【比較】ポータブルゲーミングPC5選!どれがおすすめ?【2024年9月】
最近密かな盛り上がりを見せているのが、ポータブルゲーミングPCです。
ポータブルゲーミングPCは、どこでもAAAタイトルのゲームが遊べることから、持ち運べるPS5的なポジションを確立しつつあります。
そこで今回は、最近キテいる「ポータブルゲーミングPC5選」について見ていきましょう。
【比較】ポータブルゲーミングPC5選!どれがおすすめ?【2024年9月】
1. ASUS ROG Ally X
ASUS ROG Ally X | |
画面 | 7インチ 1920×1080 120Hz |
CPU/GPU | Z1 Extreme 8.6TFLOPS |
RAM/ROM | 24GB 1TB |
バッテリー | 80Wh (21,621mAh) |
重さ | 678g |
価格 | 13万9,800円 |
1台目は、ASUSのROG Ally Xです。
ざっくりとスペックを確認すると、画面サイズは7インチ、解像度は1920×1080、リフレッシュレートは120Hz、CPUはAMD Ryzen Z1 Extreme プロセッサー、GPUはCPU内蔵のAMD Radeon グラフィックスで8.6TFLOPS、RAMは24GBでROMは1TB、バッテリー容量は80Wh(21,621mAh)、重さは678g、価格は13万9,800円、となります。
ROG Ally Xはいきなりの大本命で、ぶっちゃけこれを買っておけば間違いないです。
処理能力は8.6TFLOPSと高いですし、バッテリー容量も80Whと多いです。
この機種は2023年に発売されたROG Ally無印の後継モデルとして、無印のダメだったところ、バッテリー容量、RAM/ROM、ボタン操作、排熱問題などを、ほぼ全部直したものになるので、欠点の少ない最強のポータブルゲーミングPCへ仕上がっています。
実際に購入した人たちのレビューを見ても、致命的な欠点みたいなものはなく、まさに買ってヨシ!でしょう。
ただし、値段は13万9,800円と、なかなかするため、値段を抑えたい人は、あえて旧機種のROG Ally無印で妥協するのも選択肢としてはアリです。
ポータブルゲーミングPCはどれを買ったらいいか分からんと困っている方は、ASUS ROG Ally Xを選ぶのがオススメになります。
▼「ASUS ROG Ally X」はこちら
2. Valve Steam Deck OLED
Valve Steam Deck OLED | |
画面 | 7.4インチ 1280 x 800 90Hz |
CPU/GPU | Zen 2 4c/8t 8 RDNA 2 CU 1.6TFLOPS |
RAM/ROM | 16GB 512GB〜1TB |
バッテリー | 50Wh (13,513mAh) |
重さ | 640g |
価格 | 8万4,800円〜 |
2台目は、ValveのSteam Deck OLEDです。
ざっくりとスペックを確認すると、画面サイズは7.4インチ、解像度は1280×800、リフレッシュレートは90Hz、CPUはZen 2 4c/8t、GPUは8 RDNA 2 CUで1.6TFLOPS、RAMは16GBでROMは512GB〜1TB、バッテリー容量は50Wh(13,513mAh)、重さは640g、価格は8万4,800円〜、となります。
Steam Deck OLEDは、有機ELディスプレイを搭載していて、画面が綺麗なのがメリットです。
しかしながら、解像度は1280×800、リフレッシュレートは90Hzと他社よりも低いですし、性能も1.6TFLOPSと雑魚なので、最近のAAAタイトルはまともに動かないと思います。
実際に購入した人たちが少ないのか、レビューがあまり投稿されていないのも気になるところです。
処理の軽いゲームや、インディーゲーなどを中心に遊びたい人であれば向いていると思います。
▼「Valve Steam Deck OLED」はこちら
3. msi Claw A1M
msi Claw A1M | |
画面 | 7インチ 1920×1080 120Hz |
CPU/GPU | Ultra 7 155H 4.6TFLOPS |
RAM/ROM | 16GB 1TB |
バッテリー | 53Wh (14,324mAh) |
重さ | 675g |
価格 | 9万9,800円 |
3台目は、msiのClaw A1Mです。
ざっくりとスペックを確認すると、画面サイズは7インチ、解像度は1920×1080、リフレッシュレートは120Hz、CPUはインテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H、GPUはインテル Arc グラフィックスで4.6TFLOPS、RAMは16GBでROMは1TB、バッテリー容量は53Wh(14,324mAh)、重さは675g、価格は9万9,800円、となります。
msi Claw A1Mは、処理能力は4.6TFLOPSと、Z1 Extreme搭載機に比べると半分くらいの性能となります。
これでも一応最新のAAAは動くかもしれませんが、基本的に720p以下で30fpsでの動作が限界になってくると思います。
実際に購入した人たちのレビューを見ても、グラボ性能が貧弱、ROG Allyのほうが良い、などがあります。
あえて選択するメリットはないかもしれません。
▼「msi Claw A1M」はこちら
4. Lenovo Legion Go
Lenovo Legion Go | |
画面 | 8.8インチ 2560 x 1600 144Hz |
CPU/GPU | Z1 Extreme 8.6TFLOPS |
RAM/ROM | 16GB 512GB |
バッテリー | 49.2Wh (13,297mAh) |
重さ | 854g (タブレット+コントローラー) |
価格 | 13万4,860円 |
4台目は、LenovoのLegion Goです。
ざっくりとスペックを確認すると、画面サイズは8.8インチ、解像度は2560×1600、リフレッシュレートは144Hz、CPUはAMD Ryzen Z1 Extreme、GPUはAMD Radeon グラフィックスで8.6TFLOPS、RAMは16GBでROMは512GB、バッテリー容量は49.2Wh(13,297mAh)、重さはコントローラー接続時で854g、価格は13万4,860円、となります。
Lenovo Legion Goは、ASUS ROG Ally Xと同じZ1 Extremeを搭載しているため、処理能力は強いです。
Legion GoとROG Ally Xの大きな違いとして、Legion Goはコントローラーを着脱できる点があり、タブレットとして使うこともできます。
画面サイズも他社よりも大きい8.8インチなので、大画面のポータブルゲーミングPCが欲しい人にオススメです。
ただし、RAMとバッテリー容量はROG Ally Xのほうが優れているため、どちらか迷ったらROG Ally Xのほうをオススメします。
実際に購入した人たちのレビューとしては、性能は結構良い、Steamが手軽に遊べる、などがあります。
Lenovo Legion Goは、ポータブルゲーミングPCをコントローラーを外して使いたい人にオススメです。
▼「Lenovo Legion Go」はこちら
5. Acer Nitro Blaze 7
Acer Nitro Blaze 7 | |
画面 | 7インチ 1920×1080 144Hz |
CPU/GPU | 8840HS Radeon 780M 4.3TFLOPS |
RAM/ROM | 16GB 最大2TB |
バッテリー | 50Wh (13,513mAh) |
重さ | – |
価格 | 未定 |
5台目は、AcerのNitro Blaze 7です。
ざっくりとスペックを確認すると、画面サイズは7インチ、解像度は1920×1080、リフレッシュレートは144Hz、CPUはAMD Ryzen 7 8840HS プロセッサー、GPUはAMD Radeon 780M グラフィックスで4.3TFLOPS、RAMは16GBでROMは最大2TB、バッテリー容量は50Wh(13,513mAh)、重さは不明、価格は未定、となります。
Acer初のポータブルゲーミングPCとして注目されていますが、スペック的にはmsi Claw A1Mに近く、そこまでパワフルなマシンではないと思います。
価格の予想としては、msi Claw A1Mの9万9,800円に近くなり、ROMが2TBあるので、その分少し高くなると思います。
価格を比較
画面 | CPU/GPU | RAM/ROM | バッテリー | 価格 | |
ASUS ROG Ally X | 7インチ 1920×1080 120Hz | Z1 Extreme 8.6TFLOPS | 24GB 1TB | 80Wh (21,621mAh) | 13万9,800円 |
Valve Steam Deck OLED | 7.4インチ 1280 x 800 90Hz | Zen 2 4c/8t 8 RDNA 2 CU 1.6TFLOPS | 16GB 512GB〜1TB | 50Wh (13,513mAh) | 8万4,800円〜 |
msi Claw A1M | 7インチ 1920×1080 120Hz | Ultra 7 155H 4.6TFLOPS | 16GB 1TB | 53Wh (14,324mAh) | 9万9,800円 |
Lenovo Legion Go | 8.8インチ 2560 x 1600 144Hz | Z1 Extreme 8.6TFLOPS | 16GB 512GB | 49.2Wh (13,297mAh) | 13万4,860円 |
Acer Nitro Blaze 7 | 7 インチ 1920×1080 144Hz | 8840HS Radeon 780M 4.3TFLOPS | 16GB 最大2TB | 50Wh (13,513mAh) | 未定 |
価格を比較した結果、最も安いのがValve Steam Deck OLEDの8万4,800円〜、msi Claw A1Mの9万9,800円、そしてLenovo Legion Goの13万4,860円とASUS ROG Ally Xの13万9,800円と続きます。
おおむね性能に比例した値段設定となっていて、TFLOPS、RAM/ROM、バッテリー容量などが低ければ安く、高ければ高くなっています。
今回紹介した中では、ASUS ROG Ally Xが最も高くなっていますが、その分スペックも現行のポータブルゲーミングPCの中では最も優れているので、妥当だと思います。
値段が未発表のAcer Nitro Blaze 7ですが、性能から予想すると、msi Claw A1Mの9万9,800円に近い値段設定になると思います。
結論
結論としては、ASUS ROG Ally Xがオススメ、というか、現状ではこれ買っておけば間違いないレベルで人気も評価も高いため、ポータブルゲーミングPCはこれ一択のような状態です。
ROG Ally Xは、現状ではモバイル最強のZ1 Extremeが載っていますし、RAM 24GB、バッテリー80Whと、他社の機種と比べても群を抜いています。
ただし値段が13万9,800円するので、高すぎるという場合は、前モデルのROG Ally無印も販売中で、実はXと同じZ1 Extremeを搭載したモデルもあるため、穴場機種となっています。
もしも急ぎでないなら、すでにAMDから発表済みで2025年初頭に登場予定のZ2を搭載した新型を待つのがベストだと思います。
Z2では消費電力が改善されているようなので、バッテリー持続時間の増加に期待できます。
▼「ROG Ally X」はこちら
最後に
今回は、『【比較】ポータブルゲーミングPC5選!おすすめはこれ【2024年9月】』についてご紹介しました。
このように、ポータブルゲーミングPCには、ASUS ROG Ally X、Valve Steam Deck OLED、msi Claw A1M、Lenovo Legion Go、Acer Nitro Blaze 7などがあります。
皆さんも、あなたに合ったデバイスで、快適にゲームプレイを楽しみましょう。