レジに「Suica」を導入する費用はいくらかかるの?調べてみた!
Apple Payがスタートしたことで、今再注目されている電子マネーが「Suica (スイカ)」です。
iPhone7とSuicaの相性は抜群で、財布から小銭を取り出すことなく、スピーディーな決済を実現してくれます。今回のApple Pay開始により、例えば個人でお店をやっている方も、店にSuica決済を導入して使えるようにしたいと思った方は多いはずです。
そこで今回はゼロからSuicaを導入するための方法と、それにかかるコストをご紹介します。
スイカの決済端末の導入方法とコスト
まず「Suica」のような交通系マネーを導入するためには、提携している業者から端末等を仕入れる必要があるみたいです。そして利用に際して手数料を払う必要があるとのことです。
IBJL東芝リース株式会社では電子マネーの導入を行なっているようですが、審査や契約などの面倒な手続きを経る必要があるみたいです。そして導入費用は公開されていないので、問い合わせた店舗によって異なる可能性があります。(参考: IBJL東芝リース株式会社)。
もっと良い方法はないの?
一応電子決済サービスを提供している業者自体はたくさんあるのですが、そもそもどれも不恰好な端末ばかりで残念です。どうせなら90年代のパソコンみたいなレジより、今風のシンプルでかっこいいレジがいいですよね。
そこで見つけたのがiPadをレジにできるPOSレジアプリというものです。このPOSレジアプリは、すでにお持ちのiPadをそのままレジにすることができるので、高価な割に不恰好なレジを買う必要はありません。
iPad自体も、今は最新モデルが3万円台で売られているので旧式のレジを買うよりもずっとお得かつおしゃれでしかもスマートなのです。
スイカに対応したPOSレジアプリがおすすめ
「POSレジアプリ」を提供している業者はたくさんあるのですが、Suicaなどの電子マネーに対応したものは限られてきます。一番有名な「Square」もNFC Type ABのApple Pay対応端末を出していますが、日本のフェリカ系はスルーして対応していません。そこでSuicaに対応したPOSレジアプリをいくつか見つけたのでご紹介します。
Airレジ
Airレジはリクルートが提供するPOSレジアプリです。「Airペイメント」という自社端末と組み合わせることで、電子マネーとクレジットカードに対応することができます。
Airレジの導入コストは、アプリ自体の価格が無料で、Airペイメント端末の価格が¥19,800。そしてSuicaで決済するごとに3.24%の手数料が必要ですが、月額利用料等は無料。同業他社のサービスでは、ほぼ確実に月額使用料金が発生するのでAirレジはベターな選択と言えそうです。
※追記: Airペイは2017年4月よりApple Payに対応するそうです!(参考: Airペイ)。Airペイを使えば、月額費無料で「Suica」を導入することが可能です。導入にかかる費用は、決済端末代金の¥19,800のみです。あとはiPadを用意することと、決済ごとに3.24%の手数料を支払うのみです。
ウェブサイト: Airペイメント – Airレジ
EMPATHY
EMPATHYは交通系電子マネーに完全対応したPOSレジアプリです。ただし端末はWindowsをベースにした独自のものを使っているので自分のiPadを使うことはできません。価格もウェブサイトに記載されていないので不明です。
ウェブサイト: EMPATHY
PAYGATE Air
PAYGATE AirはiPadで使えるPOSレジアプリに対応しています。Suicaにも完全対応してよさげですが、端末代などの値段は一般公表されていないので不明です。
ウェブサイト: PAYGATE Air
PokePos
PokePosはクレジットカードと交通系ICカードに対応しています。端末代は6万円程度とお高め。気になるのが最終更新が15年の6月で止まっていることです。
ウェブサイト: PokePos
最後に
今回は。『レジに「Suica」を導入する費用はいくらかかるの?調べてみた!』についてご紹介しました。
Suica決済の導入というのは案外面倒なようです。SquareがFeliCa端末に対応してくれれば話が早いのですが、そうもいかないようですね。
現状POSレジアプリとして最も完成度が高いのが「Airレジ」です。やはり全ての値段情報を公開しているリクルートの「Airレジ」が非接触のICに対応した端末を出してくれることがベストな選択になりそうです。リクルートさん、よろしくお願いします。
※追記: Airペイは2017年4月よりApple Payに対応するそうです!(参考: Airペイ)