「Apple TV」にPS4のコントローラーを接続して使う方法!tvOS13より
2019年秋に提供される「tvOS 13」より、Apple TVでPS4のコントローラー(DUALSHOCK 4)が利用できるようになります。
これまでもMFiコントローラーをApple TVに接続してゲームをプレイすることもできましたが、tvOS 13からはPS4コントローラーも使えるようになります。
そんな中、「Apple TVにPS4コントローラーをどうやって接続するの?」、「Apple TVでのPS4コントローラーの使い勝手は?」と気になっている方もいると思います。
そこで今回は、「Apple TVにPS4コントローラーを接続する方法」について見ていきましょう。
(本記事の内容は、tvOS 13 Public Betaのものになります。)
Apple TVにPS4のコントローラーを接続して使う方法
では、実際に「Apple TVにPS4のコントローラーを接続して使う方法」について見ていきましょう。
はじめに、PS4のコントローラーとApple TVをBluetoothで接続する必要があります。
(今回はソニー純正の「DUALSHOCK 4」で試しましたが、サードパーティの互換コントローラーが使えるかどうかは不明です。)
▲まずは、Apple TVのホーム画面から、「設定」を開きましょう。
▲「設定」を開いたら、「リモコンとデバイス」を開きます。
▲「リモコンとデバイス」を開いたら、「Bluetooth」を開きます。
▲「Bluetooth」を開いたら、PS4のコントローラー(DUALSHOCK 4)をペアリングモードにします。
ペアリングモードは、PS4コントローラーの「PSボタン」と「SHAREボタン」を同時に長押しすることで実行できます。
PS4コントローラーがペアリングモードになると、コントローラーのランプが点滅します。
▲PS4コントローラーがペアリングモードになったら、Apple TVのBluetoothの画面から「DUALSHOCK 4 Wireless Controller」を選択しましょう。
▲「DUALSHOCK 4 Wireless Controller」を選択して接続に成功すると、Apple TVの右上に「コントローラー接続済み」のポップが表示されます。
これで、Apple TVにPS4コントローラーが接続されて使えるようになります。
▼PS4のコントローラーはこちら
Apple TVのPS4コントローラーのキー配置
では次は、「Apple TVのPS4コントローラーのキー配置」について見ていきましょう。
Apple TVにおけるPS4コントローラーのキー配置は以下のようになっています。
- × … Aボタン / 決定
- ◯ … Bボタン / 戻る・キャンセル
- □ … Xボタン
- △ … Yボタン
- OPTIONSボタン … NEMUボタン(戻るの機能はない)
- PSボタン … コントロールセンター、長押しでホーム画面、2回押しでマルチタスク
- 方向キー … 方向キー
- 左右スティック … 左右スティック
- L/Rボタン … L/Rボタン
- L/Rトリガー … L/Rトリガー
- SHAREボタン、タッチパッド、L3/R3 … 配置なし
このように、ほとんどのキー配置はそのまま使えるのですが、×/◯/□/△ボタンがゲーム側ではA/B/X/Yで表記されるので慣れが必要です。
※追記19.9.26: Apple Arcadeのゲームは×/◯/□/△表記に対応していました。
また、国際標準である×で決定、◯でキャンセルのキー配置が強制されるため、◯で決定、×でキャンセルに慣れている日本人ユーザーには慣れが必要になります。
細かい点を見ていくと、「PSボタン」は1回押すとコントロールパネルが開いてユーザーの切り替えやスリープの操作ができ、長押しするとホーム画面に戻り、2回押すとマルチタスクモードになります。
また、Apple TVがスリープの状態からペアリング済みのPS4コントローラーの「PSボタン」を押すと、Apple TVの電源がオンになります。
PS4コントローラーの電源は、Apple TVでスリープの操作をした際に連動してオフになります。
ちなみに、SHAREボタン、タッチパッド、L3/R3にはキーが割り当てられてないので、押しても何も起こりませんでした。
Apple TVのPS4コントローラーの使い勝手は?
では、「Apple TVのPS4コントローラーの使い勝手はどうなのか」という疑問ですが、これは結構快適であると思いました。
もともとPS4コントローラーを使い慣れていることも関係していると思いますが、Apple TVのゲームがよりゲームらしく遊べるようになった印象です。
ただ、×で決定、◯がキャンセルのキー配置には慣れが必要になるので、最初は気持ち悪さを感じるかもしれません。
また、ゲーム内ではA/B/X/Yで表記されるものを、脳内で×/◯/□/△に置き換える作業も必要なので若干面倒です。
※追記19.9.26: Apple Arcadeのゲームは×/◯/□/△表記に対応していました。
どうしてもA/B/X/Y表記が気になる方は、Xbox OneのコントローラーやMFiコントローラーを使った方がいいかもしれません。
▼「Apple TV 4K」はこちら
最後に
今回は、『Apple TVにPS4のコントローラーを接続して使う方法!tvOS13より』についてご紹介しました。
このように、Apple TVの設定からBluetooth接続することで、PS4のコントローラーを使えるようになります。
すでにPS4を持っている方は、そのまま「DUALSHOCK 4」をApple TVにも使い回すことができますし、持っていない方もSteelSeriesなどのMFiコントローラーよりも安価で購入できるのでアリだと思います。
ただし、ゲーム側のキーの表示がA/B/X/Yでややこしいため慣れが必要です。
※追記19.9.26: Apple Arcadeのゲームは×/◯/□/△表記に対応していました。
また、せっかくPS4コントローラーにはタッチパッドが付いているのですが、Apple TVにはキーが割り当てられていなかったのは惜しい点です。
皆さんも、Apple TVにPS4コントローラーを接続してゲームをプレイしてみてはいかがでしょうか。