「PS5」の定価は7万9980円に!推移も紹介【2024年9月再再値上げ】

「PS5」の定価は、通常版が7万9,980円、デジタル・エディションが7万2,980円と、衝撃のプライスになりました(24年9月再再値上げ)。

2020年11月に、ソニーの家庭用ゲーム機「PlayStation 5 (プレイステーション・ファイブ)」が発売され、2022年9月の一度目の値上げで、両モデルともに5,500円高くなりました(参考: 一部の国・地域におけるPlayStation®5の希望小売価格改定に関するお知らせ – PlayStation.Blog 日本語)。

2023年11月に、薄型・軽量化した新型「PS5 (Slim)」の発売に合わせて二度目の値上げが行われ、通常版が約6,500円、デジタル・エディションが約1万,500円高くなりました(参考: 新デザインのPS5®をホリデーシーズンに向けて発表! ストレージは1TBに拡大し、Ultra HD Blu-rayディスクドライブが着脱可能に – PlayStation.Blog 日本語)。

2024年9月に、3度目の値上げが行われ、通常版、デジタル・エディションともに、1万3,000円高くなります。

これからPS5はどうなってしまうのか、これまでの定価の推移とともに考えていきましょう。

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「PS5」の定価は7万9980円に!推移も紹介【2024年9月再再値上げ】

「PS5」の定価推移

定価(税込)
24年9月以降
定価(税込)
23年11月
(新型 Slim)
定価(税込)
22年9月
定価(税込)
20年11月
PS5 通常版7万9,980円6万6,980円6万478円5万4,978円
PS5 デジタル・エディション7万2,980円5万9,980円4万9,478円4万3,978円
値上げ額+1万3,000円+6,500円
+1万,500円
+5,500円
合計値上げ額+2万5,000円
+2万9,000円
+1万2,000円
+1万6,000円
+5,500円

発売時の2020年11月は、通常版が5万4,978円、デジタル版が4万3,978円でした。

2022年9月に一度目の値上げが行われて、通常版が6万478円、デジタル版が4万9,478円になりました。

2023年11月に、新型の発売に合わせて二度目の値上げが行われ、通常版が6万6,980円、デジタル版が5万9,980円になりました。

2024年9月に、三度目の値上げが行われ、通常版が、7万9,980円、デジタル版が7万2,980円になります。

PS5の通常版は、発売時から約45%の値上げ、デジタル版は発売時から約65%の値上げとなります。

毎年値上げするシステム?

これまでの推移を確認すると、3年半で約2万5,000円、すなわち1年間に平均7,142円の値上げを行っていることが分かります。

このまま推移すると仮定すれば、2025年に8万7,122円、2026年に9万4,264円となります。

値上げ率が上昇していることを考慮した場合、さらに高くなる可能性もあります。

ちなみに、SIEは今回の値上げに関して、

昨今の世界的な経済情勢の変動などの厳しい外部環境を受け、当社ビジネスへの影響を踏まえ、このたびの決断にいたりました。

と言い訳しています(参考: 日本国内におけるPS5®および関連周辺機器の希望小売価格改定に関するお知らせ – PlayStation.Blog 日本語)。

PS5 Proはどうなっちゃうの?

新しいPS5 Proが、2024年内に発売される予想が出ています(参考: PS5 Pro(仮)、9月下旬に予約開始で11月末に発売?東京ゲームショウ2024で正式発表か(多根清史) – エキスパート – Yahoo!ニュース)。

気になるのが価格ですが、参考までに、PS4 Slimが税別2万9,980円で、PS4 Proが4万4,980円と、無印プラス1万5,000円でした。

これをこのまま当てはめるなら、PS5 Proは9万4,980円となりますが、絶対にそんな甘いことはないと思います。

おそらくプラス2万円の9万9980円、プラス2万5,000円の104,980円くらいは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

円高になれば値下げする?

楽観的な話としては、2024年7月から少し円高傾向で、1ドル160円台から8月は140円台へと、ドルが下がっています。

PS5のアメリカの販売価格は、発売時からずっと499.99ドルで値上げされていないため、単純計算では1ドル140円で6万9,998円、130円で6万4,998円、120円で5万9,998円となります。

このまま円高が進んでいけば、PS5が値下げされることになりますし、PS5 Proも、想定よりずっと安く販売される可能性もあります。

そう考えると、現在の7万9,980円が、最も高い時期となるため、今は買わずにスルーするのが賢い選択と言えそうです。

競合他社との比較

定価(税込)
ROG Ally X¥139,800
ASUS ROG Ally¥89,800〜
PS5 通常版 (新価格)¥79,980
PS5 デジタル・エディション (新価格)¥72,980
PS5 通常版 (旧価格)¥66,980
Steam Deck¥59,800〜
PS5 デジタル・エディション (旧価格)¥59,980
Xbox Series X¥59,978
Nintendo Switch 有機EL¥37,980
Xbox Series S¥37,978
Nintendo Switch¥32,978
Nintendo Switch Lite¥21,978

続いては、「競合他社との比較」について見ていきます。

「PS5 (Slim)」をゲーム機の競合他社である「Nintendo Switch」、「Xbox」、「Steam Deck」、「ASUS ROG Ally」と価格を比べてみました(23年10月11日時点)。

「PS5 (Slim) 通常版」の旧価格が約6.7万円、「Steam Deck 64GB」、「PS5 (Slim) デジタル・エディション」の旧価格、「Xbox Series X」が約6万円でほぼ同じ値段となっています。

「Steam Deck」は、「PS5」や「Xbox Series X」にはスペックが劣りますが携帯モードで遊べるのが魅力なので、好きな場所で遊びたい方には選択肢としてアリだと思います(参考: Steam Deck)。

さらに、「PS5」に迫るグラフィック性能と言われる「ASUS ROG Ally (エイスース アールオージー エイライ)」も人気を集めてきています(参考: グラフィック性能はPS5に迫る! 7型ゲーミングUMPC「ROG Ally」速攻レビュー – 価格.comマガジン)。

「ASUS ROG Ally」は下位モデルの「Ryzen Z1」が¥89,800、上位モデルの「Ryzen Z1 Extreme」が¥109,800となっていて、携帯モードで快適に遊びたい方にオススメになります。

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ディスプレイが良くなった(処理能力はSwtichと同じ)「Nintendo Switch 有機EL」と「Xbox Series S」が約3.8万円で、「Nintendo Switch」が約3.3万円となります。

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「Xbox Series S」は4Kには非対応なものの、「Xbox Series X」と同じゲームソフトが遊べるため、コストパフォーマンスが高い製品となっています。

携帯専用の「Nintendo Switch Lite」が約2.2万円で現行のゲームハードでは最も安価となっています。

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新型(Slim)「デジタル・エディション」のコスパが悪くなった?

2023年11月10日に発売される新型モデル(Slim)から、「PS5 通常版」と「PS5 デジタル・エディション」の価格差は¥7,000となっています。

値上げ前の旧型モデルでは価格差が¥11,000だったので、「PS5」を安く手に入れるために「デジタル・エディション」を選択する方法もアリでした。

「PS5 (Slim)」からはディスクドライブが着脱式になり、「Ultra HD Blu-rayディスクドライブ」も別売りのオプションで販売されています。

新型の「PS5 (Slim) デジタル・エディション」を買って後からドライブを追加することも可能ですが、ドライブの価格が¥11,980します。

これなら最初からドライブ付きの通常版を買った方が安く済むため、「デジタル・エディション」のポジションが微妙になってきます。

また、販売価格も発売時は¥43,978(税込)と安価でしたが、2023年11月の新型からは¥59,980と発売時から約¥16,000も値上げされました。

このことから、「デジタル・エディション」のコスパが以前より悪くなってしまいました

新型「PS5 (Slim) 通常版」の値上げ幅を考慮しても、「デジタル・エディション」は¥55,000くらいが妥当だったと思います。

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最後に

今回は、『「PS5」の定価は7万9980円に!推移も紹介【2024年9月再再値上げ】』についてご紹介しました。

このように、「PS5」の定価は、通常版が7万9,980円、デジタル・エディションが7万2,980円となります(24年9月値上げ)。

果たして、「PS5」はこれからどうなってしまうのか、目が離せませんね。

動画版はこちら: