【無人】テスラがロボタクシーを発表!サイバーキャブとロボバン【2026年開始】
テスラが無人の自動運転で動作するロボタクシーを発表しました。
今回発表されたのは、2人乗りのサイバーキャブと、20人まで乗れるロボバンの2種類です。
サイバーキャブは2026年の生産開始を目指しているようです。
テスラがロボタクシーを発表
ロボタクシーのサイバーキャブ
サイバーキャブは、運転席がないロボタクシー専用車両となっています。
フロントシートには、デカいモニターが置いてあるだけで、ハンドルはおろか、アクセルとブレーキすらないのでちょっと怖いです。
デザインはテスラのサイバートラックにちょっと似ていて、大きなタイヤとガルウィングが特徴的です。
後ろには荷物を入れるトランクもあります。
サイバーキャブの使い方は、事前にアプリで近くに呼び出し、車両がきたら乗るだけです。
目的地も事前にアプリで設定しておく仕様っぽくて、到着したら降りるだけでOKです。
ロボタクシーは3万ドル以下で2026年の発売を目指しているらしいです。
ちなみに、コストカットのためにLiDARは使わず、AIとカメラだけでFSD(完全自動運転)を実現しているようです。
と、ここまでSFのようなものを見せられましたが、ぶっちゃけPV詐欺の可能性もあるので、実際に発売されるまでは浮かれないようにしましょう。
20人乗りのロボバン
サイバーキャブとは別に、コンセプトとして20人乗りのロボバンも発表されました。
ロボバンも運転席がなく、車内には座席とモニターだけがあります。
20人乗りなので相乗りになると思いますが、アプリで近くまで呼び出すのか、バス停のような乗り降りする場所が決まっているのかどうかは不明です。
そもそも、どういった運用の仕方を想定しているのかも分かりません。
ロボバンの生産は未定のようです。
ロボタクシーはすでにある
サイバーキャブの発表で注目を集めているロボタクシーですが、実はすでにサービスが始まっています。
サンフランシスコではWaymoの無人タクシー事業が始まっていて、これはアプリに登録すれば誰でも利用できます。
このことを考慮すると、テスラのロボタクシー事業は実現可能なレベルであるとは思います。
あとは、サイバーキャブの生産がちゃんと2026年に始まるかどうか、という点が疑問で、これまでのテスラの動向から推測すると、おそらく1〜2年は後ろにズレると思います。
Waymoとテスラの無人タクシーの違いは、Waymoはジャガーの車を魔改造して自動運転車にしていることで、一から車両を作っているテスラよりも早くサービスを開始できました。
サイバーキャブは早くても2026年からの生産開始ですし、実際に普及するのは2030年とかにズレ込みそうなので、あまり期待せずに待つのがいいと思います。
ちなみに、テスラのロボタクシーの発表の後で、株価が9%下落しました(参考: テスラ、待望のロボタクシー発表も株価9%下落、なぜ?–「失望」か「現実売り」か – CNET Japan)。
最後に
今回は、『テスラが無人のロボタクシーを発表!サイバーキャブとロボバン【2026年開始】』についてご紹介しました。
このように、テスラからロボタクシーのサイバーキャブとロボバンが発表されています。
果たして、テスラのロボタクシーはいつ登場するのか、今後も注目ですね。