ご利用は自己責任でお願いします。
ROMを用意したら、iPhoneの「ファイル」のアプリに保存しておきます。
準備ができたら、「Folium」の画面右上の「+」のアイコンを押して、「Import」を選択します。
遊びたいゲームを選択します。
うまくいけば「Folium」のアプリに読み込まれるので、選択して起動します。
3DSの操作ボタン
操作ボタンは、十字キー、左スティック、A/B/X/Yボタン、L/R/ZR/ZLボタン、+/-ボタンとなっています。
左スティックは、十字キーの上に透明で重なっています。
3DSの下画面は、タッチで操作することもできます。
メニューのオプションはないみたいで、「どこでもセーブ」や「早送り」などは利用できないようです。
遊んでみた感想
「Folium」で3DSのゲームを遊んでみた感想は、正直微妙です。
音はバグっていますし、ちょいちょい処理落ちするので、「有料アプリでこれかよ」と買ったことを後悔しています。
これはiPhoneの性能不足が原因なのか、それともアプリの出来がクソなのかどうかは分かりません(端末は14 Pro Max)。
一応遊べるっちゃ遊べるのですが、操作性も悪いのであまりやる気になりません。
おそらく、このあとに無料でもっとクオリティの高い3DSエミュがApp Storeに出てくると思うので、それが出るのを待つほうがいいと思います。
私みたいにとりあえず実験で動かしてみたい人は、課金して買ってみるのもいいと思います。
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最後に
今回は、『iPhoneのエミュレーター「Folium」で3DSを遊んでみた!aes_keysが必須』についてご紹介しました。
このように、iPhoneの「Folium」で3DSのソフトを遊ぶには、aes_keysを用意しましょう。
果たして、今後App Storeにはどんなエミュレーターアプリが登場するのか、楽しみですね。