【オワコン】Apple Vision Proが生産終了?廉価モデルへ移行か
日本で6月に発売されたApple Vision Proですが、早くも生産終了の話が出てきました。
情報ソースはThe Informationで(参考: Apple Sharply Scales Back Production of Vision Pro — The Information)、Vision Proは年内に終了して廉価モデルの開発へシフトするとかなんとか言われています。
Apple Vision Proはどうしてこんなザマになっちまったのでしょうか。
【オワコン】Apple Vision Proが生産終了?廉価モデルへ移行か
年内に生産打ち切りか
Apple Vision Proは、2024年末までに現行モデルの生産を完全に終了し、その後は低価格ヘッドセットの開発に注力するらしいです。
その理由はもちろん、想定よりも売れなかったためです。
アメリカの発売が2024年2月だったので、わずか10ヶ月で終わったようです。
なぜ売れなかったのか
Apple Vision Proはなぜ売れなかったのかという疑問ですが、これはシンプルに高すぎたからだと思います。
販売価格はアメリカで3,499ドル〜、日本で599,800円〜と、誰が買うねんという値段設定で、せいぜい有名ユーチューバーがノリで買うくらいでした。
競合他社であるメタのQuest 3Sが48,400円〜であることを考えると、Vision Proの価格設定がいかに強気であるかが分かると思います。
もちろん、Vision Proは高いだけあってQuest 3Sよりも作りが上質で高性能なのですが、だからと言って魅力的なコンテンツが揃っているわけでもなく、わざわざ選ぶ人もあまりいなかったのではと思います。
そもそもVR/ARがオワコン?
値段以外の問題点としては、そもそもVR/AR自体がオワコンではないか、ということが考えられます。
2020年代はVR/ARの時代がくると、意識高い系のビジネス本でも散々言われていましたが、2024年になってもあんまり流行っていません。
むしろ早めにメタクエに手を出した層は、飽きて使わなくなってきている有様です。
VR/ARが抱えている問題点としては、酔う、重くて疲れる、起動がダルい、ながら使用できない、そもそも被るのがめんどくさい、といったものがあります。
結局のところ、スマホやタブレットのような、シュッと取り出してパッと使える機動力の高さには到底敵わないようです。
このことを考えると、安価なApple Visionが登場したところで、あまり普及しないのではないか、と思います。
▼「Meta Quest 3S」はこちら
最後に
今回は、『【オワコン】Apple Vision Proが生産終了?廉価モデルへ移行か』についてご紹介しました。
このように、Apple Vision Proは、2024年末までに現行モデルの生産を完全に終了し、その後は低価格ヘッドセットの開発に注力するらしいです。
果たして、Apple VisionやAR/VRは今後どうなっていくのか、注目ですね。