「Apple TV 4K」がDolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応!tvOS12より
「Apple TV 4K」がtvOS 12から新たに「Dolby Atmos (ドルビーアトモス)」に対応することが、WWDC’18で発表されました(参考: Apple、「Apple TV」でDolby Atmosをサポート)。
「ドルビーアトモス」は、ドルビーラボラトリーズ社が開発するサラウンドシステムで、「ドルビーデジタル」の後継規格となるものです。
従来の「ドルビーデジタル」と比較して「ドルビーアトモス」は、より正確に音の位置や移動を配置することが可能となり、まさに次世代のサラウンドシステムとなっているようです。
すでに「ドルビーアトモス」は動画配信サービスの「Netflix (ネットフリックス)」で採用されていますが、今後はiTunes Storeの映画も続々と「ドルビーアトモス」に対応するようです。
そしてもちろん、購入済みのiTunes映画が「ドルビーアトモス」に対応した際は、自動的に対応アップデートされるとのこと。
Apple TV 4KがDolby Atmosに対応
「Dolby Atmos (ドルビーアトモス)」は2012年頃から映画作品への採用が始まり、それ以降は「ドルビーアトモス」に対応する劇場も続々と増えていきました。
今では「ドルビーアトモス」は、Ultra HD Blu-ray、Netflixなど、家庭向けのプラットフォームにも続々と対応が進んでいます。
そして今回、「Apple TV 4K」と「iTunes Movies」においても「ドルビーアトモス」の対応が決まったことからも、今後はより「ドルビーアトモス」が普及することに期待されます。
アップルは、WWDC’18において「iTunesは4K HDR映画の最大のコレクション (iTunes, Largest Collection of 4K HDR movies)」と自称していたことからも、今後はより4K HDR・Dolby VisionやDolby Atmosに対応するラインナップの充実に力を入れていくのだと思われます。
次世代の映像規格として、「4K HDR」や「Dolby Vision」ばかりが注目されがちですが、今後は次世代の音響規格である「Dolby Atmos」にも注目ですね。
▼Dolby Atmos対応のサウンドバーはこちら
最後に
今回は、『「Apple TV 4K」がDolby Atmos(ドルビーアトモス)に対応!tvOS12より』についてご紹介しました。
「Dolby Atmos (ドルビーアトモス)」に対応する「tvOS 12」は、2018年秋に配信開始予定で、開発者向けのベータ版はすでに利用可能になっているようです。
このように、「iTunes Movies」は常にアップデートを繰り返して進化していて、まさに次世代のDVD・Blu-ray規格と呼ぶことができそうです。
皆さんも「Apple TV 4K」のiTunes Moviesで、「4K HDR」や「4K Dolby Vision」、「Dolby Atmos」に対応したコンテンツを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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